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会社を辞める時にスルーしていい言葉

私は新卒からグラフィックデザイナーとして働き始め、今までデザイン制作会社2社、インハウス2社を経験しました。つまり計3回の転職で、4社の会社を辞めてきた経歴があります。

そこで、今会社を辞めている最中、もしくは今会社が辛くて辞めたいという方に対して、もしこの言葉を言われたら華麗にスルーしてほしい!という言葉があるので、記事に書いてみようと思います。


激務率の高いクリエイティブ業界

会社を辞めるにあたって、特にクリエイター系であれば業務時間が長い、辛い、待遇がそぐわない、何らかの不満があって「ここではないな」と言うことで辞める選択をすると思うのです。

特にデザイナーは本当に重労働の方が多いです。(私調べ)制作会社なんて「みなし残業」がデフォでしたし、とにかく辞めたい人というのは精神的・肉体的も辛い立場の人がほとんどです。

辞めると決めてからの作業でいうと、担当していた仕事の引き継ぎやデータの整理等が主になってきます。それは立派な業務の一部であると思います。
しかし、、、、、ある言葉を武器にそれを有給期間中(タダ働きとして)
に押し付けてくる傾向があると思うのです。

スルーすべき言葉

皆様にお伝えしたい、スルーすべき言葉というのは
ズバリ、
「立つ鳥跡を濁さず」です。
これは過去4社中2回言われたので、よく使われるフレーズなのだと思います。自分でこのワードを書いていてゾワゾワしてきますw

その言葉自体はいいと思うのです。綺麗に円満に終わることが一番だと思うので、理想だと思いますし。
しかし、その言葉自体を言ってくる人はその言葉を「正義」としてかざし、あなたの精神的・肉体的に弱っているというのにつけ込み、最後までタダ働きで利用しようという魂胆があります。

そもそも精神的に辛くて辞めるというのであれば、そんなに周りに気を使わなくてもいいのです。そこまでボロボロになって、何で最後まで気を遣わないといけないのでしょう。声を大にして言いたい、「水を濁しまくって辞めてもいいのです!」言ってくる人は大抵あなたより待遇のいい地位や立場の人です。そんな人に今後得もないのに、気遣いはしなくてもいいのではないでしょうか。辞めたとして、今後縁があったり、繋がってくれる人というのは
きっとそんなことは言いません。

あなたのことを大切にして、気持ちをわかってくれる人に対してのみ
「水を濁さず」飛び立っていけば良いと思います。


辞めることも、主張することも悪ではない

そしてもう精神的・体力的限界ということで辞めてるならば、そんないい子にならないでほしいのです。辞めるということは精神的に追い詰められている時が多いので、その言葉自体も辛く、また自分を責める原因にもなりかねないと思います。

辞めることは悪いことではない。有給じゃなく、業務時間内で引き継ぎやデータの整理をすることは当たり前で主張していい。※もしスケジュールの兼ね合いで無理な場合もありますが、主張すること自体はずるいことではありません。なので絶対に引け目に思わないで。

これから辞める予定がある方、辞めると決断して引き継ぎの最中の方、
どうか気持ちを強く持って、弱っている心につけ込まれないように
円満に辞めれることを祈っています。

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