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DC~Bostonドライブ旅(12):ボストン、魅力的すぎるいい街!住みたい!

ボストンに到着したら、何はなくともクラムチャウダー!
ということで、さっそく突撃するは「クインシーマーケット」。
クラムチャウダーには、ミルクベースの「ボストン・クラムチャウダー」と、トマトが入った「マンハッタン・クラムチャウダー」があるのですが、個人的には圧倒的にボストン派。

クインシーマーケットは、「ボストンの台所」とも呼ばれているようで、そりゃもういろいろな美味しそうなものがいっぱい。
丸いパンをくり抜いた中になみなみと注がれたクラムチャウダーはもちろんのこと、ロブスター・ロールやザ・アメリカンなりんごあめまで。

しかしクラムチャウダー、美味しかった!
本当に美味しかった!
ボストン、来てよかった!いい街!!

お腹いっぱいになった後は、ボストンの主要名所をぶらぶら。
アメリカ建国の地ともされるボストンは、「フリーダムトレイル」という赤い線を辿って歩くと主要名所を廻れるらしい。

なんとなく赤い線を辿りつつ、たまに完全保護色のレンガ道でラインを見失ったり、ちょっと工事していて途切れたり。
トレイルの線を辿っていくと、アメリカ独立戦争のきっかけになった旧議事堂や、フランクリン・ベンジャミンさんの像があります。

アメリカの歴史に疎く、いまいちピンと来ないことが多かったので、次来るときはちゃんと勉強してから歩きたいな。
本国の方たちはみんな興味深そうに歩いているのが印象的でした(でも平均年齢はめちゃくちゃ高かった)。
自国の始まりの場所を辿るって、感慨深いものがあるんだろうな。
こういう時に、島国として他国に侵略されず歩んできた日本という国は、世界的に見ても稀有な国だな、と感じる(歴史的なところはとらえ方が千差万別だけど)。

実はあまりゆっくりボストンに滞在できなかったので、ボストン美術館に行くことができなかったのが本当に残念。
所蔵してる浮世絵、見たかった!
それにボストン交響楽団の本拠地も見に行きたかったなー。

でもハーバードグッズはしっかり買いました。
ミーハーなツーリストなので。
でもハーバードにはまったく縁のない人間なので、恥ずかしくて外では着ず、家着。
旅友ちゃんと「ユニフォームにしようか?」という話もしたけど、さすがにふたりでハーバードTシャツ来てたらものすごい誤解を招きそうなので見送りました。
そして「ハーバードと言えば」のエンジのTシャツも、なんか分かりやすすぎて買えなかった小心者。

MITやレッドソックス球場も行きたかったんだけど、こちらも時間がなくて、電車の車窓から「あれMITだね」「あ、レッドソックス」と遠巻きに眺めるだけのあっさり観光。
ボストンは想像していた以上にこじんまりとした街で、電車に乗った時間もほんの少しだけ。

「そういえば『アリー・マイ・ラブ』も『ボストン・リーガル』も電車のシーンってないかもね」
「確かに。いっつもコーヒー片手に歩いてるかも」
「安全そうだし、コンパクトでいい街だね」
「暮らすならこういう街のほうがいいよね」

なんて話しつつの、ボストン観光でした。なんかもう少し時間ありそうなイメージだったんだけど、気づいたら「あれ?なんか我らに残された時間少なくない?」という感じだったのが本当に残念。
でも、また行きたいと思うくらいいい街!
ニューヨークやロスみたいなバリバリしゃれおつな街の楽しさももちろんあるけど、仮に暮らすと考えるならこういう街のほうがいいな。
今回の旅の最終目的地、ボストンにして大正解だったと思う。

今回もマジでいろいろありましたが、「旅友ちゃんとならどこでも大丈夫だ」という自信がが強まった旅でした。

ちょっと道を間違えると乱暴にUターンを指示するあきらめが早いカーナビには最後まで翻弄されたけど(マジで100回くらい「合法的にUターン」と言われた)、忘れられない夏旅でした。
派手な街には行ってないけど、どこもいい場所で、ワシントンD.C.の印象がかなり薄くなってしまっている感もあるくらい。

死ぬまでに絶対行くぞ!ボストン・リベンジ!
タングルウッド音楽祭も行ってみたいし(一瞬候補に上がったけど、クラシック期間じゃなくて脱落)!
セイラムの街ももうちょっと楽しみたいな、とかいつもよりちょっと積み残しが多い旅でしたが、それを引いても余りある経験ができた7日間でした。


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