3つの男性アイドルグループから見る、格差について(わりと過去の話)

華やかなジャニーズも、冷たく言ってしまえば商売だ。あまりこんな言い方はしたくないが、上の人が「彼はお金になる」と判断すれば、その人はセンターやエースなど、「推される側の人間」になる。例えばキスマイなら藤北玉の3人だし、Hey!Say!JUMPなら山田涼介くんだ。今回はそれに関ジャニ∞を加え、格差がどのように出ているのかについてまとめたい。

1、キスマイの格差について
言わずもがな、このグループは藤北玉の3人と、ニカ千横宮の4人で激しい格差があった。中居くんがニカ千横宮の4人を「舞祭組」にするまでは、本当に見るに耐えないくらい格差があった。藤ヶ谷担の私でさえ、4人の不遇の扱いに胸を痛めていた。「スノードームの約束」のPVを見て、今の舞祭組担はどんな気持ちなんだろうと想像して、悲しくなった。
舞祭組が出来る前の彼らは、衣装も地味で、ソロパートはないのが当たり前で、
立ち位置も後ろで、テレビに出てもほぼ映らない。アップにならない。
まるで藤北玉のバックダンサーだった。
だがしかし、舞祭組ができてからのキスマイは少しずつ格差が解消していった。
舞祭組ができて数年後には、舞祭組メンバーである宮田くんや横尾くんのソロパートから始まる曲がアルバムに収録された。舞祭組だけでテレビ番組に出演したり、アルバムを出した。
キスマイの格差をなくした大きなきっかけは舞祭組で、もっと言えばそれは、舞祭組を作ってくれた中居くんのおかげなのである。

2、Hey!Say!JUMPの格差について
これは、「エース山田涼介と愉快な8人の仲間たち」だ。
Hey!Say!JUMPのセンター兼エースは山田くんで、それ以外のメンバーではしっくりこない。
歌割りだって山田くんが多いし、基本おいしいところは彼のソロパートだ。
彼らの格差は、時代の流れで少しずつ解消してきた感じがある。
例えば伊野尾くん。彼は、はじめはあまり目立つメンバーではなかったが、その
中性的なルックスなどへの人気に火がついて、今はかなりの人気メンバーだ。
今はどのメンバーもわりと活躍の場を広げていると思う。

3、(主に7人時代の)関ジャニ∞の格差について
彼らの格差は、キスマイやJUMPに比べたらあまり顕著ではないかもしれない。
しかし、歌割りの格差は存在する。
メインボーカルの渋谷、錦戸、ハモリパートの多い丸山、安田、大倉、ソロパートが少ない横山、村上。
でも彼らがバラエティ番組に出ると、立場が逆転する。比較的ソロパートの少ない2人が突っ込みまくる。
彼らが歌だけに特化したグループでなくてよかった。
関ジャニ∞の場合、歌とバラエティでメンバーの目立ち具合のバランスが取れているから、格差が激しいとは思わないのだろう。













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