帰宅中にふと思い出したことを書きます。

理不尽な理由でお叱りを受けたことは、誰しも一度や二度はあると思います。

私は文句やクレームを言われやすいタイプなのか、理不尽な理由でお叱りを受けることが多々あります。
私は人間サンドバッグでもないし、見た目ほど打たれ強いわけでもない(寧ろ、豆腐メンタル)ので、そこそこ落ち込みます。

過去に勤めた会社のボス(気分屋)から「お前には色々と文句を言いやすいから、お前には言う」って言われたことがあります。部下に対して『お前』呼びなのも、『文句を言いやすい』という理由だけで私にだけ言うのも、今となってはパワハラでは？…と思うのですが。

私、『イヤなことでもマユに言うのはOK』みたいな空気を纏ってるのかもしれません。

記憶にある中で(尚且つ、公表できる範囲で)最も理不尽な理由でお叱りを受けた話を書きます。

『私が異性にモテない』という理由で、友達だと信じてた人にぶちギレされました。

これだけではワケが分からないと思います。
ぶちギレされた張本人の私ですら、今もよく分かりません(^o^;)

元号が平成だった頃の話です。
今となっては考えられませんが、大人数(30人以上)の飲み会に参加しました。何の繋がりで飲み会に参加したかは覚えてませんが。

参加者に知ってる人があまり居なかったのですが、人見知りな私でも楽しく過ごせた…という記憶があります。
飲み会開始時点では、私の左隣は空席でした。
乾杯後に、一人の女性(以下、Aさん)がその空席に着席。
初対面でしたが、隣同士ということもあり、色々とお喋りしました。

その時の飲み会が切っ掛けで、Aさんとランチに行ったり、日帰りで温泉に行ったり…と、友人として楽しく過ごしてました。

Aさんは、私より年上の子持ちの既婚者でした。
旦那様は単身赴任中で、子育ては一段落したので、外に出る余裕ができた…みたいなことを言ってました。

知り合った切っ掛けが飲み会なので、二人ともお酒が大好きです。週末にお酒を飲みに行くこともありました。

Aさんは会う度に「彼氏とか男友達を連れてきてよ。一緒に飲もうよ」と言ってたのですが、スルーしてました。彼氏も男友達もいないから、スルーするしかありませんでした。

その『男紹介しろ』要求が数ヶ月続いたのですが、ある時「出会い系サイトで誰か見付けて。そして、その人を私に紹介してよ」と言われました。
この『紹介』は、『男性をAさんに差し出す』ことです。
つまり、『鵜飼い』です(笑)。
そんなに男性と知り合いたいなら、Aさんが出会い系サイトを利用すればいいのに…。

「出会い系サイトには興味ないし、二人で楽しく飲みませんか？」とAさんに伝えました。
本当に出会い系サイトに興味が無いので。
やったところで見付かるとも思えません。やるだけ無駄です。

それに対するAさんの反応は、私の予想の遥か斜め上を越えました。

「アンタの男を奪おうと思って近付いたのに、男が居ないどころか一切モテないなんて、どういうことよ！　何なのよ！　ふざけないでよ！」

怒鳴られました。

異性にモテないことで、怒鳴られるとは思いませんでした。
しかも、マジギレ。

もはや自慢できるレベルですが、本当に人間の男性にはモテません。
犬には好かれますが。

後日、Aさんのことを知ってる知人にマジギレされたことを話したら、「あの人、女の子に友達になろうって近付いて、その人の彼氏や旦那さんを寝取ることで有名なんだよね」とゲラゲラ笑いながら話してくれました。
その知人、私には盗られるモノ(彼氏や夫)が無いから、普通に友達付き合いができると思って、何も言わなかったそうです。

その後、Aさんとの付き合いは無くなりました。
一緒に居て楽しかったし、Aさんのことを悪い人だとは感じませんでした。
私には寝取られる彼氏も夫も居ないとは言え、私の大切な人を奪う目的で近付いたことを知って、以前のような友達付き合いをしたいと思わなくなったからです。

Aさんも私から何も奪えないと分かったので、私は不要と判断したみたいです。

Aさんと知り合った切っ掛けの飲み会は相当な人数が参加していたこともあり、私がAさんの『餌食』になったことは知れ渡っていたそうです。その界隈で軽く話題になってたらしいです。
皆、「マユはモテないから、大丈夫」と思い、静観してたとか。
どんな太鼓判を押されてるんだ、私…。