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20220104 闘う。(花巻市 かじや)

岩手といえば、ずーっと憧れていたもの。
それは
わんこそば。

娘のわんこそばへの憧れは私よりも強く、ヘッドホンしてニヤニヤしてるから何しているのか聞いたら、わんこそばを延々と食べる音声だけを聞いていた事があったほど。
(ちょい変態っぽい)

去年何度もチャレンジしようとしては、なかなか挑むチャンスがなかった。
でも、来たよ、ついに。

厳か。

嘉司屋
わんこそばの全国大会でお蕎麦を提供する、由緒あるお店。
地元の友人から、お蕎麦もお出しも美味しいお店ならここ!と太鼓判をもらった。

わくわくしながら、いざ!

薬味などの種類豊富。味変果てしなく可能。
ほうほう。

なるほど、お椀を高く積むスタイルを想像していたけれど、それは大会スタイルらしい。
お給仕の方が2名付きっきりでお世話してくれるので、短時間だけれどもなかなか手間のかかるものだ。

全力で食べた。
私の記録は34杯。
だいたい6杯でかけそば1杯分とのこと。
かけそば5杯強…ほぼ女性平均ということだった。
小1の息子は31杯。
なかなかだな。
終わった後動けなくなってたけど。

どっから見てもギブ。正しいギブ。

薬味を入れないで食べていたらいくらでも入ったんだけど、味変したら急にお腹がふくらむ謎現象。
美味しいと思える範囲内で終えたのは、我ながら大人だと思った。

わんこそばは立派な競技だけど、これは他者との闘いではなく、自分との闘いであることに気付いた。
立ち向かう気力、一歩引く勇気。
さまざまな勝ちの形。
うーん、奥深い。

ただ、なぜだろう、一杯でも多く食べたくなる、この感じ。
わんこそば、恐るべし。

https://www.wankosoba-kajiya.jp/%E3%81%8A%E5%93%81%E6%9B%B8%E3%81%8D/

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