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老化の原因について考えた件

「年寄りだから、覚えられない」
ここ3週間、頻繁に耳にした言葉です。

これを言ったのは、68歳の人。

ご本人には失礼ですが、私、その方(以下、G氏)が本当に68歳なのか疑ってます。総入れ歯だし、歩き方もヨボヨボだし。
英会話のクラスメートの86歳の人(以下、ドクター)よりも老けて見えます。
G氏が68歳だと言うので、ここではそういうことにしておきます。

何故G氏が実年齢よりも20歳近くも上に見えたんでしょうか?
若い頃からの食生活を含めた生活習慣や遺伝的な要因等、色々あると思います。

ですが、私が思う大きな理由は、冒頭の言葉だと思ってます。
G氏とは2~3回しか会ってませんが、「年寄りだから、覚えられない」や「年寄りだから、分からない」を数えきれないほど聞きました。

86歳のドクターとは、5年の付き合い(と、言っても、週に一回の英会話クラスで会うだけ)ですが、「年寄りだから、覚えられない」という言葉を一度も聞いたことがありません。学ぶ意欲を失う気配すらありません。
「若い頃に比べて、覚えるスピードが遅くなった」と言うのを、数回聞いたくらいてす。
ドクターは英会話クラスにも通いつつ、ドイツ語クラスにも通ってるそうです。カルテをドイツ語で書いてたと見てます😁

色んな要因があるとはいえ、いくつになっても学び続けることができるか否かは、アンチエイジングとは無関係では無さそうです。
学び続けるということは、脳を刺激することなので。

本当に失礼なんですが、G氏はお世辞にも教養があるとは言えません。最大限に良い言い方をしたくても…ちょっと無理です。私の語彙力では、適切な言葉が見当たりません。
『勉強』とか『学習』という言葉を知らないのでは?…と思うくらいです。
年齢を理由に『学ぶ』ことを拒否してるような印象を受けました。勉強のメリットを知らないのかもしれません。

私自身、勉強して資格取ったりしたことで、昇給したり、仕事のオファーをもらったこともあるので、勉強のメリットを実感してます。いくつになっても勉強することで、得られるモノがあることを知れば、新しいこと(知識、技術)に触れる気になるのではないかと思います。

ドクターは語学の勉強以外にも、ネットで海外ニュースをチェックしたり、医学関連の文献や論文(勿論、英文)を読んだり…と、日頃から頭を使う生活を送ってるそうです。ご隠居さんですが、医学関連の最新情報を追われてるそうです。
英会話クラスでは、私のクダラナイ話にも興味を持って聞いてくれます。
正に『賢者は愚者からも学ぶ』の姿勢です。

『愚者は賢者からも学ばない』と言いますが、G氏はその典型です。
喫煙マナーも1970年代からアップデートされてません。信じられないことに、所構わず喫煙されます。もっと信じられないことに、1日に3箱くらい吸うそうです。医師からは禁煙を奨められてるそうですが。
現代の日本で、所構わず喫煙する人が存在すること自体が信じられません。
他にも色々とアップデートされてないようてすが。

年齢を理由に自分自身のアップデートを拒むことで、老化の進行が早まると思いました。
(あと、G氏がヘビースモーカーで、ドクターがノンスモーカーなのも、老化の進行と無関係では無いと思います)

読んでないのですが、このネタを書いていて、下記のタイトルの本があることを思い出しました。

カバー写真と内容は無関係ですm(._.)m

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