日本時間だと本日の午前中が第95回アカデミー賞の授賞式でしたね。
春先で耳の調子が悪く、午前中は通院だったのですが、待ち時間にTwitterリアルタイム更新しまくって、アカデミー賞の行方を見守っていました。

終わってみたら、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞から助演男優＆女優賞含めた、７部門で完全勝利！

長編アニメーションもデル・トロ先生の『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が受賞したし、『西部戦線異状なし』も国際長編映画賞含む４部門で受賞（美術賞まで受賞したのはちょっとびっくりした）。

結果だけ見たら大きなサプライズはなかったと思うのですが、それでもここ数年でめっちゃエモい授賞式だったと思います。なんか久しぶりにいい授賞式でうれしかったな。

なにより！！！！！

キー・ホイ・クァンが助演男優賞を受賞したのが本当にうれしい。
いや、絶対受賞すると信じていたのですが（だってホントによかったし）、プレゼンターのトロイ・コッツァーと一緒にいたアリアナ・デボース（昨年の助演男優＆女優賞コンビ）が涙声でキー・ホイ・クァンの名前を読み上げた瞬間から、私も涙目。
基本的にvarietyのTwitterを追いかけていたのですが、受賞スピーチを見て病院の待合室で泣きそうになっちゃったよ……マジで。

そしてブレンダン・フレイザーの主演男優賞受賞にも、もらい泣きしそうになってしまった。

もちろん歌曲賞を受賞した「ナートゥ」のパフォーマンスも最高だったし（最初に司会のジミー・キンメルをダンスで追いやったのも面白かった）。

授賞式前はどれだけ『トップガン マーヴェリック』が賑やかしてくれるかな？と思ってたけど、ふたを開けてみたらトムちんは来場してないし（だよね？）受賞も音響賞受賞のみでしたね。GAGAさまのパフォーマンスはあったけど、やっぱり歌曲賞は今年は『RRR』よな！

早く落ち着いていろいろ見たいんだけど、やっぱり今年は『エブエブ』チームやカムバックチームが最高に盛り上げてくれた回だったと思います。

俳優業から離れていたキー・ホイ・クァンをはじめ、セクハラや精神的に不安定だった時期を乗り越えて返り咲いたブレンダン・フレイザー、アクション女優として一時代を切り開いたのに賞レースと無縁だったミシェル・ヨー。
ミシェルはアジア人として初の主演女優賞受賞だし！SAGよりお上品だったスピーチもよかった！もちろんSAGはSAGで面白かったけど。

そして何よりもエモかったのは、作品賞の発表がハリソン・フォードだということですよ！！！

『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』で共演したハリソンと抱き合うキー・ホイ・クァンのふたり、マジで最高にエモい。
マジでこのツイートに100万回くらい「いいね」押したいんだけど！！！

飛び跳ねて喜ぶジェイミー・リー・カーティスもかわいいし。

そして私は一緒に出席していたハリー・シャム・Jr.（「Glee」の頃から好き）も見逃してないよ！よかったね！！！

アカデミー賞の作品賞で『エブエブ』みたいな低予算映画が受賞するとか、これからの映画の可能性が広がった感じもする。

幸せな気持ちになれる、とてもいい授賞式だったな。

あと受賞とは関係ないですけど、varietyさんがツイートしてたジョン・チョウがめっちゃ色っぽくて「やっぱり好き」って思いました。ビバップの実写版ではいろいろ言われちゃったけど、あれはもう「実写化する」って言ったNetflixさんが悪いのよ。キミのせいじゃないと私は信じているよ！！