ニューオーリンズ ジャズフェス旅行記2023 〜その3〜 5月4日(木)
朝のフレンチクォーター
またしても期間が空いてしまいましたが、前回の続きです。いよいよジャズフェス2週目の開幕です。
朝6時くらいに起床。ジャズフェスは11時くらいからなので、路面電車・RTAのグリーンラインに乗ってフレンチ・クォーターへ。
ベニエとチコリ入りカフェラテ
到着した当日に空港で食べたベニエが作り置きで固くなっていて残念だったので、カフェ・デュ・モンドのジャクソン広場の店舗でベニエとカフェ・ラテ!
10時ちょっと前に着いたのですが、すでに10組くらいの列ができていました。テラス席はかなり朝早くからやってるので、早めに行くのが吉だと思います。(テイクアウトなら24時間注文できます。)
待ち行列の前でブラスバンドが演奏しているのですが、ジャクソン広場のミュージシャンたちに比べて、チップの要求がしつこいので、ちょっと苦手感はあります。ミュージシャンが幸せになって欲しいと思ってるので多少は出しますが・・・。
ウェイターに席へ案内されたら、とりあえず待ちます。アメリカの飲食店全般がそうだと思いますが、案内してくれたウェイターさんが、その席の担当です。けっこう待たされることもありますが、自分の担当以外のウェイターに声をかけるのはお仕事奪うことになるので、やめましょう。担当の顔を覚えておいて、注文まだなんだけど!と催促してください。
定番は「ベニエ」(Bignets)と「カフェ・ラテ」(Cafe au Lait)です。カフェ・ラテはニューオーリンズの定番!コーヒーにチコリがブレンドされたものにミルクが入っています。ホット/アイス/フローズンがあり、私としてはどれもオススメ。暑い日に疲れているならフローズンが美味しいですが、そうでもない日に飲むと逆に身体が冷えてしまうので注意です。サイズは無理せずREG(レギュラー)で十分だと思います。
注文した品が運ばれてきたら現金会計になるので、チップと含めてウェイターさんに渡してあげてください。(食事後に皿に挟むのもOKですが、直接顔合わせてるときに渡した方が喜ばれると思います。)
やっぱりニューオーリンズに来たら、これを食べないと!
上に乗っかってるのは粉砂糖です。ちなみにテーブルの上には追い砂糖がおいてありますが、皿に溢れてる砂糖だけでお腹いっぱい。揚げたてのベニエは格別です。
ジャクソン広場の眺め
カフェ・デュ・モンドのすぐ隣の公園は少し高くなっているので、ジャクソン広場越しのセント・ルイス大聖堂を写真に撮れる、おすすめスポットです。
こんな感じです。
ジャズフェス
フレンチクォーターから移動
ルイ・アームストロング公園の方に出て91番のバスでジャズフェス会場のFair Groundsに向かいます。ジャズフェスの時期、特にフレンチクォーターあたりから乗車するバス、電車はめちゃくちゃ混んでます。事前に下記の記事で紹介しているRTAのアプリLe Passを入れおいた方が楽です。
こちらの店舗の近くには、毎年同じ警察官の人が立っていて、"Happy Jazz fest!"と声をかけてくれます。この人に会うと、ジャズフェスに帰ってきた実感が沸きます。
入場には手荷物検査と金属探知機。アプリでチケットを表示。1人で複数枚の1 Day Passを持ってる場合は "I want to use 1 ticket!"などと言えば対応してくれます。
そして、来た!木曜日は"Local Thursday"とも呼ばれていて、地元っ子向けに安くチケットが提供されています。
入場
Flagboy Giz @ Jazz & Heritage
11:20〜 1発目は門をくぐってすぐ右手のJazz&Heritageステージにて、Flagboy Giz。マルディグラ・インディアン!
最初の食事はCOCHON DE LAIT PO-BOY。いわゆるプルドポークのサンドイッチです。ジャズフェスの中で私の一番のお気に入り。
今年からジャズフェスの会場内はキャッシュレス・オンリーになったのですが、一長一短。私はiPhoneでApple Payを利用。財布の残高を気にせず活動できるのは良いですね。あと、日本の決済端末と違って「〇〇ペイで」と言わなくても買ってに判別してくれるらしいのは嬉しい。これを知らずに何度か、私「Apple Pay!」→「No, we don't have apple pie!」というやりとりをしたような・・・。
短所としてはチップのパーセントを選ぶ画面が出てくるので、出費が上がってしまったこと。屋台でチップはどうなの??と思うところはあり。
Donny Broussard and the Louisiana Stars @ Fais Do-Do
11:50〜 腹ごなしをしつつ、Fais Do-DoステージのDonny Broussard and the Louisiana Stars。とりあえず目的のアーティストが居ない時間帯はFais Do-Doに行けば間違いなし。Cajun系のバンドですね。
Fais Do-Doに寄ったら食べたいグルメがWWOZのMango Freeze(マンゴー・シャーベット)です。茹だるような暑さに最高!
The Rumble featuring Chief Joseph Boudreaux Jr. @ Congo Square
12:20〜チェックしていたThe Rumbleへ。Cha Waのメンバーが多く参加して結成されたマルディグラ・インディアン系のバンド。今、ローカル勢の中でも勢いのあるバンドの1つだと思います。
気温30度を超えて暑いニューオーリンズ。水分補給も大事なのですが、会場内の飲み物は正直、高い。無料の飲料水コーナーもあるので、ぜひ活用を
ドリンク売り場もおすすめ。アメリカで飲むコーラーは美味い!
Ricky Sebastian @ Jazz Tent
13:30〜 次は予定してなかったアーティスト、Ricky Sebastian。まあ、とにかく外が暑く、立ちっぱなしだったのでテントに移動します。
散策
完全に時系列で掲載。お手洗いはこんな感じで並んでます。
11:30〜 一番大きなステージ、Festival StageにてRockin' Dopsie Jr. & The Zydeco Twistersを眺めながら歩き回ります。
Hot 8 Brass Band @ Congo Square
14:45〜 ニューオーリンズのブラスバンドの中でも有名どころのHot 8です。
Buddy Guy @ Festival Stage
15:25〜 ジャズフェスの時点で御年86歳の生ける伝説ともいえるブルースマン、バディ・ガイ!もうギターが痺れる、最高!
ちなみに写真に金色の頭の付いた棒が見えると思いますが、どうやらギルドというかコミュニティみたいなものがあり、仲間に俺たちここにいるぞ!と示しているらしい。詳しくはまだ知らない。来年はちょっと聞いてみようかな。
ライブ鑑賞中、Air Quality Alert(大気質注意報?)なんてアラートがiPhoneに飛んできましたが、あれはなんだったんだろう
夕方16:50〜 フェス飯食わなければもったいない!ということでニューオーリンズ名物YA KA MEINです。日本人には少し懐かしい雰囲気も感じるソフト麺です。
Atabal @ Cultual Exchange
17:40〜 国際交流テントではプレルトリコのAtabal。もう終わりかけでしたが、めちゃくちゃ良かった。
Forgotten Souls @ Jazz & Heritage
17:55〜 本日最後はForgotten Soulsで〆。やっぱりブラスバンドは外せないですよね。
18:35の時点でだいぶ明るいですが、日が落ち始めています。
終演後
会場外の路上では若いバンドが演奏してチップを稼いでいて、これがまた上手い。
会場の近くの水辺がまたいい雰囲気で、毎年ついつい立ち寄ってしまいます。
そんなこんなで木曜日終了!11月末までには日曜・最終日まで書き終わりたいですね・・・
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