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なんでもない日の特別な時間の話

とある日の土曜日。

少し遅めに起きた朝。

近くのスーパーへ行き、少し高めのパンといつもは買わない南瓜スープを買い、家へ戻る。

コーヒーに牛乳を混ぜたカフェオレを準備し、ゆっくりとした朝食の時間を準備する。

私にとってはなんでもない1日のはずだが、なぜかちょっとばかりの特別な時間を作ろうとしていた。

そう、その日は、午後から友人の結婚式。

ただ参列する私からしたらなんともない日なんだけど、誰かの特別な一日だと考えると、なぜだか私にとっても特別な1日に感じる。

若き二人の新たな門出に、思いを重ね、ゆっくりと朝食を食す。

本人たちは知る由もないが、私に特別な時間を与えてくれてありがとう。

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