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時間と場所にとらわれない働き方 in 西会津町<day1>

「テレワーク」という働き方

ただいま西会津町でテレワーク中です。

テレワークとは、「ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」 のことだそうで、「tele=離れたところで」と、「work=働く」を掛け合わせた造語です。

近年、こうした働き方を導入している自治体や企業も増えてきました。

今回私は、福島県の「お試しテレワーク」で2泊3日のテレワークをすべく西会津町に来ています。

そこで、今日から3日にわたって、西会津町のことやこちらでのテレワーク体験についてお届けしたいと思います。


西会津町に到着!

西会津町は、新潟県との県境にある、人口約6300人の町。

磐越自動車道 西会津ICを降りると、数分で町の中心部に到着するので、車でのアクセスがとても便利です!

この時期の西会津町というと、雪がとても多いですが地面が顔をだすほど雪が溶けていました。今年は例年の半分ほどの積雪量とのこと・・・おかげで車の運転はとてもラクですが・・。

まずは、「道の駅にしあいづ交流物産館よりっせ」内のレストラン「櫟(いちい)」でランチ。

こちらは、西会津のお母さんたちが作る、郷土料理をベースにした薬膳のレストランです。調味料から全て安全で身体に良いものだけを使っているそうで、特産の「にしあいづミネラル野菜」など西会津の旬のお野菜を使った料理がいただけます。

いただいた手作り薬膳カレー(840円)


道の駅の中には、かなり広く沖縄物産のコーナーがあります。

実は、宮古島と西会津町は姉妹都市。ここが西会津だということを忘れそうなほど、かなり豊富な品揃えです。



テレワークスペースは西会津国際芸術村

「西会津国際芸術村」は、廃校となった木造校舎(旧新郷中学校)に海外から芸術家を招き、住居を兼ねたアトリエとして活用し、芸術を通した国際交流や、都市と地方を結ぶ交流の拠点として平成16年開村した施設です。

このクリエイティブな空間を、今回のテレワークの拠点として利用させていただきます。


校舎の中に入ると・・・

ここに通ったことはないけれど、子どもの頃の雑巾がけをした思い出がよみがえるなつかしい廊下。


懐かしいアイテムが廊下に展示されていたり・・

懐かしく、木のぬくもりがある校舎に、なんだか心がホッとして癒されます。ここでテレワークができるなんて、ますます楽しみになります!



そして、オシゴト場となるのは元職員室のこちらの部屋。

本棚には様々な分野の本がずらり!

このスペースは「じぶんカフェ」といって、「カフェのふりした無料の休憩所」だそうです。

wifiや電源も整えられ、コピー機も利用可。

コピーは白黒10円、カラーは30円です。


さらには、フリードリンクもあり、コワーキングスペースとしても気軽に利用できます。

あまりにも居心地がよく、とてもリラックスしてしまいました。


もちろんネット環境も良くてストレスゼロ!仕事はサクサク進み、あっという間に時間が過ぎてゆく・・・

近くにあったら毎日でも通いたい場所です。


ここで仕事をしていたら、良いアイデアも浮かんできそうですね! 「じぶんカフェ」は無料で誰でも利用できるので、こちらにお越しの際、ぜひ立ち寄ってみてください。

西会津国際芸術村

住所 福島県耶麻郡西会津町新郷大字笹川上ノ原道上5752

TEL 0241-47-3200

時間 10:00~17:00


山の暮らしを豊かにするためのクリエイティブセンター

西会津国際芸術村は、クリエイティブセンターとして年間をとおし、様々な展示や催しが行われています。

今回、2階の展示スペースでは、2つの展示が行われていました。


1つ目はこちら。「滝澤徹也×出ケ原和紙 展

福島県地域おこし協力隊として移住した美術家で和紙職人の滝澤さんの展示です。


もう1つは、「利意せんせいの版画・絵展 〜会津の風物〜

西会津町在住で今年95歳になる元教員の古川利意先生の版画や絵の展示です。見ているとホッコリする絵と言葉たち・・

こちらの地方の暮らしや伝統もわかる民俗的価値も高いすばらしい作品に、思わず見入ってしまいます。

「利意せんせいの版画・絵展〜会津の風物〜」

<期間> 平成31年2月1日〜平成が終わるまで

<観覧料> 無料

<休館日> 毎週月曜・火曜(ただし、祝日の場合は開館)

<開館時間> 10:00 – 17:00



さらにさらに!こちらの芸術村では様々な面白いイベントも開催されています。

最近だと、先週の土日に開催されたのが、雪国の冬の新しい楽しみ方を提案するSNOW SAUNA in NISHIAIZU

西会津で誕生した除雪をエクササイズと考える「ジョセササイズ」で汗をかいて、その後、フィンランド式の「テントサウナ」を体験し、水風呂の代わりに雪にダイブする!というもの。

かなりの盛り上がりで、楽しそうな雰囲気がテントの外まで伝わってきました。お伝えできないのが残念。。。

テントの中をちらっと覗くと、皆さんとてもリラックスした雰囲気。フィンランド式テントサウナは、日本のサウナよりも温度が低く、長時間入っていても平気なのだそうです。この日は40分サウナ→雪にダイブを3セットくらいしていました。


そして、こちらの写真・・雪の中でそんな格好で大丈夫?と思いますよね。寒そうに見えますが、サウナでじんわりと体の中からあたたまっているので、とても気持ちがよいとのこと。


サウナに入った方々は、イベント終了後はしばらくサウナロスが続いているようです(笑)確かに、見ている方もワクワクしたので、次機会があれば絶対にテントサウナに入ろうと私も思っているところです。


西会津芸術村を中心に、アーティストや若手が新たな取り組みを始めています。こうしたアイデアを面白がって実現できる環境って素敵な町だなぁと思いました。


これからテレワークをしながら、西会津の魅力をさらに感じていきたいです。


2日目へつづく

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