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HiHi Jetsの魅力を他担ががっつり考えてみた~高校生の日常で、ギラつく王道アイドルで~

スト担の私がHiHi Jetsを「おもしろい」と思う。ビジュアルで言えば美 少年の方が好きなのだけど、それでもおもしろくてYouTubeも見てしまうのだから、本気を出してその魅力を考えてみた。

それは、ギラつきを見せ始めたパフォーマンスと、高いトークスキルに基づきながら「男子高校生の日常」を感じさせるところにあるのではないかと思う。

○HiHi Jetsとは

HiHI Jets(ハイハイジェッツ)とは、ジャニーズ事務所所属、ジャニーズJr.の5人組アイドルユニットである。


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左から、作間龍斗、井上瑞稀、高橋優斗、橋本涼、猪狩蒼弥。

現役高校生メンバー2人を含む、平均年齢19歳のグループだ。計算してみて、「もうHiHi平均年齢今年で20歳か…!!」って思った。ちなみに、作間と猪狩が17歳で、最年長は髙橋優斗である。

○HiHi Jetsのグループとしての魅力

HiHiの魅力を考えてみた。いろいろあるけど、まとめるとこんな感じだろうか。

*バラバラなメンバーがキャラ立ちに貪欲
*「何かしてくれそう」感があり、爆発力を秘めている気がする
*ワチャワチャ感
*実はマジメ

「気がする」と思わせる、というのはつまり、可能性を感じさせる、ということだから、結構大きい。このあたりは、ある意味SixTONESとの類似性も高くて、親和性が高いと言われる理由かもしれない。

同世代にキラキラ王道の美 少年がいる分、その差別化も、本人たちは意識しているだろう。断っておくが、本人たちのプライベートを私は知らないし、知るつもりはないので、あくまでパフォーマンスから受ける印象で書いていく。

1つ、重要なことは、HiHi Jetsが掲げる3つの超具体的な目標に、「デビューする」が含まれていないことだと思っている。

○魅せ方のうまいHiHi Jets

「魅せ方」にはいろんな考え方がある。ダンススキルならTravis Japanは事務所内でもトップクラスと言えるし、シンクロダンスの魅せ方ならとても強い。担当だから、ひいき目もあるかもしれないが、SixTONESも粗削りながら、魅せ方をよく知っているグループだと思う。ジャニーズ以外でも、エンターテイメントに生きる人たちは、それぞれが最も生きる「魅せ方」を日々研究している。いわゆる「自己プロデュース」。

だから、ここで言う「魅せ方」は、決してスキルとかうまさとか言う話ではない。

HiHiは、ダンススキルにせよ、演出にせよ、YouTubeでの企画にせよ、まだまだ伸びていく可能性を感じさせるのはもちろんだが、同世代では断トツに「HiHi Jetsの空気にする」のがうまい。煽りのうまさもあるかもしれない。声が大きいだけだ、と言われたらそれまでかもしれない。

だが、空気を作れるグループは強い。

少クラのパフォーマンスを見ていて、「あ、コレ今幅広げるのに挑んでるな」と感じるときがある。これはもちろんほかのグループでもあるが、HiHiのチャレンジの1歩幅は結構大きくて、わかりやすい。「今日はかっこいいテイストだな」という雰囲気ではなく、「今日チャレンジしたな」が感想でくる、って、結構なチャレンジだと思う。

「攻守」を迫られる場面で、全力で「攻」を選んでいる。時々やらかすけど(Twitterでの炎上トレンド入りとか)、そこから学んで攻めて許されるラインを測っている。「とっとと失敗して成長する攻め」を貫く姿勢は、わかりやすいし、魅力的だ。魅せ方の幅を広げていく模索が、わかりやすくて、ギラついている。

○メンバーから見る魅力

HiHi Jetsの武器はローラースケート。グループとしてのわかりやすいアイコンと、ローラーから生まれる疾走感・ちょっと身長含めすべてが大きく見える感じは、間違いなく武器だけど、最大の武器はメンバーだ。HiHi Jetsは、バランスがいい。

本当に、他担から見えた話なので、該当担がもし不快に感じたら申し訳ない。間違いがあれば教えてほしい。

1 猪狩蒼弥と髙橋優斗が作る空気

 HiHiは、「みんなで1位になろう」というより、「それぞれが武器を高めて1位の集団になろう」が色濃いグループだが、この2人が「攻め」の雰囲気の要を担っていると感じる。

 猪狩の「攻め」色はわかりやすい。トガり方もわかりやすくて、「好き嫌いが分かれそうな子だなぁ」「同世代に理解されにくいかもなぁ」と思っているが、「攻め」を1番崩さないのはきっと彼なので、そういう人は個人的には好きだ。爆弾にもなりかねないけど、HiHiの「何かやってくれそう」エネルギーの根源は、猪狩が担っている。

 その猪狩の「攻め」が浮かないのは、優斗の責任感と「攻め」を貫く姿勢があるからだと思う。優斗は野球をやっていた時キャッチャーをしていたらしいけど、「本当にキャッチャーだなー」と感じる。

 周りを見て、受け止めて、引き受ける力が強い。最年長でいじられる人にある柔らかさがある。RIDE ON TIMEで猪狩をピッチャーに例えていたけど、まさに猪狩はそうで、そのキャッチャー役が優斗だと思えば、「攻め」の両輪として、しっかり機能している。キャッチャーの女房役として、ゲームメイクをするのは、実はキャッチャーだったりする。

先のことは知らないけど、今の猪狩が爆弾めいたパワーを持っていても、優斗がいるから大丈夫だろうなって、なんか思ってしまうから、いい関係でいてほしい。

2 器用な作間のドラえもん力とベテラン橋本井上(はしみず)のバランサー力

 さくちゃんは本当に器用な子で、「デキる子」なんだろうな。猪狩が0から1を作る未知数なら、さくちゃんは1から広げて増幅する未知数。だから、きっとグループの平均値をあげていく存在になのだろうな、と思っている。まだまだ未知数だから、これからのびのびといろんな幅を広げてほしい。

 橋本・井上は、個人的にはまだ「これ」というキャラが見えない。申し訳ない。橋本はセクシー系で、瑞稀は歌・帝王・演技でいくのだろうと思っているけど、猪狩・優斗とは対照的に、このベテラン2人、「がんばってるところ、野心を見せない」美学スキルが高い。だけど、「魅せたい自分」の作り方スキルも高い。総じてアイドルスキル高い。さすがはスノプリメンバーで中心にいた、19歳にしてクラスのベテラン。さすが尊敬する先輩が亀梨和也に山田涼介。バランスよく、なんでもできて、きっちり魅せる。

「魅せ方にこだわるジャニーズトップクラス」を尊敬するベテラン2人が、パフォーマンスのクオリティ引き上げを担っているから、「HiHi Jetsは魅せ方が…」なんて言える余裕が生まれる。だって基礎ががっつりできている人がいて、器用で基礎力が高い人が過半数いれば、平均値は高くなる。

YouTubeでも、多分このはしみずはすごくバランサー。

(ちなみに、橋本はパフォーマンスでの表情のタイミングがうまいなーと思う。緩急がうまい。瑞稀は「パーフェクトでいよう」がすごく見える。2人も、全方位的にバランス高いから、ちょっとアンバランスなところがあるほうが引っかかる部分もあるから、もっと自分出したほうがいいよー、って姉さんは心で叫んでいる。(余計なお世話))


なお、間違ってもそやゆとがスキル的にどうこう言っているわけではない。


○余談なYouTubeについて

一時期「1番面白くない」と言われたHiちゅーぶ。結構持ち直しているように思う。というか、正直、Jr.チャンネルの中では結構あたりが多いように感じるのは、私が結構HiHi見るようになったからだろうか。

グループよがりになりがちだったものが、一時期から随分なくなって、2年目からは「いろいろやってみよう」というチャレンジが見える。ほかのグループもいろいろもがく中で、「頭脳系」というのがハマったのだろうか。

脱走ゲーム、ヌメロン、ポケベル、ガラケー、最新はアーキネーター?…「どうなるんだ、これ」と、いい意味で展開が気になるものが増えてきたように思う。(あとよく、猪狩に「ちょっと待って」とつっこむし、走る優斗を応援する。キャラ立ち。)予定不調和を自らぶっこんでみたりする場面もあるし、なにより楽しそうだなって思う。


「対等感」と「信頼感」。そして、本人たちが楽しみながらもとれ高を気にしながら、ちょっとバカに眩しい青春を想起させる。

そんな「男子高校生の日常」感も、HiHi Jetsの魅力だ。


これからも楽しみ。


○目標を明言して発信しているHiHi Jetsの強さ


前述した、HiHi Jetsの超具体的な3つの目標は、以下の3つである。

新国立競技場でライブをすること、

ビルボード1位をとること、

ノーベル平和賞をとること。

そしてさらに、その上位に掲げている目標がある。それは、

伝説のグループになること。


デビューできるかもわからない子たちが掲げた目標。

笑われるかもしれない規模のものを大真面目に掲げて、「発信した」こと。

これは、本当に大きくて、覚悟のいることだ。そして、彼らの目標に「デビュー」を掲げなかった。でも、目標を掲げて、そこに向かって歩くことを「決めた」のだろうな、と思う。

そうなったら、迷うことも、試すことも、全部目標への足跡になる。足跡をたくさんつけることに躊躇がないHiHiは、目標のためにこれからもたくさんの挑戦をするし、失敗をするし、怒られるし、指摘されるし、実践をしていくんだろう。そうであってほしい。

だけど、目標に向かって止まらないことを決めたHiHi Jetsの姿は、応援するのにすごく「わかりやすい」。挑戦する姿はワクワクさせられて「おもしろい」。

そして、目標を明言してくれるから、ファンはその過程を一緒にたどって目指しやすい。それは、実はとても王道な日本のアイドル路線だ。

もちろん、まだまだ未熟で未完成で、他にもおもしろいグループもあるけれど、(私はSixTONES推してるし。笑)

Jr.はみんな、Jr.でなくてもみんな、武器を求めてもがいているけど、

それを隠さずチャレンジする姿勢をがっつり出している、

だからHiHi Jetsはおもしろい。


パフォーマンスはYouTube単独でコレ!というのが見当たらなかった…

いろいろあるけど、1番わかるの実はこれなんじゃないだろうか…

SexyZone⇒HiHi Jets⇒SixTONESの順でパフォーマンス。

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