最近、私の言動が息子に影響を与えているなーと感じた瞬間がありました。

息子を幼稚園に送る道中に川があり、私は川の流れや空の動きを確認するのが朝の日課です。

毎回、川に差し掛かる時、「さて、今日の川はどんな感じかなー？」と言って通ります。そして、その時、ワッとふってきた印象を口に出しています。私の中では独り言のような感じ。

「穏やかだね〜。」「キラキラダイヤモンドのようだね〜。」「どんより元気にないね〜。」

そして、空を見て、「わー今日の雲、ライオンみたいな形だねー。」「真っ青でスッキリしてるー。」とか、感じたことをとにかく言っていたんです。

「なんの形に見える？」と聞くと返事が来るくらいだったので、真剣に私の独り言を聞いているとは思っていませんでした。

とある朝、息子が、川に着いた時「今日はどんなかなー？」と私に聞いてきたのです。「え？川がどんなかなってこと？」とすかさず聞き返したら、「そうだよ。」と。

「私の日課を彼なりに楽しんで、習慣となっていたんだ。」とびっくり。そして、想像力豊かに目の前にある自然を受け取り、少ない語句で表現して伝えてくれた息子が愛おしくてキュンキュンしました。

自分もそうだけど、子どもの頃からに教えられている習慣って気がつかないうちに自分のスタンダードになっていて、留学や結婚して、あれ？これって普通じゃなかったのか。と気がつくことたくさんありました。

もっと視野を広く、「普通」っていう概念はないんだと、今一度自分にリマインドする日々。固定概念にとらわれると、どうも自分を責めてしまったり、やっちゃったなーと落ち込むことが多くあるので、鳥のように自由に飛び回りながら、毎日を楽しくクリエイトしていきたいなと。

そう思うと同時に、私が知らぬ間に植え付けてきたスタンダートが子どもにとって弊害になっていませんようにとも願います。そして、彼ら自らが、そんな人から与えられたスタンダートにとらわれず、何を大切にして生きていくかを選択できるようになっていけるようにサポートしたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Mayumi🦩