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いくつまで現役!?

お久しぶりになりました。
GWいかがお過ごしでしたか?
私は京都の実家に帰省していました。

京都に帰る楽しみの1つに、
地元のラジオを聴くという習慣があります。
私のキャリアのスタートがラジオだったこともあり、
関西弁のパーソナリティー・DJの声を聴くと
「あ〜地元に帰ってきた」と聴覚から一気に当時の思い出まで
記憶がタイムスリップします。

radiko(ラジコ)を使えば今はどこにいても故郷の情報を
知ることはできるのですが、関東では聴きたくないのです。
方言ってその人のアイデンティティだと思うのです。
結婚するまで35年京都弁を話していたので、
京都弁は、より自分を素直に出せる気がします。
自分らしさの拠り所を「方言」で残しておきたいのかもしれないですね。

好きなラジオはFM 802 (関東でいうところのJ-WAVE)のような
一番オシャレで素敵な曲がかかるので大好きでした。
当時は看板DJヒロ寺平さんやマーキーさんなど関西弁ベラベラの
ちょいワルオヤジ、遊び上手なDJが流行の最新情報から
アーティストを招いて東京では話さないようなネタを披露する。
とてもイケてる局だったのです。
ヒロさんは現役を引退されたみたいですが、
マーキーさんは局を変えて現役でお話しされていました。
69歳の現在も現役っといった「声のハリ」
変わらない明るいノリ。
マーキーさんの「声」を曲で表すとロックでしょうか。

あとFM COCOLOも仕事の移動中よく聴いていました。
DJもすべて外国の方で、他の局ではかからない
ワールドミュージックが聴けるので、
30歳から
Salsaにハマった私は選曲が大好きでした。
その中でも特別な存在がDJメメさん。
彼女の優しいトーン・語り全てに「愛」が感じられ、
言葉の紡ぎ方をインストールしていました。
妊活のため一時お声が聞けなかったのですが、また復活されていて
やはり変わらずメローでしっくりと曲を紹介されていました。
変わらないが安心感になるのは「声」の持つ魔力なのかもしれない。
メメさんの「声」を曲で表すとボサノバのよう。

地元京都のα-STATION FM KYOTOにダイヤルを合わせると
渋い「声」でニュースのように曲を紹介されるDJ 佐藤 弘樹さん。
享年62歳で永眠されたニュースを2年前に知った時は、
ショックでした。
京都を離れた私にとって佐藤さんの番組で
さらに「京都」の深い魅力を知ることになりました。
朝に情報を仕入れて出かけたことも、
下鴨神社の流鏑馬・葵祭・五山の送り火・蹴鞠。
あげるときりがない。。
父・母・娘を連れだし京都を観光客のように訪れた。
佐藤さんにガイドされているようだった。
そんな佐藤さんの「声」は清らかなクラッシックのよう。
ありがとうございます。

そして関西ラジオ界の大御所・キングと言えば、
この方、、「浜村淳」さんです。
大阪のイメージが強いですが、京都ご出身です。
毎週月曜日から土曜日までの午前中に、MBSラジオが放送している
生ワイド番組。『ありがとう浜村淳です
なんと放送開始は1974年。。
半世紀近く続いている番組、モンスターです。
パーソナリティーは御歳87歳。
浜村さんの「声」は浪曲を聴いているような心地よさ。

季節感のあるオープニングからニュース・芸能・映画・ラジオドラマ
生コマーシャルとその話のネタはFMの比ではない。
久々にお声を拝聴させてもらうと、
少し滑舌が衰え、口を横に広げる言葉が言いにくそうで、
何度か「言葉」を言い直すことがOAからもわかりました。

が、、しかしです。
話の内容は、当時と変わらない季節感・情感たっぷりに
まるで目の前に映像が浮かぶような浜村節は健在でした。
今も現役、MBSラジオの看板をはっている。
やはり、凄い方だと頭がさがります。
きっと朝4時くらいに起きて各社新聞に目を通し
どの話題をとりあげ、どうきっていくか?
何をリスナーに伝えるか?
楽しんでもらえるか?
精査・選択する脳はひとつも衰えていません。

番組HPを見ると「人生は楽しい」
とテーマがありました。
本当に人生を謳歌していらっしゃる体現者の浜村淳さんです。
「言葉」に人はガイドされます。

「あなたのテーマは何でしょうか?」

私も浜村淳さんのように、80歳、いや90歳まで。。
老いても学び・楽しみ・話していたい。
「生涯現役」でいたいと思っています。
ずっとマイクの前にいられる自分であるために、
大切なあなたにメッセージを送りますね。

きれいな人は瞳を閉じて「声」をたくさん聴いています。

浜村淳さんとお仕事をご一緒したときのエピゾードを
またいつか書きますね。
忘れないメッセージをいただいています。
お楽しみに。
今回も長文を読んでくださり、ありがとうございます。
「ありがとう、宮崎まゆみです。」


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