見出し画像

ペルーで女1人旅。40分待ったのに片道7000円の電車に乗り遅れた話。

ブラジルに半年滞在後、日本に帰る前に、ペルーで約1週間一人旅。スペイン語話せない&初めての女一人旅でドキドキ。
何か起こるだろうなあと思っていたら、案の定、予約しておいた高い電車に乗り遅れた…。ガーン…私の7000円…。

マチュピチュの麓のマチュピチュ村でのこと。マチュピチュ観光も終わり、予約しておいた帰りの電車に乗り遅れないよう、宿も早めに出た。
来た時と同じ電車だし、当然、同じ場所から乗ると信じて疑わず。
特にホームはないのだが、
矢印付きで、駅 と書かれた看板もそこにある。その矢印が差しているのは階段だったが、
やっぱ、ペルー人だし、みんなこの階段あたりに適当に座って待つんだろうなあ
なんて呑気に考えて、階段に腰を下ろした。
ペルーの中学生みたいな団体もそこにいて、安心。

しばらくして、チェックインタイムになった。だが誰も係りの人が現れない。
電車遅れているのかなあ。
チェックインも、まあ、適当なんだろうなあ。南米だし。

さらに待つこと約30分。電車の出発時刻を過ぎた。
だが電車は現れない。
さっきまでいた、中学生みたいな団体も気づいたら消えている。
さすがにおかしい…。
線路のところにいたおじさんにチケットを見せて尋ねてみる。
しかし彼はスペイン語しか話さず、何を言っているのか理解できない。
看板の矢印と同じように、階段を指差して、何か言っている。
ここで待てということかな。
もう少し待ってみよう。

10分後。
電車来ない…。
待っている人も誰もいない…。

看板の矢印はこの階段を指しているし、ここが駅で間違いないよなあ…。

は!? もしや……


嫌な予感がした。
その階段を登り切り、もう少し先まで行ってみると…
あった。駅ここだった……。

かなり、ちゃんと整備され、カフェまでついているような駅が階段の先にあったのだ。ショック。
40分以上待ったのに、場所が違った。残念すぎる。私の電車はとっくに走り去っていた。

色々、係りのお姉さんにも訴えたのだが、聞き入れてもらえず。その電車を使わないと、3時間歩くしかないため、仕方なく新しいチケットを購入したのである。
7000円は痛い…。痛いよ。


【おまけ】
その電車を降りた後、さらに、クスコという町まで行く必要があった。
いくつか選択肢はあったのだが、逃した電車代7000円で凹んでいたので、ここは最安の、乗り合いバスを使うことに。地元の人も使うらしいのだが、特に行先など何も書いていない、普通のワゴン車で少し不安…。
だが、これは、人が集まったら出発というもので、なかなか出発してくれず、結局、しびれを切らした、他の旅行者に誘われて、タクシーを相乗りした。
知らないペルー(?)人4人と、車に乗って1時間半。これはこれで、私にはスリリングで、人身売買されたらどうしようなどと心配していたのだが、
気づいたら爆睡していた。眠気に勝てず。
あっという間に無事、クスコについた。
何事もなくてよかった…。
運転手さんありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?