メイワ ジャーナル

菓子用品のデパート こんな謳い文句で1964年に創業した名古屋にあるパッケージの会社で…

メイワ ジャーナル

菓子用品のデパート こんな謳い文句で1964年に創業した名古屋にあるパッケージの会社です。 ---- パッケージの企画・制作を通じて、日々考えたことやお役立ち情報をご紹介しています。 ----

最近の記事

月刊MJ 2024年3月号

こんにちは。 昨年11月号が活版印刷について、1月新年号は水引について特集してきました。 両方に共通するのは紙ということで、 3月号は和紙(美濃和紙)について、そして美濃のwashi-nary さんと松久永助紙店さんに伺って取材させていただきました。 美濃といえばうだつの上がる町並みですね。 「うだつの上がる町並み」として有名なエリアは、紙を取り扱う問屋さんが多くあったエリアだそうです。商売も反映して賑わったエリアなため、歴史ある建物が多く、酒蔵や建物をリニューアルしてでき

    • 月刊MJ 2024年1月号

      あけましておめでとうございます。 日本文化やお祝いごと、贈り物、お菓子などと密接なつながりのある「水引」。2024年の新年号では、水引についてご紹介させていただきます。 水引というと御祝儀袋の蝶結びや結び切りなどがなじみがありますが、最近ではかわいい結びのものやアクセサリーとして使われているのをよく見かけますね。 そんな中、凛とした作品が素敵な水引作家の田中杏奈さんにご協力をいただき、特集を組ませていただきました。 田中さんと水引の出会いについてはMJをお読みいただけれ

      • 月刊MJ 2023年11月号

        今回は活版印刷についてです。 レトロな印象のある活版印刷、いま若い人たちの中でも注目されていたり、デザイナーさんの名刺や高級和食店のショップカードでも多く使われるようになってきています。 今回、取材させていただいたのが愛知県岡崎市にある昭和印刷さんです。 元々折り込みチラシなどの広告業や商業印刷をやられていましたが、2代目となる山本社長が印刷の勉強会で活版印刷に出会い、それまで思っていたイメージと違い精度の高さに驚き、魅了されたことが活版印刷のと運命の始まりだったそうです。

        • 月刊MJ 2023年9月号

          こんにちは。 今月はイタリアのお菓子をつくってみようという特集です。 イタリアのお菓子というと、最近ではマリトッツォですが、ティラミス、パンナコッタなどなどいろんなお菓子が人気ですね。 今回つくるのは秋ということで、栗の粉を使ったネッチというお菓子です。 今回この企画に協力していただいたのは、イタリア本国フィレンツェの三ツ星レストラン エノテカピンキオーリ の日本支店で名古屋のシェフを務めている戸田シェフ(いつも仲良くしてくれてありがとうございます)と小布施で栗菓子を製造

          月刊MJ 2023年8月号

          月刊MJ(メイワジャーナル)の記念すべき第1号の特集は、愛媛果汁食品さんのカタログ制作の取材と成果についてでした。 ちょうど1年が経ち、13号目となる今号も愛媛果汁食品さんの特集になりました。内容は新規事業として始められたクラフトビール事業についてで、弊社ではデザインやブランディングお手伝いをさせていただいてます。 新規事業のクラフトビールの立ち上げをされたのは、創業の歴史が関係しています。今では果汁や果皮を使ったパンやお菓子向けの商品を多く手掛けられてますが、創業はビン

          月刊MJ 2023年6月号

          6月号のMJは、これまでとテイストを変えた企画を組ませていただきました。 年に1回はハーフマラソンかフルマラソンを走っていますが、中長距離を走ると道中、水分や栄養補給の大事さを痛感します。 実際走る際には、チョコレートやエネルギー補給のゼリー系のものを持って走りますが、最近エネルギー補給を手軽にできる商品が数多くあるので、その効果や味だと自ら食べて体験してみよう!というのが今回の企画です。 では、みんなで走るか!と言ってもなかなか走るのはツライと思うので、岐阜の金華山に社員

          月刊MJ 2023年5月号

          水が凍り始める温度と海水が凍り始める温度は同じか違うか、さぁどっち? 同じ水なんだから0℃から凍るに決まってるでしょ!と思われるかもしれませんが、海水には塩分が含まれていることから、真水とは違い約-1.8℃から凍り始めるんです。 5月号のMJではモノが凍る直前の温度〈氷温〉について勉強してきたので、ご紹介させていただきます。 雪の下で野菜を寝かせていたら甘味が増して美味しくなったというお話や越冬野菜、雪の下野菜ということを聞いたことはありませんか? これが、氷温のことを

          月刊MJ 2023年4月号

          こんにちは。 MJの4月号は気になっていたお菓子を持ち寄り、お菓子のことやパッケージのことなどをあれこれ話した際のことを記事にまとめました。 座談会と記載しましたが、私たちの中ではちょっと小洒落てFikaでした。 「Fika(フィーカ)」とは、スウェーデン語で「コーヒータイム」、「休憩」のこと。仕事を一旦休憩することで集中力が増すという考えからの習慣だそうです。そんなFikaを実践してお菓子のこと、パッケージのことを話しました。 今回は初めてのことだったので3人で持ち寄りま

          月刊MJ 2023年3月号

          こんにちは。 3月号で新しい企画を始めてみました。 文化やデザイン、食に携わる方々にインタビューし、仕事との向き合い方や考え方などを教えていただこうという思いでスタートしました。 初回は弊社のある名古屋市の那古野というエリアで茶房と古民家ホテルを経営されている元花千佳さんにインタビューさせていただきました。 プロデュースという視点で、人やモノ、町を繋げていく視点がとても参考になりました。 MJの3月号のデータはこちらからどうぞ。 誌面の都合で掲載できなかった部分がありま

          月刊MJ 2023年3月号

          月刊MJ 2023年2月号

          こんにちは。 2月号では変わり種の最中をご紹介させていただきました。 なぜかというと、瀬戸市にある川村屋賀栄様の手づくり最中のパッケージを納品させていただいたことに加え、数年前につくらせていただいた飛車角最中が人気になってきており、そしてそして、同じ瀬戸市出身の藤井聡太王将と羽生善治九段の「世紀の対決」が始まっているからです。 飛車角最中をはじめ、特徴的な形の最中はいろいろあり、最中の楽しみ方がどんどん広がってきている最中ですね。 祖母懐もなか・飛車角もなか / 川村屋

          月刊MJ 2023年2月号

          月刊MJ 2023年1月号 〜 謹賀新年 〜

          明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いします。 1月号は、弊社の写真紹介をさせていただきました。 社内での呼ばれ方、座右の銘、好きなことやお菓子などなど、かるた風な絵を描いてみました。 株式会社メイワ 愛知県名古屋市西区那古野1-37-10 TEL:052-565-1722 / E-Mail:mw@maywa.com www.maywa.com

          月刊MJ 2023年1月号 〜 謹賀新年 〜

          月刊MJ 2022年12月号

          7月にスタートした月刊MJも2022年最後となりました。 和菓子屋さんとしては年末年始に向けて忙しくなりますが、洋菓子屋さんではクリスマスですね。そして、クリスマスが終わると、すぐにバレンタイン。 今回はクリスマスやバレンタインに欠かせないチョコレートについて チョコっとだけご紹介させていただきます。 業務用チョコレートを製造されている日新化工株式会社様の新商品「サステナブルチョコレートダークカカオ70%」のカタログを制作させていただきました。 創刊号でご紹介した愛媛果汁食

          月刊MJ 2022年12月号

          月刊MJ 2022年11月号

          今月のテーマは、パッケージをご提案する前の段階で思うことについてまとめさせていただきました。 パッケージをご提案させていただく前に、目的やターゲット、イメージなどを伺いますが、その中で情報の共有をしたり、共通認識をつくっていけるかが大事なことだと思っています。 表紙のデザインはアイデア出しなどのブレストをイメージして描いてみました。 愛知県蒲郡市にあるガーゼブランドの「cumuco(クムコ)」さんのパッケージのお仕事をさせていただいておりますが、打ち合わせの際は弊社にお

          月刊MJ 2022年11月号

          月刊MJ 2022年10月号

          パッケージの会社をやっているからだけではないですが、 私、箱好きです。推してる箱は・・・。 推し活の意味で、「箱推し」というと、グループの特定メンバーを応援するのではなく、グループ全体(箱)を応援するということみたいですね。 10月のMJでは、本来の箱(BOX)を推させてもらいました。 秋の味覚の栗を使った栗羊羹、モンブランは大好きです。そして、バームクーヘンにもカステラにも目がないです。 10月号で紹介させていただいた箱の種類は3種類で、ギフトなどの贈答用として使わ

          月刊MJ 2022年10月号

          月刊MJ 2022年9月号

          こんにちは。 過去のMJについてどんどん触れていきたいと思ってます。 9月号のMJでは、フィルムのことをご案内しました。 フィルム製品は日常生活ではなくてはならないものになってますが、最近ではフィルム製品を減らしていこうなどと少しみられ方が変わってきています。 透明だったり、キラキラしたシルバー色だったり、薄いので1枚のフィルムに見えても性能の違うフィルムが2枚、3枚と貼り合わされた高いスペックのものがいろいろあります。 9月号の表紙は、傘をフィルム(袋)に見立てて、フィ

          月刊MJ 2022年9月号

          月刊MJ 2022年8月号

          昨年7月に発刊した月刊MJ。 毎月発行しておりましたが、こちらのnoteでご案内することができておらず、本年は心を入れ替えて発行した月にちゃんと公開していきたいと思っております。 8月号ではパッケージでできるSDGsの取り組みについてご紹介させていただきました。夏ということもあり、表紙は縁日の金魚すくいをイメージして、数ある選択肢の中からどんな手法(取り組み方)を選ぶかというイメージで描いてみました。 本題の8月号の内容ですが、A4サイズのスペーすでは3つの項目について

          月刊MJ 2022年8月号