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遠くにいる人を信じる

新元号が発表になりましたね。
新しいことのはじまり。

私は、学びのシェア会から派生した出版プロジェクトに参加しています。
本を書いて出版する、というのは私の長年の夢でした。
このプロジェクトに参加できることになったことは、本当に幸運なことだと思っています。
出版するというと、出版社から本をだすというのが一般的なのだと思いますが、今回のプロジェクトは、「自分たちで作って出版する」というのもチャレンジになっていて、クラウドファンディングなどもやっていく予定です。
応援したり、関心を寄せてくださったりしてくださる皆さま、本当にありがとうございます!
たった今、気になってきた、という方もWelcoming!

さてさて。
この出版プロジェクトのことを考えるときに、浮かんでくる言葉がある。
 “If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.”
(速く行きたいなら、一人で行きなさい。遠くへ行きたいなら、みんなで行きなさい。)
アフリカの旧い諺らしいが、出典は不明だ。アル・ゴアがノーベル平和賞のスピーチで使っていたらしいこの言葉が、この出版プロジェクトを考えるときにとてもぴったりくる。


「本を出す」「著者になる」というのは体験がないが、それでも、本を書くと思うとき、それは、「遠くにいる、まだ見たことも会ったこともない誰かを信じて、その人に届くと信じて書く」ということではないか?と思っている。
その人が、いるかどうかもわからないけれど、だけど、きっといる、これを読んで何ものかを受け取ってくれる、今は遠くにいる人たちへ信じて書くということ。
そういうことのような気がしているし、私はそのように書く。
遠くにいる人を信じる。

遠くへ行くのに、一人で行くのはなかなか困難だ。
弱虫だし、怖がりだし、できない理由を探すのがうまいし、逃げ出して隠れてしまいたくなるし。
だけど、誰かと一緒なら、励ましあったり、ときには叱咤してくれたり、共感しあったり、逃げ出そうとするのを引き止めてくれたりするかもしれない。仲間とともに、手を携えて、遠くへ行く。
たぶん、良いことばかりではないはずで、みんなで行く困難さが待っているだろう。意見が合わなかったり、考えていることがわからなくなったり、自分のコミュニケーションの甘さを痛感したりするかもしれない。自分の無力さに落ち込んで、一人置いていってくれ、とか言い出すかもしれない。
だけど、その遠くで、待っていてくれる人がいると信じて行く。
私にとって、この出版プロジェクトは、そんな感じなのである。

一体どこまで遠くへ届けることができるかな?
一人じゃなくて、仲間とともに進んでみます。
そして、令和元年に出版しますよ〜。

学びのシェア会・出版プロジェクトメンバー 稲葉麻由美



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