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ドラマ「ブラッシュアップライフ」備忘録

本ドラマのテーマにもなっている「来世を、今世をよりよいものにするために徳を積む」という考え方。
一人暮らしが長くなると「誰も見てないしなぁ」と、自分勝手に生きる時間も長くなる。
食器を片付けなくたって誰も見ていない。ゴミの分別をしなくたって誰も見ていない。靴が揃っていなくても誰も見ていない。いつもそんな気持ちでいる。そんな私の来世はグァテマラ南東部のアリクイどころか、雑草にもなれない気がするなぁ…なんて思いながら観た。

また、これはドラマの本題ではないが、1991年生まれの私にとって、1989年生まれの主人公が生きてきた時代は、私にとっても「エモ」かった。

•つつじの蜜吸う(まじでこれ誰が流行らしたのか?)
•プロフィール帳
•シール交換
•NANA(漫画)
•ROUND1でプリクラ
•エンジェルブルー
•iPod(しかも選曲がGlamorous Sky)
•mixi

特に小学生の頃に流行ったシール交換。
そう、近所に文房具屋があって、放課後は公園行ったり駄菓子屋行ったり、誰かの家でテレビゲームをしたり、ときたまそうやって文房具屋に行くのも楽しみだった。
「私たちはこうやって交渉術を養っていく」
タイルシール1枚に対し、普通のシール3枚と交換を持ち掛ける、、本当にそうだった。でも小さい頃は当たり前のようにそれをやっていて、言語化して考えたことなかったな。エモい。

8話から急展開。
まりちゃんが人生やり直し仲間だったこと、みーたんとなっちを助けるために人生をやり直してること。

まどマギで、ほむらがまどかの為に何度もタイムリープして、一人で困難と戦ううちに、まどか本人から離れた存在になっていく展開に似てた。

泣ける話を重すぎずコミカルに描き、それでいて心にジーンと温かい気持ちを残してくれたドラマ。そして安藤サクラ、夏帆、木南晴香、水川あさみ、その他演者も含めて、全員ハマり方が抜群すぎて、のめり込んだ。

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