こんにちは。
MJの4月号は気になっていたお菓子を持ち寄り、お菓子のことやパッケージのことなどをあれこれ話した際のことを記事にまとめました。

座談会と記載しましたが、私たちの中ではちょっと小洒落てFikaでした。
「Fika（フィーカ）」とは、スウェーデン語で「コーヒータイム」、「休憩」のこと。仕事を一旦休憩することで集中力が増すという考えからの習慣だそうです。そんなFikaを実践してお菓子のこと、パッケージのことを話しました。
今回は初めてのことだったので3人で持ち寄りましたが、それぞれ視点が違うのでいろんな話ができて楽しかったです。

谷口
こんにちは。普段の月刊MJのブレストと違って、今日は机の上にお菓子がいっぱいで楽しいですね。emy brannding & design 代表の永田さんにも参加していただき、お菓子のことパッケージのことなど食べながら楽しくコミュニケーションできればと思っています。
永田
楽しそうなおやつの時間に招待いただきありがとうございます。あ、MJのブレストでしたね。
本名
永田さん、よろしくお願いします。

谷口
それぞれお菓子を持ってきてもらったと思いますが、私はたっぷり持ってきました。
永田さんのお菓子が気になるので、はじめは永田さんのお菓子から食べてみましょうか。

永田
私は清香室町の『金澤文鳥』を持ってきました。単純に個包装パッケージがすごくかわいくて買っちゃいました。ガゼット袋の折り方と紐の結びで文鳥になっちゃうんですよね。この一手間が買う・買わないの判断につながるので大事なポイントだと思います。味は、加賀紅茶とドライフルーツの羊羹、加賀棒茶とナッツの羊羹の2種類を買ってみました。

本名
私も気になってました。卵型の箱の中から文鳥の包みをまとった羊羹が出てきてとても可愛いですよね。
永田
加賀棒茶とナッツの組み合わせ、意外に合っていて美味しいです。

谷口
これはお土産に買いたくなっちゃいますね。分けやすいし。食べやすいかどうかは別として。
次、これ食べましょ。

谷口
『ふくや ラスクめんたい味』。この前福岡行った時もふくやの店舗で目立つようにディスプレイされてて気になってました。おーー、かなりピリ辛ですね！
本名
ですね、けっこう大人向けの味ですね。パッケージが凝ってますよね、中面を円形にくり抜くことができるようになっていたり、印刷以外にも擬似エンボスもあったり。『メン（たい）コ』として遊べたり、くり抜いた後の箱はドリンクホルダーにできるなど遊び心と工夫が施されているデザインがいいなと思いました。

谷口
昨日、梅田阪急で源吉兆庵から出たブランド『琥珀糖 Okada』のお菓子を買ってきたので食べてみましょうか。まずは『ビジュコレクション』は誕生石の姿に仕上げた12種類の琥珀糖。お店はジュエリーショップをイメージしたディスプレイでした。貼箱の紙は宝石を意識して「グリスター」というパール系の紙が使われていますね。もう一つは、和菓子作家 坂本紫穗さんとのコラボレーション菓子『ときめき』。

永田
『ときめき』は特に口当たりが軽くて美味しいです！これをつくる時の型ってどんなつくりになってるんですかね。
本名
たしかに甘さもひかえめで、さっぱりして食べやすいですね。箱に入れた時の並び方まで考えられていてすごく素敵だと思います。

本名
今っぽい洗練された琥珀糖とは真逆のレトロでかわいいお菓子を持ってきたのでこちらを食べてみてください。私の実家の近くのお店なんですが、日の出屋製菓の『湯の花せんべい』です。
このレトロかわいい缶は、約60年ほぼ変わらないデザインなんです。今の缶はインスタグラムのフィルターを通して缶を写すとハートの風船が飛んでいくARが施されています。売上の一部をコロナ関連の募金に当てているそうで、困っている人に届けたいという思いが込められているようです。
谷口
炭酸煎餅！子供の頃から食べていたので懐かしくて大好きですよ。
永田
缶、可愛いですよね。缶のデザインだけでも買いたくなるけど、お菓子はお菓子で懐かしい感じがあってどんな世代の人もおいしく食べられますね。

気になるお菓子を持ち寄っての座談会は、選ぶ視点が違うことやデザインの好みが知れるので有意義な時間を過ごすことができました。
仕事柄かもしれないですがお菓子やパッケージのことで盛り上がれるのは楽しいです！

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