MAYUMI

グラフィックデザイナー。1985年神奈川県生まれ。 武蔵野美術大卒業→デザイン制作会社…

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グラフィックデザイナー。1985年神奈川県生まれ。 武蔵野美術大卒業→デザイン制作会社→美容系メーカーやレコード会社のインハウス →フリーランス(2024〜)。お仕事のご依頼はDMより承っております。 HP ▷ http://may-umi.com/

最近の記事

【超入門】誰でもわかる!グラフィックデザインの手順 <CASE1 スマホ壁紙>

「グラフィックデザイン」とはどのような流れで行われているのか。実務歴16年のデザイナーが解説してみようと思います。   今回の記事はこのような方に特におすすめの内容です。 実際にデザイナーがどのような手順で作っているか知りたい方 グラフィックデザイナーの実際の仕事に興味がある方 自分の制作の参考にしたい方 仕事上デザイナーと関わっている方 誰でもわかる!と大袈裟なタイトルにつけたように、ざっくりとした流れの説明になります。イラレの操作など細かいテクニック的な部分は

    • 「グラフィックデザイン愛」について語ってみる。

      グラフィックデザインについて勉強や自主制作したり、仕事として携わっているという方は、好きなことに関わっているのできっと「楽しい」気持ちが大半だと思います。 しかし、逆に真剣だからこそ自分に厳しくなりすぎたり、責任が増えたりで単純に「楽しい」だけを感じられない場面もあるのは当然です。そんな時、あんなに好きで、憧れてはじめたグラフィックデザインだったのに、何でこんな気持ちになるのだろう、と思うことはありませんか? ということで、初心に帰り、そもそもグラフィックデザインのどういう

      • フリーランスになって一番良かったこと。【独立3ヶ月目の本音】

        フリーランスになりたい!と思っている方、今の時代かなりいると思います。私もその1人でした。でもその踏ん切りというかタイミングは人それぞれだと思いますので、何でもかんでも今すぐフリーになって方がいいよ!と無責任にお勧めはできません。 ですが、いつかわなりたい!と思っている方の希望を持てるように、フリーになって一番なって良かったメリットについて書いてみたいと思います。 メリット・デメリットある 当たり前ですが、会社員、フリーランスどちらにも其々メリット・デメリットがあります。

        • 一生続く、グラフィックデザインの勉強。

          以前書いた↓この記事、 この記事に書かれている方法で勉強を進めていくと、今度はかなりの確率でデザインへの学びに対してウンザリする時期がきます。笑。ということを書いたのが、↓この記事。 では、デザインの「守・破・離」の離のその先はデザインの勉強しなくて良いのか。インプットしなくていいのか。という疑問が出てきます。 質のいいデザインだけを集中的に見るようなことはしなくなるとは思いますが、私は一生学び続けるもので、そのインプットの対象が変わってくるのだと思うのです。 それは

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        • 「グラフィックデザイン愛」について語ってみる。

        • フリーランスになって一番良かったこと。【独立3ヶ月目の本音】

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          会社を辞める時にスルーしていい言葉

          私は新卒からグラフィックデザイナーとして働き始め、今までデザイン制作会社2社、インハウス2社を経験しました。つまり計3回の転職で、4社の会社を辞めてきた経歴があります。 そこで、今会社を辞めている最中、もしくは今会社が辛くて辞めたいという方に対して、もしこの言葉を言われたら華麗にスルーしてほしい!という言葉があるので、記事に書いてみようと思います。 激務率の高いクリエイティブ業界 会社を辞めるにあたって、特にクリエイター系であれば業務時間が長い、辛い、待遇がそぐわない、

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          自己分析に使える<MY>推しアーティスト

          こんにちはMAYUMIです。 今回は少し変わった「自己分析」の方法について書いてみようと思います。 表現者の自己分析 表現者であるのならば、自分のことをよく知ること・理解していることが大切で、特に得意である「強み」や興味がある「好み」を知ることはとても重要だと思います。自分自身のことですから、なんとなくはわかるとは思うのですが、ツールがあった方が違った側面から測れて、意外な発見があるかもしれません。 そこで今回の記事では、自分の「推しアーティスト」を使った自己分析を提案

          自己分析に使える<MY>推しアーティスト

          【無料配布】 2024 / 4月 壁紙カレンダー

          春分も開けてもうすぐ4月!ということで、壁紙を作りました。 今月のイメージは元気でビビッドなチェック柄です。 ▼無料でDLできます! ※加工や2次配布等、壁紙以外のご利用はご遠慮ください。 𓅹𓅹𓅹𓅹𓅹𓅹𓅹𓅹 MAYUMI グラフィックデザイナー。1985年神奈川県生まれ。 武蔵野美術大卒業→デザイン制作会社→美容系メーカーやレコード会社のインハウス →フリーランス(2024〜)。お仕事のご依頼はDMより承っております。 HP ▷ http://may-umi.com/

          【無料配布】 2024 / 4月 壁紙カレンダー

          【美術館レポ】戸田幸四郎絵本美術館に行ってきました

          こんにちは、グラフィックデザイナーのMAYUMIです。先日熱海旅行の際にふと寄った、戸田幸四郎絵本美術館がとても素敵だったのシェアしたいと思います。 子供の絵本について興味がある。 無印良品などの素朴で洗礼された世界観が好き。 あまり知られてないオススメの美術館を知りたい。 熱海のオススメの観光スポットを知りたい。 そんな方にとてもオススメな美術館なので、ぜひ読んでみてください。 ゆっくりできる隠れ家的美術館 恥ずかしながら、私はこの美術館を知らず、現地のホテル

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          デザイナーの「批評」との付き合い方

          もしこの文章を読まれている方がデザイナー、若しくは何らかのジャンルの表現者であるとしたら、「批評」について深く悩んだ時期が人生の中で1度や2度はあるのではないでしょうか。 当たり前ですが、表現というのは人の目に晒すことでもあるので、批評はつきものです。私も予備校時代、美大時代に特に悩んできました。 悩んで悩んで悩みすぎて、当時は大変でしたが、その経験が誰かのためになるならと思いシェアします。 これから表現の世界に入っていきたいけれど人の目に晒されるのが怖い。 他人に色々

          デザイナーの「批評」との付き合い方

          【無料配布】 2024 / MARCH 壁紙カレンダー

          今日から3月!ということで、 2月は作れなかったのですが、今月はスマホ用の壁紙を作りました。 和菓子のような柔らかい色合いと曲線をモチーフをベースに、 少しビビッドな差し色でPOPな感じも足しつつ、 3月の雰囲気を表現してみました。 月も変わって気分も一新という方、気分転換にスマホの壁紙を変えてみてはいかがですか? 無料ですので、ぜひDLください! ※加工や2次配布等、壁紙以外のご利用はご遠慮ください。

          【無料配布】 2024 / MARCH 壁紙カレンダー

          なぜデザイン学科の美大受験にデッサンがあるのか。

          美大を目指そう!と思うと、まず第一関門として「デッサン」の壁があります。(今は分かりませんが、他の普通科目で成績が良い人は特別枠があってスルーできました。) 「デザインと」いう今ではPCでイラレのようなソフトで作るような、ちょっとデジタルでおしゃれなイメージなのに、まずはとてもアナログで泥臭い(!?)デッサンと向き合うことになります。 ちょっと専門性というか、修行感があって、これから美術という門をくぐり始めたのかという感じに私はワクワクしたのですが、そもそも「デザインってデ

          なぜデザイン学科の美大受験にデッサンがあるのか。

          「デザインへの学び」にうんざりしてきたら。

          前回の記事では私が学生にやっていたオススメの勉強法をお伝えしました。 が、 今回は真逆のようなタイトルで記事を書いてみたいと思います。 実際前回紹介した勉強法(研究)をやっていたのは学生の頃限定の話で、実際、私は就職して制作会社で仕事をし始めると勉強やインプットに費やす優雅な時間がなくなりました。笑 仕事でもいつもデザインのことばっかりになるので、そして自分でも実践していくので他を見て学ぶ、というより毎日やっているからお腹いっぱい。となり、インプットが減っていると感じて

          「デザインへの学び」にうんざりしてきたら。

          グラフィックデザイン オススメの勉強法。

          ↑前回の記事でも書いたように、今と昔ではグラフィックデザイン界における環境が違い、今は学ぶ方法がたくさんあるので、とても良い時代だなとつくづく思います。 私の頃なんて、イラレは専門書を読みながら独学、大学では技術より考え方を学び鍛える場所なので特に詳しいレクチャーはありませんでした。(私の学科はそうでした)なので入社当初は専門学生出身のデザイナーの方より明らかにアプリを扱うスキルが乏しく、苦労しました。。笑 という前談は置いておいて、今はDTPのアプリケーションの使い方のス

          グラフィックデザイン オススメの勉強法。

          グラフィックデザイナーとはどんな職業か

          こんにちは、MAYUMIです。私は「グラフィックデザイナー」という仕事をかれこれ15年程してきました。 しかし、世間一般的にどんな職業かあまり認知されていないような気がしていて、「3Dグラフィック」や「コンピューターグラフィック」と間違われる度に、全然認知度がない職業なのだな…と少し残念に思うこともあります。 なので今回は「グラフィックデザイナー」という職業について、特に聞いたことはあるけどあまり知らなかった人や、職業について興味がある人に向けて、書いてみたいと思います。

          グラフィックデザイナーとはどんな職業か

          改めまして、自己紹介

          ちょうど1年ほど前に自己紹介の記事をアップしていましたが、 この度フリーランスになり、HPのリニューアル、 プロフィール画像もアイコンから写真に変更したということで、 改めて現時点での自己紹介をしたいと思います。 MAYUMI グラフィックデザイナー。1985年神奈川県横浜市生まれ。東京出身。 武蔵野美術大卒業後、デザイン制作会社を2社経て、 老舗ジェルネイルメーカーにてインハウスデザイナーとして働く。 2015年レコード会社のインハウスに転職、 CDジャケットのデザイン

          改めまして、自己紹介

          文字詰め

          昨年度末、山手線のホームで見かけた ある広告のキャッチコピーの文字詰めがすごく気になってしまった。 結構大手のメーカーだったような気がする モデルもお金かかってそうなプロモーションなのに、 若干、打ちっぱなしの文字間に見える。 時代が変わったのか、 逆にこの文字間の方がバランスがいいのか。 なんてしばらくその広告の前で立ち止まり、 過去の自分の 「文字詰め」について苦しんできた あれこれの思考がフラッシュバックした。 私はデザイン学科に在籍していたのだが、 学生の頃から

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