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旅のあれこれ:ラスベガス&ロンドン 海外年越し事件簿

ベガスの年越し写真を発掘して、そういえば海外で年越ししたときもいろいろあったな……と思いだしました。

今まで私が参加した浮かれた海外年越しは、

■カリフォルニア・ディズニーランド
■ラスベガス(2回)
■ロンドン

世界でいちばん有名と言っても間違いなさそうな、ニューヨークのタイムズスクエアでの年越しも体験してみたいのですが、何時間も前から場所取りする必要があるし、トイレに行くため待機列を離れられない(一度外に出たら並び直し)というハードコアなルールに恐れをなして、いまだ参加できず。
でも、死ぬまでに一度は体験してみたいなー!
ちなみに、東京・渋谷のスクランブル交差点や明治神宮という、自国の浮かれイベントにも参加したことあります。

というわけで、今までの海外年越し事件簿。

■新年早々、死にそうになったカリフォルニア・ディズニーランド

カリフォルニア・アナハイムのディズニーランドで年越しをした若かりし頃。
12/31~1/1はオールナイト営業ということで、夜を徹してアトラクションに乗り続ける体力がありました。夜中にジェットコースター3連チャンとかしてました。若かった……。
「カリフォルニア」という響きに、「ま、年末年始もそこまで寒くないっしょ!」と余裕こいていましたが、深夜はさすがに寒すぎて(そりゃぁ陽が出てないんだから寒いのが当然)、「カリフォルニアに裏切られた!普通に寒い!!」と絶望した記憶。

パーク内の至る所にDJブース+ミラーボールが設置されていて、「なんか、ディズニーランドの世界観と全くちがうんですけど!アリなんすか!!」と、日本のディズニーランドしか知らなかった私は驚愕。

そしてディズニーランドのすぐお向かいに「カリフォルニア・パーク」というパークがあるんですが(スター・ウォーズやマーベルエリアはこちらに続々登場。行きたい)、ここの観覧車、マジでご注意ください。

観覧車のゴンドラが固定されておらず、重力によって前後運動をするヤツがいます!
10時と14時くらいの場所だと、めっちゃ勢いつけて移動します!!

絶叫系が苦手な方は「勢いよく移動」が怖いみたいなのですが、他の理由からも注意が必要!!
むしろ私的にはこっちが凶悪すぎた!!

ブランコで気持ち悪くなる人(私)は、絶対に酔います!!!!!

いやホント、新年早々吐くんじゃないかと思うレベルよ。
乗る直前に、寒さ凌ぎのココアを飲んだのも悪かったと思う。
そしてサービスなんだかよくわかんないけど、1周で下ろしてくれないのも大きな理由のひとつだと思う。
ようやく地上に着いたのにドアが開かなかった時の絶望感たるや……。

■極寒のロンドンで寝過ごす

カリフォルニアと違い、万全の寒さ対策を講じて馳せ参じた、年末年始のロンドン。
テレビの天気予報は、毎朝毎朝「Today is freezing cold too.」。
イギリスに住んでいた旅友ちゃんと一緒に、本場のマダムタッソーやハリー・ポッターで有名な9 3/4番線ホームなど、私の行きたい場所にお付き合いしてもらってナンパな観光をしつつ、年明けはやっぱりロンドン・アイかな、なんて話していました。

でもフリージング・コールドに耐え切れず、夜までホテルで一休みしようか。と戻ったが最後、しっかり二人で爆睡。
23:45に目覚め、小さなテレビでロンドン・アイ周辺が盛り上がっている様子を観ていました。

「やっちゃったねー」なんて話つつ、落ち着いて「あけましておめでとー」と新年のご挨拶。翌日、悔しくてニューイヤー花火がでかでかと掲載された新聞を買いました。
そしてこの子がその直後の「大寒波の北京空港足止め事件」で超役に立ってくれた。

■浮かれたラスベガスで酔っ払いに絡まれる

ラスベガスの年越しは、片側7車線くらいあるメイン通りがフルで歩行者天国になります。浮かれポンチのツーリストは、みんな好き勝手仮装して、ニューイヤーの花火に大歓声。
ちなみに大晦日の昼、どこかの屋台のお兄ちゃんと交わした会話はこちら。

「ニューイヤーはストリップで過ごすの?」
「もちろん。他におすすめの場所ある?」
「いや、ストリップがいいと思うよ」
「お兄ちゃんも行くの?」
「まさか!絶対行かない。人も多いし」
「だよね~。私もトーキョーだったら家にいるよ」

どこの国もジモティーが考えることは一緒ですな。

というわけで、大勢の浮かれポンチと年を越した瞬間にハイタッチしたりしていましたが、花火が終わってしばらくすると人の多さと寒さでカジノに避難。この旅の同行者、MJ好きの同僚ちゃんがトイレに行くのを待ちながらスロットを回していると、真冬にぴちぴちミニスカ+裸足+ティアラのお姉ちゃん(泥酔)が急に抱きついてきた。

なになに!?新手のスリか??と警戒したけど、本当にただの酔っ払い。

「アンタもひとりでしょ?私もひとりになっちゃったのーーー」
「え、いや友達待ってるだけだからひとりじゃないけど……」
「私、ボーイフレンドもいないのよ~。ひとり同士、さみしいよねぇ~」
「(一緒にすんなや)でも新しい1年がはじまるから!問題なし!」
「ハッピーニューイヤー!」
「いぇーい!はっぴーにゅーいやー!」
「スロット勝ってる?」
「負けてるね……(早くどっかいかないかな)」
「いやーんかわいそう~~~」

なんてしばらく酔っ払いの相手をしていると、お姉ちゃんのお友達が登場。
「マジごめん」と謝ってくれながら回収されていきました。

今までの海外年越しは浮かれた街に行ったけど、大自然系での年越しってしたことないな。次は自然系の世界遺産の初日の出とか見てみたい!


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