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Bardの優位性:専門的な仕事の場合はChatGPTよりもBard!

今回はBardの優位性について述べたいと思います。どうしてもChatGPTの方が話題性があるので、後発のBardはどうなのかな?みたいな感じがしますが、Bardの方が凄い面があります。

BardとChatGPTの使い分け


BardとChatGPT、どちらがよいか?と言われると、

「用途によって」

と言うのが答えです。

科学や医療など、エビデンスを重視する場合はBardの方が断然よいと思います。

文章の要約や校正、ブレストしたり、小説を書いたり、ゲームをするにはChatGPTの方がよいと思います(柔軟性があるので)。

Bardの膨大なトレーニング量

Bardの方がトレーニングしている量がChatGPTよりも桁違いに多いです(100倍違います)。

「ChatGPTは、テキストとコードの1750億単語のデータセットでトレーニングされています。Bardは、テキストとコードの1.56兆単語のデータセットでトレーニングされています。これにより、BardはChatGPTよりも幅広いプロンプトや質問に応答できるようになりました。」

Bardの出力より

一般的な文章を作る場合はChatGPTの方が自然でよい文章を作りますが、専門分野になってくると、専門用語が出てきます。その時に、ChatGPTだと出力できない場合が出てきます。

Bardの専門分野への対応力

ここでは簡単な比較しかできませんが、ご自身の分野で、Bardと他のAIチャットとの比較を是非してみてください。そうすることで、Bardの専門分野への対応力が実感できると思います。

例えば、「得気」という言葉は、東洋医学の専門家しか使わない用語です。それをChatGPT4(有料版)に聞いてみると、以下になります。

ChatGPTの出力

ChatGPT4では、この「得気」という用語は、トレーニングされていないため出力できません。

しかし、Bardはこれを出力できるのです。

Bardの出力

文字が小さいので、以下にアップします。

得気(とっき)とは、鍼灸治療において、鍼を刺入した際に生じる感覚のことです。得気は、患者が感じるものと、施術者が感じるものの2種類があります。

患者が感じる得気は、だるい、しびれる、重い、温かい、痛い、電気が走るような感覚などです。施術者が感じる得気は、沈む、緊張する、緩む、水が流れる、動く、脈打つなどの感覚です。

得気は、鍼灸治療の効果を高める重要な要素とされています。得気が得られない場合は、治療効果が低下する可能性があるため、施術者は得気を得るために、鍼の刺入部位や深さ、角度などを調整します。

得気のメカニズムは完全には解明されていませんが、神経伝達物質や電気信号が関与していると考えられています。得気は、痛みや炎症を抑える、血流を改善する、筋肉の緊張を緩めるなどの効果があると考えられています。

得気は、鍼灸治療を受ける際に期待できる効果の一つです。得気を感じることで、治療効果を実感できることも多いです。

Bardの出力

このように、専門用語でもBardは対応してくるので、専門分野で仕事をされている方はBardの方が良いと思います。

BardとChatGPTの併用が最強

そして、Bardで作った文章を、ChatGPTにクラスタリングや要約や校正などをし、文章を整えることをすればよいと思います。

結論としては、Bardの方がトレーニング量が多いので、専門家が専門的な文章を生成するには、Bardを使った方がよいと思います。そして、その文章をChatGPTで整える、という形で、二つを組み合わせて使うのもよいと思います。

今後のBardの進化を予想

今後、私の予想としては、検索情報からの文章生成も指定ができると考えます。そこで、Google scalarからの検索情報で文章生成できるなら、専門家にとってBardは力強いツールとなるのではないかな、と思います。

ところで、Bardって「詩人」って意味なのですが、ChatGPTの方が詩人ぽいように思うのですが。じゃあ、Bardは、なんだろう、スペシャリストって感じでしょうかね。

てことで、また。

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