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母と暮せば



#富田靖子  さんと、 #松下洸平 さんの2人芝居
『 #母と暮せば 』を観劇してきました。






。* ❤︎…  あらすじ …❤︎*。

原爆から三年後の1948年8月9日の長崎。あの日行方不明になった息子・浩二が帰ってくることを諦めつつも祈る伸子は、ふと誰かの気配に気づく。
「誰か、おると?」「僕だよ」。

。* ❤︎…  …❤︎*。。* ❤︎…  …❤︎*。


本作は、 #吉永小百合 さんと #二宮和也 さん主演で映画化もされています。
私は映画の方も視聴していたので、ストーリーの筋はわかった上で今回観劇してきました。




原爆で行方知れずになった息子のことを諦めきれず、帰りをずっと待ち続けている母、そんな母を見兼ねて幽霊となり目の前に現れた息子。
両者の想いを考えるとただただ哀しくなるのですが、母息子のコミカルな掛け合いを見ていると、本当に素敵な親子だったのだろうと感じました。



亡くなった者も魂はずっと傍で見守ってくれていると思いつつも、見えないものを信じるのはなかなか難しくて。
浩二の様に姿を見せてくれないものかと願いたくなることもあります。




死と向き合うこと、戦争が人々に残したものを知ること、とても考えさせられる作品です。
終幕の時には観客みんなが感慨深い想いにもなり、また2人芝居をやり遂げた偉大なるお二方に敬意の念が溢れスタンディングオベーションとなりました。



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