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近郊寫眞帖 : 川崎大師・後編

2月3日、節分の日に川崎大師に行ってきた時の話の続きです。

前編はこちら。よろしければどうぞ。


豆まきの前のご祈祷

境内をぶらついていると、豆まき前のご祈祷が始まりました。
法螺貝の音が鳴り渡るなか、お坊さんの先導で年男・年女の皆さんが大本堂に入っていきます。
(この間は香炉は閉じられ、大本堂内でのお参りもできません)

先導のお坊さんと年男。
裃姿の年男・年女の皆さん。
色鮮やかなお坊さんの行列。
あまり目にすることがない山伏の後ろ姿も気になる。
真打ち登場… じゃなくて、貫首様の登場。

ご祈祷の後は、貫首様を囲んで記念写真。
裃姿の人がこれだけいると壮観ですね。

皆さん、豆まき用の豆を
三方に乗せて持っています。

豆まき式

豆まきは境内の南側・薬師殿前の広場で行われるので、皆さんまた行列で移動です。

提灯の先導。
そういえば平間寺という名前でしたね…
なにか語らう人々
法螺貝隊。
音を出すのが難しそう。
これを楽器にした人、なんでそう思いついたんだろう。
豆まき開始!
どうせ取れないと思って後ろから見物(笑)
野球をやっているのか、ひとりだけ
ものすごく遠くまで投げてくれる年男の人がいて、
後方の観衆も盛り上がっていました。
エキゾチックな薬師殿。
築地本願寺を思い出しました。

次の回の年男の入場

豆まきも終わって、あちこち写真を撮って歩いていると、遠くから賑やかな声が聞こえてきます。
なんだろう、と大山門のほうに戻ってみると、裃姿の人たちの行列が見えました。
次の豆まき回の年男の皆さんが境内に入ってくるところでした。

名前を書いた幟とともに境内に入ってきました。
揃って記念写真。

記念写真を撮ったら、また行進開始です。
黒い着物を着たお寺の人が先導しながら年男の名前を呼ぶと、みんな両腕を振り上げて「ばんざーい、ばんざーい」と大声で応えます。
はじめて見たのでびっくりしてそのまま見送ってしまい、通り過ぎてしまってから慌てて写真を撮りました。

ばんざーい!
(ちょっと出征兵士を思い浮かべました…)

屋台

川崎大師の屋台エリアもかなり広いです。
まずはあまたろで軽くお腹を満たして、さて何を食べようかな? と、たくさん並んだ屋台をのぞいてそぞろ歩き。
お祭りの時の寺社参拝の楽しみですよね。

たこ焼きにするか、明石焼きにするか、シャーピンにするかでむちゃむちゃ迷いました。
で、結局、明石焼きに決定。

以前は食べなかった粉物。
ましてマヨネーズがけなんてとんでもないと避けていたのですが、最近少しばかり考えを変えました。
いかにもお祭りに来たという気分になりますし、食べられるうちに食べたいものを食べておくほうがいいな… と。

アツアツの明石焼き。
舌を火傷しました…

しかし、ひと口かぶりついたところであまりの熱さに泣きそうになりました。
熱くないと美味しくないけど、熱すぎるとなかなか食べられない。ジレンマですね(苦笑)


帰りは仲見世で甘酒をいただき、お土産にきなこ飴を買いました。
このきなこ飴、五家宝を思わせる柔らかい飴でなかなか美味です。(五家宝を美味しいと言うようになったあたり、自分も年をとったなあと思いますが)
またお参りに行くときは買い込んで来よう。

(2024.2.3)

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