見出し画像

動作学から考える犬のしつけ

このnoteを最後に書いてからしばらく経っているのに、ぽつぽつとフォローをしてくださる方がいて、ありがたく思います。この1年は柴犬の子(犬)育てに明け暮れていました。わたしが犬を飼いたいと言ったものの、犬を飼うのは初めての経験。そして家族に迎えた柴犬はいかにも柴犬らしい、独立心が強く頑固な性格。子どもの頃からたくさん犬を飼っていた主人も、独特な和犬の性格に驚いていました。

画像1

犬のしつけの本やインターネットの情報、そして動物病院でのパピークラスで子犬のしつけについて教わって、いろんな経験をして、ずいぶんと良いコに育ってくれたなぁと思います(まだまだ手を焼くことも多いですが..汗)。子犬の時期にしつけが十分にできていなかったら今頃大変だっただろうなぁ、、とも。この1年を振り返りつつ、犬のしつけを動作学的に考えてみたいなと思います。まずはしつけの基本、「おすわり」。

「おすわり」が何かわからない犬にいきなり「おすわり」と言っても、もちろん座ってくれません。「おすわりの教え方」と調べてみると、こんな説明が出てきます。

ごほうびを持った手を鼻先に持って行き、犬が見上げた状態となるよう手を動かすと犬のおしりが自然と下がっておすわりの形になります。この時にすかさずご褒美をあげる、ということを繰り返すと、犬は座るといいことが起こる、ということを学んでくれます。それができるようになってきたら、犬が腰をおろそうとする瞬間に「おすわり」と声をかけます。そして上手にできたらご褒美をあげます。これを繰り返していくと、ご褒美がなくても声かけだけで「おすわり」をしてくれるようになります。

人間の赤ちゃんの成長発達でも、「自分の近くにあるおもちゃに手を伸ばしたら思わず身体が回転して初めての寝返りを達成した」というように自然と動きを学んでいくことが多くあります。犬のしつけでも「美味しそうなおやつを見上げていたらお座りの格好になった」というように、行って欲しい動きが自然とおこるように誘導し、できたらご褒美、を繰り返すことでその動きを学んでくれるでしょう。

※筆者はドッグトレーナーではありませんので、犬のしつけについては専門家にご相談ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?