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くらい朝、まだ夜に

久しぶりに4時半に起きた。
夜型なので寝る時間な時もあるくらいだけれど、二日間は仕事で早起きで昨晩は無理やり22時50分にはベッドに入ったけど、1時30分過ぎには目が覚めて、それから暖房をつけたり消したりしているうちに一睡もしないうちに4時過ぎてしまい、6時の電車に乗るには4時半に起きないと間に合わないのでそのまま起きたのだ。

まだ暗い朝。真っ暗。
夜にカウントできる暗さだった。
たまに鳥が一斉に飛び立つ。

電車の中ですこしずつ世が明けていく。同じ場所に向かう人々であふれ、同じ格好の人も溢れていた。あまりこの時間に起きていることもないし、場所も乗り物もやはり普段はない。だから新鮮でした。

夜寄りの朝はなんとなくまだ起き出していなくて神秘がある。
まだまだ寒くてどうしようもないけれどもわたしではない私が道を歩いているようだった。
記憶が飛んでいくのですぐ忘れてしまうけれど、朝練ばかりしていた鎌倉鵠沼時代をふと思い出した。

だけど今は今なのだ。

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