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美味しそうな料理の色はカラフル!

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カラフルな食材はテンションが上がり、美味しそうに見える!

自粛生活が続き、自炊をされている人が増えて、SNSでは綺麗でお洒落な料理の写真をよく見かけるようになりました。

最近の傾向では、美しい高級食器に盛り付けられた写真より、木の素材を使って、森のレストランで食事をしているイメージの写真が多いですね。今は、身体に優しい食材や、ナチュラルなものを取り入れる人が多いからでしょう。

皆さん食材の彩りを工夫されて、目でも楽しませてくれる写真が増えました。

 彩りにこだわった料理の盛り付けは、もはや小さな芸術作品のようです。

レストランでは、食べるのが躊躇するような、カラフルな美しい食材の料理が出てくると、テンションが高くなり、しばらく眺めたり、写真に収めたくなりまりませんか?

そして、味に対する期待感も上がります。

ではなぜ、カラフルな食材は、美味しそうに見えるのでしょうか?

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カラフルな食材と味覚の関係

私たちは、食事をするとき五感(味覚、嗅覚、触覚、視覚、聴覚)を使って料理の美味しさを判断しています。その中でも視覚から得た87%の感覚で美味しい、不味いを判断しているそうです。

美味しそうに見える代表的な色は、「赤」「黄」「橙」「緑」

暖色系の色は興奮色なので、見るだけでエネルギーを消費します。
エネルギーを作るために、食欲も増進するということですね。

そして薄い色より濃い色のほうが、味がしっかりついているイメージがあるので、美味しそうに見えます。

又、赤と緑は反対色なので一緒に使うとお互いを引き立てあうような関係になります。赤身のお刺身の横にシソの葉を置いたり、スーパーのお肉のトレイに緑の葉が印刷してあるのは、赤い色をより鮮やかにみせる効果があり、新鮮で美味しそうに見せる工夫です。

反対に、食欲を減退させるのが、「青」

自然界での「青」は空や海など身近に感じられる色ですが、自然の食材に「青」はありません。ですから、人は青い食材を見ることなく進化してきましたので、食べ物としての認識がなく、食欲が湧かないのだそうです。

身体を大きく成長させたい子供には、モリモリ食べてもらう為に、カラフルな食材は必要ですね。

日々の料理の中で、「色」が人に与える影響が大きいことに驚きます。

今日から、自然のもので、カラフルな素材を選び、見た目で食欲が沸くような盛り付けにしてみませんか?






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