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ミッドライフクライシスの捉え方


今、自分が実年齢が何歳であるとしても
肉体は歳を重ねていきます。



自分も中年期になり
(中年、というとオジサンやオバサンみたいなワードを想像しますが、中年期という意味で使います)
人生の折り返し地点を過ぎたあたりから
ミッドライフクライシスなるものを経験しました


自分もそうかも?って方や、
今、当てはまるかも。と思う方も
ぜひ一緒に考えてみましょう。


ミッドライフクライシスとは
直訳すると、中年の危機。
ミドルエイジクライシスとも呼ばれる。
中年期特有の心理的なもので鬱や不安症状などが
現れる。
原因は体の衰えや見た目の変化、
残りの人生について実態を伴って考える時期になることなど。
特別な事ではなく、第2の思春期という見方もある

わたしたち肉体は
物質である肉体
感じる機能である 
思考し考えるがあり


があります。


それぞれが連動して
うまく機能しています。


肉体には必ず寿命がある。
なら、どうして生まれてくるのか。

どうして生まれてくる?この普遍的な問いに
答えを出すのは難しく
考えれば考えるほど人生迷子になりやすい。

結論、生まれたかったから。しかないと思うし
そう考えたら笑えました。


魂+思考+心=肉体


同じことを体験しているのに
感じ方が全く違うのは

どこを見てどう捉えるか?という
思考の癖、思考の方向


感情にはあまり意味がなく
(ただの指標)
思考の向いている方向で
感じることは変わります。
つまり、思考は大事だし
思考の影響力はとても強いということ。



だから、思考は、自分が思うよりも人生に影響を
与えるので、
どれだけ見たいものを見るようにするか?
という思考の調整をすることがとても大事です。


ミッドライフクライシスは
一時期的に
思考、心、魂が分離しているように感じる現象。

だから
自分の肉体(心、思考)と
魂の本質との繋がりを思い出し、
自分が見たいことに思考(フォーカス)を
洗い直す時期だと考えます。


自分にとって不用なものは捨てて
望むことにエネルギーを注ぐ必要があります。
人生は限られているから。



成長過程×集合意識


自分ひとりで大きくなる人間は誰もいないように、
人間は、他者との関わりの中で
学び、思考パターンが形成されていく。



他者、は自分にとって影響のある親や教師、
家族、友人などの身近な人間のことで
少なからず、関わった人間の思考が
自分の思考のパターンに影響しています。



人間の基礎部分を構築する成長段階で
集合意識がある程度影響を受ける、と
仮説を立てたのは、自分も親の影響を受けていると
思ったから。

心配性、マイナス思考の親の考え方、思考クセ、パターンを見てもそう思います。


だからわたしもマイナス思考なのかって
過去はそうだったかもしれませんが、捉え直しをしたら、関係ないと思えたんです。

あー、親のせいかってそうじゃなくて
自分が何を見たいのかを捉え直しをして
そのように思考を向ける。
それでいいということ。



思考の捉え方の癖、はただの癖で
自分自身ではないというのが、鍵です。

意識してフォーカスを変えれば
思考のクセを変えることができる

 
思考は、カメラのレンズのように
無意識でもフォーカスしていることが
見えるという特徴があります。


一度、ネガティブな沼にハマったら抜け出せなくなった経験はありませんか?


だから思考を理解して、自分が感じたい感情を選ぶ必要がある。



視点が変われば、当然
見える世界が変わります。


自分があるようでないように思えたり
誰かと比べることでしか評価できないとしたら
自分を認められないし否定的な感情も出てきます。


無価値観。

それはあなたのせいじゃないし
そもそも価値って比較で見えるものじゃなくて
元々にあるもの。


自分に対する無価値観、がミッドライフクライシスの原因


働き盛りの年代でもあるから
家族がいたりしたら尚更
自分の価値について考えることも
今更な感じがしたり
感じたことに素直になれない場合もありますよね。


だけど、これから先を
どうしたいのか?
わからずに生きるのはもっと辛くなる。



誰かや何かに力を明け渡すことなく
自分主導でありながら
社会の中で自分を生かすことが成人、と呼ぶなら
わたしはそれができてるんだろうか?

大人として生きているけど、
本当に大人なのか?と疑問に思うことも
あるはずです


わたしの場合も
中年期に入り、今までのものの見方が
しっくりこなくなり、
続けてきた仕事を辞めました。


魂の本音、心の満足、について考えたり
心や魂のことや、精神世界を学んだのもこの時期です。


人間は、結局ノンフィジカルの世界からきて
また、戻っていく。魂は肉体がなくなってもなくならない。
そして今は、肉体を持ってしかできない体験を
わざわざ選んで生まれてきた、ということに
しっくりきた。



自分のことは自分でわかっていると思っていたけど
結局は何かに影響を受けたり
選択することが困難に思えたりするのさえも
体験しにきている



人生の主導権が自分にないと思い込んでいたり
自分には力がないと感じている時
無力さを感じると、生きることが辛くなります。


辛いときは、とにかく
1ミリでも自分が楽になることを選びます。
間違っても自分を責めたりせずに。


自分はなぜ生きているのか?という問いに対して
わからなくなったら
もう一度、自分の家を建てましょう、
というお知らせです


リフォームなのか、リノベーションなのか。
人によって変わると思いますが、
大抵は土台からのやり直しをして
好きな家を作るわけです。


ここで、視点を少し遠くして、
より大きな視点から見てみましょう。

家の建て方と、その過程

家=自分は
最初の生まれてから、基礎を作る部分ですが
ひとは約7年周期で成長していく

ルドルフ・シュタイナー


ルドルフ・シュタイナーは
人間の成長段階について
すべきことを自分で見つけて実行できるひと、
つまり大人と定義される段階に育つまで、
7年ずつ、3つのスパンに分け、21歳が成人として捉えています。

ルドルフ・シュタイナー
Rudolf Steiner/ 1861-1925年
哲学博士。人間観、世界観を確立した
アントロポゾフィー(人智学)創始者。
その哲学は、現在も教育だけでなく農業、医学、薬学、社会学、建築、芸術、自然科学など
あらゆる分野で実践されている。

0〜7歳を大切にするシュタイナーな子育て/月刊クーヨン/
クレヨンハウス

0歳から7歳頃までが第1-7年期 意思を育てる時期
7歳から14歳頃までが第2-7年期 感情を育てる時期
14歳から21歳までが第3-7年期 思考を育てる時期


これを見ると、
現代社会では、成長を急ぎすぎている感じが否めません。成人とされる年齢も18歳に引き下がりましたしね。


話を戻して

7歳から14歳までの時期は
魂の領域、
「感情」を育てる時期で、教師や親を権威と感じ
それに従っていくことを望みます。

「9歳の危機」と呼ばれる、まわりの世界から
切り離された「個」としての自分を確立し始める
大きな節目は
その後の自分と社会との関わり方に繋がっていく。


これが、中年の危機=ミッドライフクライシスと
関連します。
ちょうど思春期ですしね。
第2の思春期と言われる。


植物でいえば種が蒔かれて、芽が出る時期



思春期はそもそもどんな種を蒔きたいのか。を
考える時期です。


子供の頃には、周りの大人を権威と感じ従ったけど
中年期に権威だと感じるのは
周りの人の目や声、世間体ですね。



まずは、
自分で自分を育て直すことをしてみる
その視点で今の自分を見てみましょう。


これまでの人生を振り返り
今までやってきたことに対する答えを受け取り
これから先の人生は
何に、エネルギーを注ぐのか。


これまでの人生の結果(望んでいることに対しての結果)を受け取り
これから先は、何を望みどうしていきたいのか?
を考えます。


この作業にはエネルギーが必要ですし
痛みや苦しみが伴うかもしれません。



だって、壊して作り直す訳ですから。
これが自分。という認識を壊すのは
誰だって怖いわけです。




自分がなくなり
精神が、弱ったり病んでしまったように
感じるかもしれませんが
それも、生まれ変わる一歩手前だからです。



でも、このまま魂が抜けたように
無価値観を抱えたまま、ただ、労働するためだけに
日々を生きるって辛すぎますよね。


わたしたちは自覚はなくても
エネルギー体なので元々がエネルギーで
満ち溢れています。

エネルギー=気

元の気と書いて、元気というように
エネルギーは、詰まりがなくなれば
元の状態では勝手に溢れているもの。

わたしたちは、元々元気だった。
だからもし、今体調が良くないとしたら
なんらかの抵抗のある思考で
元々にある流れを阻害してしまった訳です。



自分にはできない、とか
自分はダメなところしかない、というような
嬉しくない感情が湧いてくるのは、
抵抗のある思考をしている時。
これは思いこみと勘違いなので


得意なことにエネルギーを注ぐことで
流れを作ります。

やれないこと、不得意なことは
得意な人に任せて手放す。
それが、相手のエネルギーを満たすことになるし
社会貢献とも言えますね。


最後に、わたしがミッドライフクライシスになり
参考にしたものや取り入れたことのご紹介です。


*人間の成長過程を知る、ルドルフ・シュタイナー
*香りで癒す (精油を使ったアロマクラフト)
*思考を整理するノート術
*潜在数秘術®︎ 潜在意識を学び、統計学を知る
*植物のちからで身体をあたため、めぐらせる
*瞑想
*強み発掘カウンセリング(分析やデータ)


ここに書いたものは、わたしにとって必要だったものです。ここに書ききれないくらいありますし
どれかひとつではなくありとあらゆる方法で
試してやってきましたので
もし、ミッドライフクライシスに思いあたるかたは
自分を責めず、自分のペースで
好みの家を作り直しましょう。



応援しています。



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