マガジンのカバー画像

写真詩集 『風のかけら』by MAZKIYO

12
サンフランシスコを徘徊して拾い集めた〝裸の人間〟の Stories 36葉。Thanks for reading!
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

『風のかけら』 00 絵本のようなもののまえがきのようなもの

 これは大人のための写真絵本です  込められているのは頭のための情報ではありません  心に…

MAZKIYO
1年前
2

『風のかけら』 11 ヒッピーに夢中 - He Never Gives Up

ああ、ヒッピーになりたいなぁ! ああ、ヒッピーになりたいなぁ! ああ、ヒッピーになりたい…

MAZKIYO
1年前

『風のかけら』 10  ジョジョと狐 - Jo Jo & Fox

ジョジョ、ジョジョ、ジョジョ! ぼくはジョジョ! ぼくがジョジョ! まあるいお目々のジョ…

MAZKIYO
1年前

『風のかけら』 09 ひとごろし - Oh, Rain Kills, Too

こころよい風ですね?   はい、こころよい風は神のお恵みです   雨はお嫌いですか?   はい…

MAZKIYO
1年前

『風のかけら』 08 福 犬 - Breakfast A La Carte

「子どもたちィ~!」 愛くるしくてたまらない。鼻にシワをよせ、顔をしかめ、赤子をあやすよ…

MAZKIYO
1年前

『風のかけら』 07 ロニーの行方 - On His Way to The Paradise

とにかく毎日あったけぇとか 雨もふらねぇから過ごしいいとか ついでに人も親切で そのうえ金…

MAZKIYO
1年前

『風のかけら』 06 彼奴は暗闇に棲んでいる - He, Who Lives in The Night

サンフランシスコの冬でも、やはりそれなりに冷え込む。 「The coldest winter I ever spent was the summer in San Francisco」 「私の人生におけるもっとも寒い冬は、サンフランシスコの夏だ」 文豪 Mark Twain の名文句を知ったのはずっと後のこと。太陽の熱い夏でも霧が街にやってくると不意打ちのように冷え込む。砂漠性気候なのだから夜は冷え込む。冬ならなおさらだ。 〝太陽サンサンカリフォルニア〟を想い描いて流れ

『風のかけら』 05 青いサンタクロース - The Bad Santa Claus

夜の繁華街 奥の行き止まりに扉を固く閉ざしたレストランが一軒だけある その暗い袋小路へ曲が…

MAZKIYO
1年前

『風のかけら』 04 老詩人 - The Old Man Who Could Fly

老人はそのとき詩を語ったんだと思った。 ジャンクフードというものはそういうものだ。とりた…

MAZKIYO
1年前
4

『風のかけら』 03 背い高リガン - Re-gan The Tall Man

雨の日のダウンタウンは少しだけ浮き立つ。降雨量の少ないカリフォルニア砂漠では横殴りの飛沫…

MAZKIYO
1年前
1

『風のかけら』 02 オマエに言えるか!? - Who Could Say That!

見よ! 驚くべきことに その Old Man の手には 善意も恵みも良心もほどこしも あれよあれ…

MAZKIYO
1年前
1

『風のかけら』 01 月と水晶 - Fantasy in The Moonlight

おっとぉ! ヘェ~イ! さわっちゃダメだ! ダメだよぉう・・・ チッチッチッ! これは大…

MAZKIYO
1年前
2