青い釧路の秋、牛とカメラとトラウト。
関空から2時間。タンチョウ釧路空港。飛行機はピーチ。
今回の旅は、カメラはsonya7iii、レンズはSEL55F18Z Sonnarのみ持っていった。
僕が求めるはトラウト。40cm超えのニジマス。
彼女が求めるは牛。
求めるものは違うが、同じ行き先で目標物が見つかるから具合がいい。ただ、遭遇の難易度が違いすぎる。野良猫と野良イタチくらい違う。
朝5時の釧路湿原。早起きなのは、もちろんトラウトを追っているから。
初日は追えど追えど、不細工なウグイ(釣れた瞬間に本当にブサイクだと思う。針を外すときに「ウッ、ウッ」と唸るので尚更ブサイクと感じてしまう)しか釣れずに北海道にトラウトはいないと少し思いはじめたが、本当はそんなことは一切ない。
川で竿をふる横をカヌーで通り過ぎるガイドさんが「さっき河口付近で50cmのニジマスが上がったよ」と。
Youtubeやブログの情報とは違って、やはり生の情報は士気が上がる。
さて、北海道ではいつもお世話になっているセイコーマート。
オリジナル商品がたくさんあるので、普段のコンビニとは違う商品がずらりと並ぶ。なぜか、強烈なワサビ商品が多くの人を魅了している。
乳製品は本当に美味しい。この「のむヨーグルト」は100円くらいで、100円とは思えないほどの菌パワーを得られる。とっても濃いので、飲み終わってから、蓋を開けると、まだ底にも側面にも固形のヨーグルトが残っているので、できたら長めのスプーンも袋に同封していただけると、感動する。
北海道はまっすぐな道が走りやすい。スピードを遮るカーブが少ないので、ついつい飛ばし気味だが、オービスには本当に注意しないといけない。
北海道で運転すると、昔友人と北海道2人旅をして、初日にオービス光らせた記憶が蘇る。罰金免停の通知が友人の元に届いた時の恐ろしい思い出だ。
さて、予定通り無事牛に遭遇。
この牛に決めたらしい。
そして、この牛も決められたことに気付いて寄ってきた。何やらいろいろお話ししていたが僕には何を話していたのかはわからない。けれど、この牛は理解しているようだ。
ネイルに刻んだ牛と同じ牛を探す旅。どうやらこちらはうまくいったようだ。
それから、牛から出る乳でできたソフトクリームを食べる時間。とっても満足している。
彼女にカメラを託してみた。僕は釣りに夢中になると、本当に気が利かなくなる。そんな僕を見計らってカメラを持ってくれた。ありがたいけれど、とてもピントがあっていない。
けれど、こういう写真って取ろうと思っても撮れないから、すごいナチュラルでいい気もする。きっとメガネを落とした人からはこんな景色に見えるんだろうな。
念願の40cmを超えるニジマスには遭遇することはできなかったが、初対面となるアメマスに出会えたことは、嬉しい出来事だ。ちなみに、これより下の写真はsonya7iiiではない。
自然で遊ぶ旅をすると、生きた心地がする。
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