怖いもの【公共トイレ】

怖いと言うと少し語弊があるかも。
嫌なもの、かもしれない。

明確なきっかけは覚えていない。
ただ、1つのことがきっかけになったのは覚えてる。

その日は少し緊張した会で、夜に喫茶店でお茶をしていた。
急に腹痛、汚くて申し訳ないが我慢出来ないような便意。
気軽にトイレと言える雰囲気ではなく少し我慢していたが、駄目だと思い急いでトイレへ。
ド都会のど真ん中のホテルの1F、たくさんの色んな人が利用するトイレ。
1つは便器が少し汚く(恐らく少し割れてそこが黒くなっている)使いたくない、次はいけそうと思いその個室へ。
なんとか間に合いトイレを出て、忘れ物がないか軽く見ると、なんとトイレの便座の前側に便のような血液のような赤茶色の液体が垂れたような跡が…
そこからは顔面蒼白パニック。

便器の座る所は見るが、そんな前側や側面まで気にしたことなかったからきっと今迄もたくさんついてて、自分にもついてたとは思うが…
知らぬが仏。
知らぬまま死にたかった、本当に。

結局この時もすぐに帰れないので我慢して、帰宅後捨てれるものは捨てた。
何してるんだわたし。
また自己嫌悪。

それもあり、外出先ではなるべくトイレに行きたくない。
行くにしてもなるべく綺麗なところ、使う人が少なそうなところ。
後は出来れば和式の方が気が楽。
こんなこと考えるから外出が億劫になる。
特に長時間の外出や、汚いトイレしか無さそうなところとか。
何も気にせず公共トイレを使ってたときに戻りたい。

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