『もりのなか』②―モノクロームなのにカラー?!
『もりのなか』は、日本で翻訳されたのが1963年というのもあり、絵本学に関する書籍では比較的多く取り上げられています。また、日本にこの絵本を持ち込んだ福音館書店の編集者、松居直さんも、自身の著書で度々取り上げています。ここからは、それらの文献を引用しながら、今までの絵本学で語られてきた『もりのなか』を追い、自分たちの読み取りも同時に語っていくスタイルに。
構造や色彩のはなしマヨ:この絵本のレビューとか見てるとさ、「モノクロ絵本やのにちいさいときこの絵本カラーやと思ってました