3歳次男、療育手帳取得までの経緯~発覚のきっかけ~
このたび、2023年2月に次男3歳の療育手帳を受け取ってきました。
判定はB2で、約1年の遅れがあります。
まだ正式に診断はついていませんが、ASDの傾向があるのではと思っています。
せっかくなので、備忘録がてら、これまでのことをなんとなく記録していこうと思います。
旦那との関係に悩んでいた日々
次男3歳にもかなり手を焼いていましたが、それ以上に私は、旦那のことで悩んでいました。
こちらが話しかけるまで、言葉ひとつ発さない
話しかけても聞いているのか聞いていないのかわからない
相談をしても、何ひとつ意見を言ってくれない
私や子どもが好きなことでも、自分が興味をもてなければほぼ無視
私が体調不良でも、何もしてくれない
スマホばかり見てるから注意をしても、スマホの代わりにテレビか睡眠
でも悪意がないことも、一生懸命なこともわかるし、私を大切にしてくれていることはわかる。
なので、ただただなぜそうなる???という感じでした。
このままどんどん会話が減っていくのかな…と、寂しく感じていました。
旦那は、自分の好きなことに関しては饒舌なので、彼の好きなドラムを練習してみた時期もあった(笑)
「意見のない発達障害」
そんなとき、偶然この動画に辿り着きました。
この動画で初めて、私は「ASD」というものを知ったのですが、なんだか旦那に当てはまるような気がしてきました。
でも無知だった私は、発達障害=多動って思っていたんです。
常に落ち着き払っていて、感情もほとんど動かない旦那とはなかなか結びつきませんでした。
そしていろいろと調べていくうちに、「サリーアン課題」「アイスクリーム課題」を見つけました。
これは、ASD傾向のある人が間違いやすい問題らしいです。
他人に共感することが苦手なので、「自分が知っていることは、みんなが知っている」と思ってしまいがちなんだそう。
試しに、家族で夕飯を食べているとき、この問題を中1長男と旦那にやってもらいました。
長男はどちらも正解でしたが、旦那はどちらも不正解。
もしかしたらあなたはASDなのかもしれないね~となり、ASDの特徴をすぐに調べて、見せてみました。
すると、「自分のことが書かれているみたい」と言うくらいあてはまっていました。
少し動揺しましたが、それでも私は、とてもホッとしたんです。
私が悩んでいた旦那の謎行動&言動には、すべて理由があったと分かったから。
その日は、夜通しASDについてネット検索しました。
翌日からも、図書館で色んな本を読んで、わからない言葉があれば調べて…
知らなかったことがほとんどで、「知る」ことによって、こんなにも安心し、ほっとするのだなぁと心から感じました。
そして、無知な私に苦しめられていたことも多かっただろうなぁと、旦那に対して申し訳なく思いました。
発達障害は遺伝の要素が大きい
発達障害について調べていく中で、「発達障害は遺伝する」ということがわかりました。
そこで、あっ次男も絶対そうだな、と確信したのです。
2歳半で発語なし
クレーン現象
車を並べて遊ぶ
くるくると回るおもちゃが好き
自分自身もくるくる回る
気に入らないことがあると、1~2時間怒り続ける
怒ると物を投げる、たたく、ひっくり返す
集中しているときは、周りの声が耳に入らない
旦那にASD傾向があるとわかったのは、2022年8月頃です。
この頃と比べると、落ち着いてきたこと(成長したこと)もあれば、よりこだわりが強くなっていることもあります。
今思えば、乳児期のすさまじい夜泣きは、感覚過敏によるものだったのかもしれません。
発達障害があってもなくても、旦那は旦那で、息子は息子
ASD、発達障害、と一口に言っても、人それぞれ特性はバラバラで、その人によってこだわりの方向も違います。
発達障害のパートナーを持つ方の投稿もいろいろと見ましたが、体感では、パートナーへの不満を抱えている人が多そうでした。
私の場合、動揺はしたものの、わかってあげられてよかったという気持ちが大きかったのです。
社会で生きていく上で、多くの人とは違う考えやこだわりを持っているので、私がこれまで当たり前に抱いてきた感情を、共感してもらえなかったりします。
確かにちょっと寂しい気持ちになることもあります。
でも、「旦那には共感できないことがある」と知ることができたのは、私にとって大きかった。
「共感ができなくても、理解はできる」と旦那が知ってくれたことも、とても嬉しい。
これまでどおり旦那は旦那で、これまでどおり尊敬する大切な人なので、理解して寄り添いつつ、これからも仲良くやっていきたいと思います。
次男の話をするつもりが、ほぼ旦那の話になってしまいました。
またつづきは今度!
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