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セールスなんて三河屋さん

三河屋さんって、どこの?
日曜日のサザエさんでいつもお勝手口から登場する
三河屋三平さんです。

「え?今は少なくなったお醤油屋さんでしょ。」
「その通り。」
でもセールスの基本をサラリとやっている
地域密着トップセールスマンなんです。

「お醤油のご依頼、そろそろ大丈夫ですか?」
「新しい銘柄のお酒が入ったんですよ。波平さん好みと思いますよ〜」
お料理にお醤油がないと困りますよね。
ようするにセールスは「お客様のお困りごと解決」
さらに新しい商品のご提案(セールス)も
普段のコミュニケーションから自然に出てくる。
そこに「よ〜し、売ってやるぞ〜」という意識はないのです。
サザエさん一家の生活向上に「お役にたちたい」
そして自分のお商売はリピートしてくれるといいので
「無理なセールスをしない」
これが三河屋の三平さんにはあるように思うのです。

「セールス苦手です」「まゆみさん代わりに売ってください」
とよく言われますが、
私、セールスなんて「御用聞き」と思っています。
するとどうでしょう?自然にお客様の事を「知ろう」と思いませんか?
「いや、お値段のお手頃なお醤油やお酒ならあるけど。。」
と思ったあなたは「残念セールスマインド」です。

例え、それが人生で一番高いお買い物「マイホーム」だとしても同じです。
実は、お山生活をやめて1度、
町のマンションを主人に買ってもらったことがあります。
新築、駅近、最上階角部屋。ベランダはお部屋より広い最高の物件でした。
お値段も予算より上回っていましたが、
トップセールスマンは「売ってやるぞ〜」という感情は微塵もなく。
「いい方でもローンが通らなかったり、オーナーがOKださなかったり、なかなか契約にいたらなかったんです」
「これはご縁ですね」の一言でやられたように思います。
そう私たちは立地や環境も大事でしたが「ご縁」を
待っていたのかもしれません。
潜在意識にあったものを言語化してくれたようで契約しました。

トップセールスマンはそれを1〜2回の内覧会で読み取り
「ご縁」のキーワードを出してきたのでしょう。
なので「お醤油」だろうが「マイホーム」だろうが
「あなたのサービス」だろうが、
セールはまず「お客様の心を知る」が「幸せセールスマインド」

起業塾に入って「高額商品を作りなさい!!」
と言われて一生懸命になっていると
夢は「高額商品をつくること」になって、、、
大切な「お客様の心」を忘れてしまいますよ。

「幸せセールスマインド」はいつも視点がお客様に向いています。
セールスに困っている方は、
是非、サザエさんの三河屋三平さんをモデリングしてね。


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