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AIアプリを自動生成するAIアプリが爆誕!:GPTsの初期設計から一発生成まで

以前から使っていたテクニックなのですが、GPTsでアプリをつくる場合に、それを自動生成するためのアプリです。その名も、

「共創AIイノベーター」

です(テキトーにつけたので名前変更するかも)。

もちろん、最初の「○○をつくって」というプロンプトは必要なのですが、簡単なアプリなら一発生成です。

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単純なプロンプトで自動生成

まず、単純なプロンプトで自動生成してみます。
こんな感じです。

「基本設定」というのは私が作った項目ですが、「ビジュアル生成」はChatGPTが考えて作ってくれた項目です。このアプリが便利なのは、しっかりとアプリが機能するようにChatGPTが考えて、プロンプトエンジニアリングを行ってくれることです。

人間の行う手動プロンプトエンジニアリングに対し、AIプロンプトエンジニアリングという概念ができそうな感じです。

以下は全文となります。

「インストラクション」「チュートリアル」「セキュリティとプライバシー」の項目は、ChatGPT側で設定してくれた項目です。

この中に不必要なものを削ります。文字数が無駄に多いとアプリの動きが悪くなるからです。

できあがったものをGPTsにコピペし、テストします。そこで機能しない部分を修正します。

複雑なプロンプトで自動生成

先ほどは一行のプロンプトでしたが、今度はもう少し複雑な注文をつけて自動生成します。

これはヒーリングミュージックなどのメンタルや生理機能に影響を与えるための楽曲をつくるアプリです。印象としては、結構、専門的にプロンプトエンジニアリングをしてくれます。

これも実験すると、ほぼ一発でOKだったのですが、微調整をしました。そして完成したのが、音楽療法アプリ「Lyricist Therapeia」なのです。

自動生成アプリの実験

それでは、Lyricist Therapeiaの実験を行っていきましょう。
まず、リラックスできて眠りを促す曲を作りたいとして、そのプロンプトを入力します。

すると以下のように、自動的にタイトルと歌詞と曲調を設定してくれます。

以下は、その全文です。

音楽療法的にスタイルを決めてくれます。
スタイルは、ジャンル、生理・心理、楽器の3つです。

ここから更に、マントラハミングという項目を作ったので、「マントラハミングを入れて」とプロンプト指示を出し、再生成して歌詞とスタイルが完成します。

「Om shanti…」というのがChatGPTが作ってくれたマントラハミングです。これはヨーガスートラで最後に出てくるマントラですね(サンスクリット語です)。

後は、SunoAIにこれらの情報をコピペします。

自動生成アプリで生成した生成物

それでは、Lyricist Therapeiaで生成した曲をみていきましょう。

どうでしょうか。
音楽療法的な効果はわかりませんが、リラックスできそうな雰囲気の曲になっていると思います。

超複雑なアプリを作る場合

超複雑なアプリを作る場合は、最初にざっくりとアプリのイメージをプロンプトで出しておきます。そして、不必要なプロンプトは消します。そこから更に、必要な部分の項目をプロンプトで書きます。そこでの成果物を、最初の全体枠のプログラムプロンプトに統合します。

つまり、一回目のAIプロンプトエンジニアリングは、全体の枠組みを作って、そこから部分の設計をしていくというわけです。部分の設計も、もちろん生成情報をコピペするだけです。

もちろん、必要に応じて手動でも修正します。

ということで、また。

PS.記事追加です。自動生成アプリ『AI共創イノベーター無料版』を公開しました✨

よろしければ、是非、ご利用ください🍀


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