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PNRにおけるオフボール講義

こんにちは、現代バスケットボール戦術研究(MBTR) @MBTResearch です。(ブログ / togetter/YouTube
[ ※これまでの記事はマガジンから→「現代バスケ戦術研究ノート」、「プレイブック・マガジン」 「バスケットボール・ドリルまとめ」 ]

今回はマガジン第24回として、過去に行ったPNRにおけるオフボールのレクチャーをまとめておきます。

⓪ 前回のおさらい

前回は、オフボールにおけるone pass away、ドライブの逆側、インサイドのそれぞれの具体的な合わせの動きと考え方についてまとめました。

おさらいしておくと:

Fadeでハンドラーのアタックスペースを確保
Back Cutでハンドラーのエリアを確保する方法もある
ドライブの逆側ではリフトで空いたスペースを埋めるのを基本にしつつ、
そこからさらに裏をかく形でCorner Re-SpotやBackdoorを狙う
ハンドラーがDeep Driveした場合は、パスラインの関係で
コーナーへのDriftで合わせた方が良いことも多い
ベースライン沿いのやや外側(Dunker Spot)や内側(Dead Low)をうまく
パトロールすることで、ドライブに対するインサイドへのFeedを生み出せる


今回は、前回から発展して、ピック&ロールにおけるオフボールの動き方を①ストロングサイド、②ウィークサイド、③2 Big (3out2in) に分類して具体的に検討していきます。

①ストロングサイド

…1. シングルサイド (Single-Side Bump, Single Tag Action)

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バスケットボール戦術についての研究ノートを掲載。 月1-3回程度更新。

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