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3歳次男、療育手帳取得までの経緯~小児科受診から受給者証申請まで~

次男3歳にはASD(自閉スペクトラム症)の疑いがあり、2022年9月から療育を受けています。

まだ、苦手なことも多いのですが、目まぐるしく成長しています!

発覚のきっかけなどは、ざっくりとこちらの記事にも書きました。



読んでいただければとても嬉しいです!

今回は、より詳しく書いていきます!!

2022年8月、次男にASDの傾向があるとわかってから、私はこんなことをしました。


  1. 役所の心理士と面談

  2. 発達専門の小児科を受診

  3. 役所で受給者証の申請

  4. 療育先を決める

  5. 小児科での発達検査

  6. 療育手帳の申請・判定

  7. 療育手帳取得

  8. 小児科にて最終的な診断を受ける


長くなりそうなので、今回は1~3について書いていこうと思います!

もしよかったらお付き合いくださいね~


1.心理士との面談(2022/8/12)

どうしたらいいのかわからなかった私は、まず役所に電話をかけました。

私の地域を担当してくれている保健師さんに、「こういう経緯で、次男がASDなのかもしれない」ということを伝えたのです。

すると、心理士との面談を予約してくれました。

個人的には、保健師さんが良かった…。(娘のときお世話になった、めちゃ良い人)

以前の記事にも書いたとおり、心理士との面談は本当に無駄な時間でした。(個人的な感想です)

次男に関する困りごとを伝えたのですが、次男のようすを特に見ることもなく、「まだ2歳になったところだから、判断できませんね~」と。

(次男の誕生日は2020年1月で、面談当時は2歳7ヶ月)

さらには、「お母さん、次男くんに対してどんな風に怒ってます?」と、頼んでもいない怒り方ワンポイント講座が始まります。

「療育したいんだったら、2歳でも受け入れてるところにいかないとダメだけど、どこもいっぱい」

「こことここは3歳以上からなので無理やね~」

とか言いながら、近隣の療育施設リストが書いてる紙を1枚、渡されました。

そもそも、療育って何?っていう段階だったのに。

児童発達支援と放課後デイサービスの違いすら知らない段階だったのに。

「3歳までようすを見ましょう!また3歳になる頃に連絡します!」と言われ、面談は終わりました。

確かに、発達障がいの特性と、子どもの問題行動は似ています。

親の考えすぎ、心配しすぎだと思われてしまうのも、わかります。

でも、もう少し寄り添ってほしかったです。


後日、近隣の療育施設ほぼ全部くらい回って、心理士がここは無理って言ったところで受け入れてくれたんですけども(   ᐕ)

話をまともに聞いてくれないだけではなく、間違った情報まで与えられた(   ᐕ)

えめんどくさかったん?(   ᐕ)

もっと親身に聞いてくれる自治体もあるだろうし、単純に私と次男の面談をしてくれた方がハズレだっただけかもしれません。

言い方悪くて申し訳ないが、本当に何一つ問題が解決しませんでした!!(私の場合は)

家に帰ってから、「今後一切、心理士からの連絡は不要です」と役所に電話をしました。

終始怒らず、普通に対応できました。私えらい


2.発達専門の小児科を受診(2022/8/17)

役所に頼れないなら、自分ですべて調べてどうにかするしかないな~と思い、とりあえず小児科を予約。

偶然にも、長男の小さい頃から、発達専門の先生がいる小児科にかかっていました。

病院を探すところからのスタートじゃなかったことは、ラッキーだったと思います。

ただ、小児科はどこもコロナ禍でめちゃくちゃ予約取りづらくなってるんですよね。

予約開始時間から数分経ったらもう受付終了してしまう感じです。(当日予約のみ)

数日間朝からスタンバイしたけどダメで、諦めかけましたが、奇跡的に予約が取れました。

次男が診てもらった小児科は、まず普通に受診し、必要と判断されれば発達検査の予約をします。

その後、発達検査の結果を踏まえ、最終的な診断がつくという流れです。

先生が簡単な質問(名前は?など)を次男にしてくれましたが、返事は1回もできませんでした。

この頃(2歳7ヶ月)はまだ「バイバイ」「ママ」など1語文もほぼ出ておらず、言える単語は「ぁっく(トラック)」くらい。

大人の言うことはいまいちわかっていないし、そもそもあんまり声が届いていない感じです。

先生に「目も合いにくいし、発達検査をして、早めに療育を受けた方が良い」と言われ、正直ホッとしました。

ようやくこの違和感をわかってくれる人が現れた~~ありがと~~って感じです。


初めに受診したのが2022年8月17日。

発達検査をしたのが2022年9月14日。

発達検査の結果を聞きに行ったのが2022年9月21日。

最終的な診断が出るのは、2023年4月19日です。

最初に受診してから診断まで、実に約8ヶ月…

長い!もっと待ってる人もいるだろうけど、とにかく長い。

仕方ないけどね~こればっかりは。

療育手帳などがない場合、受給者証の申請には診断書や意見書が必要です。

が、正式な診断がおりるのはまだ先なので、「言語発達遅滞」という診断書を出してくれました。ありがたい。


3.役所で受給者証の申請(2022/8/17)

小児科で診断書を受け取り、その足で役所へ。

受給者証の申請に行きました。


そもそも受給者証とは

受給者証とは一体なんなのか、役所では何も教えてくれませんでした。

正式名称は、「障がい者通所受給者証」です。

LITALICOジュニアのホームページでは、受給者証についてこのように記載されています。

障がい児通所支援事業者等のサービスを利用するために、市区町村から交付される証明書を通所受給者証といいます。

通所受給者証にはサービスの種類、支給量(利用可能日数)、負担上限月額などが記載されます。

引用:「受給者証はどうやって取る?」


要するに、「この人は支援を受ける必要があるよ」という証明書ですかね。

役所は、利用可能日数(支給量)や、月額を決めるだけなので、どこの事業所を使うかなどを申請する必要はありません。

窓口で「利用日数は何日ですか?」と言われて、なにもわからず週2回くらいと言ってしまいましたが、多めにしておいていいと思います。(個人の見解)

私は後日、週4日(19日/月)に変更してもらいました。

週5回までは普通に増やせるらしいので、最初から週5回と言っておけばよかったなと思っています。

利用日数が余っても問題ないのですが、オーバーするとかなりややこしそうだからです。

(複数の事業者を利用している場合、事業者間での調整が必要になったりするらしい。自費で払うことになったりもするのかな)


受給者証の取得に必要なもの

  • 支給申請書(自治体が発行)

  • マイナンバーが確認できるもの(本人・保護者ともに)

  • 発達に支援が必要だとわかるもの(各種手帳・診断書・意見書など)

  • 負担上限金額の申請に必要な書類(生活保護受給証明書や市民税非課税世帯証明書など)

  • 障がい児支援利用計画案

  • 印鑑

新しい市区町村に転入して申請する場合は、課税や収入状況に関する書類が必要です。

提出書類は、自治体によって違うかもしれません。

私の場合、療育施設が決まっていない状態で受給者証を申請しました。

そのため、「障がい児支援利用計画案」は窓口でもらって、その場で記入しています。


療育にかかる費用や所得制限に関して

まず、「3歳になってから初めての4月から3年間」は、療育にお金がかかりません。

引用:厚生労働省ホームページより


所得制限は、以下のとおりです。

  • 非課税世帯:0円

  • 世帯所得約890万円まで:上限4600円

  • 世帯所得約890万円以上:上限37200円

※金額は自治体により異なります


申請から届くまで


2022年8月に申請し、ちょうど1ヶ月くらいで届きました。

届いた受給者証を確認し、私はまず「え、紙?」と思いました。どアナログ。

これに、事業所の名前や利用回数などを、手書きで記入してもらいます。

え昭和?(   ᐕ)

子どもの頃、小学校で使っていたプールカードのよう。

きっと他に方法がないのでしょうが…

それこそ、マイナンバーカードで管理とか、できないものなのかな。


まとめ

  • 役所はいまいちの対応(個人の感想)

  • 発達障がいに詳しい病院で診てもらうのが1番早いかも

  • 正式な診断がおりるまでに、かなり時間がかかる

  • 療育を受けるには、「受給者証」が必要

  • 「受給者証」を取るには、医師の診断書や意見書が必要(手帳がない場合)

  • 受給者証申請に必要な書類や、所得制限額は自治体により異なる


本当に、あくまでも個人的な感想です!

親身になって話を聞いてくれたり、親の困りごとに寄り添って教えてくれる自治体の方も、いると思います。

でも、あのとき「まぁ役所の人がそういうなら、ようす見るか…」って3歳まで待ってたらどうなってたかと思うと、恐ろしいです。

困りごとが解決することもなく、対策もできず、悩みはどんどん増えていたことでしょう。

私は、「次男には発達障がいの特性がある」と確信した上で相談したので、「考えすぎ」っていう言葉は求めていませんでした。

というか、「気にしすぎ」「心配しすぎ」とかそんなんないと思うんですよ~。

気にしすぎていいし心配しすぎていいよね別に。

親でしかわかり得ないことはたくさんあります。

そもそも「次男が発達障がいだったらどうしよう」「発達障がいだったら悲しい」って別に思ってない。

同じ特性をもつ旦那が、とても素敵な人だからです。

確かに困ることはいっぱいあるけれども、それも含めて超絶かわいい次男です。

「対策を知りたい」→「考えすぎ」はさすがに会話になってなさすぎる

いかんいかん思い出し怒りしてしまっていますね!!

でも、役所の人があの対応じゃなかったら、たぶん私こんなスピーディーな動きはできなかっただろう。

まぁ、結果オーライですね!

続きはまた今度!!

長々と乱文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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