小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.24
大人世代の女性にとって、夏の装いは「要注意」がいっぱい。とりわけ、二の腕のたるみなどが目立ってしまうTシャツやカットソーが苦手な人も多いのではないでしょうか。私も自分の「フリソデ」には、とてもコンプレックスがあります。
そんな人のために、体のシルエットを拾わず、「きれいめ」をキープしてくれるカットソーを中心としたコーディネートを、今月もオンワード樫山の田中義基さんに教えてもらいました。
ポイントは「袖」。Aのトップスは、ふわりと広がったフレアスリーブが印象的です。二の腕をカバーして、きゃしゃに見せます。後ろ丈を長めにしているので、パンツをはいた時にトップスインとアウトのどちらでも素敵。
Bのトップスはフリルスリーブのカットソー。チュールを重ねたデザインで可憐な雰囲気に。視線を袖に集められます。シャドーストライプに水彩画タッチの花柄プリントをのせたスカートなど、愛らしいボトムスともよく合います。
Cの袖も、タックと飾りボタンを取り入れた立体的なデザイン。ブラウス感覚で着られるので、通勤コーデにも活用できます。さらに、紫外線(UV)ケアや接触冷感などの高機能商品を選べば快適に過ごせます。
さらに粋な大人になる雑貨を紹介!
夏でも、足にフィットするニット素材のパンプスが人気。軽くて通気性も良く、撥水(はっすい)性も高いので、雨の日でも平気です。
竹を編んだようなバンブーライクのバッグもすてき。ハンドルもバンブー調できちんと感があり、きれいめの洋服にぴったり。
最近、「ワンマイルウエア」という言葉がありますね。コロナ禍で生まれた言葉でしょうか。部屋着にもでき、そのまま外出してもおしゃれに見えるファッションを指します。そういったコンセプトにぴったりのTシャツやカットソーを、上手に着回しましょう。
取り扱いブランドは「any SiS」。
(編集部・お蝶さん)
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