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WHILL体験記~東京ディズニーシー③~

WHILLサポーターのMayuです。
この記事は、こちらの記事の続きです。


ソアリン ファンタスティック・フライト

さて、いよいよアトラクションに挑戦します。以前来た時には乗らなかったアトラクションで、今回どうしても乗りたかったのが、大人気アトラクションの「ソアリン ファンタスティック・フライト」。

ゲストは、空を飛ぶ、という夢を追い続けた女性「カメリア・ファルコ」の生誕100年を記念した特別展を来訪する、という設定になっています。その特別展のハイライトとなるのが、ゲスト自身が空を飛ぶ体験が出来る「ドリーム・フライヤー」に乗ること。シーのアトラクションの中でも人気が高く、土日祝日は200分待ちになることも。

お天気は良かったものの冬場ということもあり、母の体力も考えてパーク入場直後に専用アプリからプレミアム・アクセス(有料の優先入場チケットのようなもの)の予約を取りました。
予約した時間に行ってみると、平日とはいえ長蛇の列。アプリで見ると80分待ちとの表示。取り敢えずエントランスのプレミアム・アクセス入り口に向かいます。
するとキャストの方がすぐにWHILLに気付いてくださり「プレミアム・アクセスですか?入場されますか?」と聞いてくださいました。プレミアム・アクセス利用であること、WHILLに乗ったまま利用したいと申し出ると、高所でのアトラクションなので、緊急時の対応は可能か、などのヒアリングがあり、問題ないと判断されると入場可能となります。「では、そのままこちらにお進みください」と、通常とは別のルートを案内されました。WHILLに乗ったまま建物に沿った細い通路を進むと、エレベーターホールが!しかも、本当の博物館みたいな荘厳さ!アトラクションの雰囲気壊さず、こういった設備でも手を抜かないところが、さすがディズニー・・と感心。

エレベーターを降りるとキャストの方が、入場を案内してくれます。ソアリンは、ライドに乗る前にプレショーという説明動画を鑑賞する時間があるのですが、そのプレショーの部屋に直ぐに案内されます。しかも最前列のど真ん中!カメリアさんのお話を間近で聞くことが出来ました。

カメリアさんのお話が終わると、いよいよドリーム・フライヤー(ライド)に乗り込みます。WHILLは指定された場所にロックを掛けて停め、WHILLに一番近い座席に乗りました。母がシートベルトを締めるのに手こずっていると、隣の席の男性がすっと手伝ってくださいました(感激!)。

ソアリンは、空から世界中を飛び回るアトラクションです。草原を渡る風や草のにおい、水しぶき、音など、臨場感あふれる映像と、ライドの昇降で、本当に空を飛んでいるような爽快感があります。母は「わ、すごい!」「あ、ここは行ったことがある!」「きれい!」と大興奮。約5分間という短いフライトでしたが、世界中を旅してきた母にとってはとても楽しい体験となったようでした。

プレミアム・アクセスは、入場がショートカットになるので、待ち時間は殆どなく入れますが、Qラインという待機列を通らないため、Qラインに配置された装飾や展示物を楽しむことは出来ません。それはちょっと残念でもあります。プレミアム・アクセスは同伴者の体力や状況に合わせて利用すると良いなと思いました。

ソアリンはテンションが上がっていたので、気が付いたら写真を1枚も撮っていませんでした。失敗、失敗・・・。

シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ

もう1つくらい、何かアトラクションを・・と考えて、アプリで待ち時間が短そうなものを探してみたところ、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」の待ち時間が5分、となっていたため、行ってみることにしました。派手なアトラクションではありませんが、ゆったり船に乗って周れること、そして個人的には流れている楽曲が好きなこと、そして何より待ち時間が少ないことが有難いです。

ロストリバーデルタを通り抜ける最中、人気のインディ・ジョーンズ・アドベンチャーの前に人が沢山いることに気が付きました。エントラス前のキャストが、ライドの点検中で臨時で運転が停止しているとの説明をしていました。これを目当てにきたゲストはちょっとがっかりした様子。私たちはその混雑を抜けてアラビアンコーストへ向かいます。

シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジのエントランスでも、WHILLをいち早く発見したキャストがすぐに来てくださり、「入られますか?」と聞いてくれました。ここでも安全確認ヒアリング・非常時の注意事項と、乗り方(ライドのすぐ近くまでWHILLで進み、ライドには専用の車椅子に乗り換えて乗船する方法と、WHILLを外の駐輪場に置いて普通に入場する方法)を聞かれます。母は杖があれば歩けるので、WHILLは駐輪場にロックをかけて停車し(ベビーカーも沢山並んでいました)、通常の入り口から入りました。

杖をつきながら並んでいると、また別のキャストが近寄ってきてくれて「あまり歩かず出口に出られるお席を案内しますね」とのこと。すぐに順番がきて、船の一番後ろの席に案内されました。

このアトラクションは、激しい揺れや昇降などもないので、高齢者でも安心してアラビアンナイトの世界を楽しむことが出来ます。
「シンドバッドの話、知っているの?」「もちろん。子供の時に絵本で読んだ。」シンドバッドの冒険は、そんなに昔(失礼!)からあるんだと感心しました(後で調べたところによると、シンドバッドが出てくる千夜一夜物語は1704年の出版だそう)。
冒険の旅を無事に終えて帰ってくると、待機していたキャストの方が「皆さんとは反対側から降りてくださいね」とガイドしてくださいました。一番後ろの席からエントランス側のデッキに降りると、ここにも秘密(?)の通路が!そこを出ると目の前が駐輪場。最短距離でWHILLに乗ることが出来ました。

アラビアンコーストは異国情緒いっぱい

さて、そろそろ日も陰ってきたので、他のエリアを散策しながらゆっくりとパークの出口に向かいます。もともと日帰りでしたので、夜のショーなどは次回のお楽しみにしよう、と決めていました。「今度はスチーマーラインでパーク内を一周したいね」と歩きながら声を掛けたら、「ジェットコースターに乗ってもいいのよ。」と笑顔。ジェットコースターが苦手な私の方がびっくりしました。今度来るときは、レイジングスピリッツに乗ることになるかもしれません・・・・

WHILLがあればディズニーリゾートは最強!

帰りもリゾートライン→リゾートクルーザーでホテルに戻りました。行きと同様、そこかしこで必ずキャストの方が声を掛けてくださるので、安心して移動が出来ました。
ホテルに戻って、フロントに向かう途中で、ホテルマンの方がすぐにWHILLを見つけて「ご返却ですか、ご案内します」と案内してくださいました。最後にアトリウムで写真を撮っていると、「お二人で撮りましょうか?」と声を掛けてくだり、パチリ。最初から最後まで本当にきめ細やかに対応してくださって感動しました。「今度はゆっくり泊まりに来たいね!」と母も嬉しそうでした。

恥ずかしいので顔出し無しですみません

今回、ディズニーリゾートを周ってみて気が付いたのは、ホテル、バス、電車、パーク内、とすべての施設で、最大級の配慮をして頂けたなということでした。どこに行っても、WHILLを見て必ず「何かお手伝い致しますか?」と声を掛けてくださいます。施設自体も、どこへ行ってもバリアフリー。アトラクションだけでなく、移動に不安を感じることは全くありませんでした。また今回お借りしたWHILLはModel C2というガッシリしたタイプ。路面をしっかり捉えて走行してくれますし、母いわく「長時間座っていても疲れにくかった」そうです。
パークの中でも車椅子の方は思ったより多くいらっしゃる印象がありましたが、その中でもWHILLは目立つようで、何度か「グランニッコーだって。ホテルで借りられるの?」(車体にグランニッコーのロゴが入っているので)という声を聞きました。子供が「カッコイイ~」とすれ違いざまに振り返ったりして、ちょっと嬉しかったです。

ふかや花園 プレミアム・アウトレットでも感じましたが、WHILLがあると本当に夢が広がるな、と思いました。母も「もうこんなところには二度と行けないと思っていたので嬉しい」と連発していました。
ホスピタリティ溢れるディズニーリゾートxWHILL。これは最強の組み合わせかも知れません。






いよいよゲートを抜けて、ディズニーシーへ!
→次回に続きます。

https://note.com/mayu001/n/n647f0a47cdae


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