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子育てときゅうりのネット

畑のネットを
片付ける

夏風に吹かれ
広く大きな目の
それは
きゅうりから
適度な距離で
揺れていた

ああ子育ても
親はネットで
いれば良かったか

なのに盆栽のように
育ててしまった

芽を摘み捻じ曲げ
時には針金で
縛るが如く

こうして
家族揃った意味を考える
再び
チャンスを貰えたと

そう前向きに
受け止めたい




🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

もう畑は秋冬野菜の季節に入っています。

夏の終わりにきゅうりに張ったネットを片付けました。
枯れたつるが絡まっているので、取るのに少し手間取りました。

その時に浮かんだことを記事にしてみました。

子供がある程度大きくなって来たら、親との距離はきゅうりとネットのような関係が理想的だなぁ。
ネットを片付けながら、そんなことが頭に浮かびました。

蔓が伸びて来て、そこにあるネットに少し蔓の先が引っかかったら、あとは自分の方からしっかり絡まりつく。
伸びてくる蔓を信じてただ待つだけ。

どんな時もネットの方からは干渉せず風に揺れてただそこにあるだけ。
そんなお互いの距離感って良いなぁ。

はたと、自分の子育てを振り返ります。
あぁ、私はこの距離感では無かったな。

例えるのなら…
もはや盆栽。

そう思いました。
時には芽を摘み、幹を曲げ、針金で縛りあげる。

そんな窮屈な子育てでした。

今再び家族で暮らし始めています。
もう私は同じ過ちを犯したくない。

なので親として
干渉しないネットになろう
と自分に言い聞かせています。


もしも今子育て真っ只中の人がこの記事を読んでくれてたなら、風に揺れるネットを少し意識して貰えると嬉しいなぁ。
そんなことを思っています。



読んでくれてありがとう。
出会えたご縁に感謝します。

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