ライブ配信で著者さんとの対談が続いています。
ここは、俳優さん・タレントさん・お笑い芸人さん
と絡んできた、インタビュアーとしての腕の見せ所。

TVやラジオは台本があり、カメラの側ではディレクターが
カンペを出し「聞いて欲しい言葉」を支持してきたりします。
ラジオはインカムで耳に支持を入れてきます。

ですが、ライブ配信は自宅でPCに向かって、
自分1人が演者兼ディレクター・音声・照明を
行うパーソナルメディア。そしてスポンサーもいないので、
自分の好きなように話していいのです。
が、大切なポイントがあります。
ここはOAと同じ。

映画の仕事だと映画の宣伝で女優さん・俳優さんはカメラの前にいるので
「言葉」を用意しています。
中にはインタビューが苦手な俳優さんもいますが、
「はじめまして〜」からどう心を開かせるか。

その時、重要なのが、事前の下調べでも
「この映画の見どころは？」「役作りで大変だったことは？」
「監督は◯◯さんから見てどんな人ですか？」
と予定調和な質問でなく、大切なポイントがあります。

それは、

カメラが回る前の「雑談」です。

忙しい俳優さんは収録のセッテイングが整うほんの数分です。
身につけているものや、今日の気分、
この後何を食べるか？（地方に来ているのでその土地のものを食べたい）
ここの「雑談」で場を温めた状態がなく、緊張してガチガチになっていると
予定調和な質問だけで終わってしまい、完全に失敗です。

視聴者やファンは何が欲しいか？
素の俳優さんの表情やしぐさ・本音を待っているのです。
それを引き出せるかがインタビュアーの「聞き方」にかかっています。
なので「話し方」はリードする「聞き手」で内容がガラッと変わります。

ライブ配信で気軽に起業家の皆さんもインタビューアーに
チャレンジされていますが、
この本番が始まる前の「雑談」をゲストの本だったり商品だったり
サービスだったりではなく、
全く違う質問をしてネタをひろってみてくださいね。

子供の頃のあだ名は？
学生時代は何に夢中でしたか？
普段はどんな生活されているんですか？
これを唐突じゃなく自然に「雑談」できると
予定調和じゃない「素」のゲストの顔が見られますよ。
きれいな話し手は予定調和を好まないです。

TV ・ラジオの名インタビュアー・パーソナリティ
「聞き手」のプロのトークの回し方を勉強してみてくださいね。
私は阿川佐和子さんが好きです。そして黒柳徹子さんを尊敬しています。
ただの視聴者・リスナーから「インタビュアー」の視点を持つ事で
人生が豊かになっていきます。そんなきれいになる要素のあるライブ配信。
今日も12時15分〜配信です。（アーカイブも残ります）
ご都合あえばご覧くださいね。
https://www.facebook.com/myumi.miyazaki