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難航する退職交渉

今日は、後輩がボスと退職交渉を行いました。

退職日を引き伸ばされない様に、毅然とした態度を取る様、アドバイスしたのですが…。

退職交渉を終えて、別室から出てきた後輩が言いました。

「7月末退職を申し出たけど、8月中旬まで伸ばす様に言われました…」

「ここは、ひとつ、セオリー通りに引き下がって、再交渉となりました~」

(何なんだ、セオリーって?)

(厚顔無恥なボスに、訳の分からないセオリーなんか不要だぜ!)

明日へと、胃の痛い宿題を残してしまった後輩。

どうも、お断りが苦手。

絶対に、隙を見せてはいけない相手(ボス)です。

刺し違える覚悟で、乗り込んで行かねばなりません。

さらに、呆れたことに…。

「花甘露さんは、この事を知ってるのか?」と尋ねられたので、「知りませんって言いました~」

嘘つき野郎のボスには、誰も本当の事を言いません…。

「そしたら、花甘露さんに、私の退職を伝えたら動揺するので、このまま何も言わずに静かに送り出してあげようとか言われましたー」

(あ~ん?)

人を思いやるフリして、見栄を張りたいだけのボス。

いつもの手法です。

ちなみに、私は、今月末での退職が確定。

退職交渉後、私を怒らせる様な事ばかり言っているクセに、突然、善良そうな人間を演じ始めるボス。

後輩も、全て分かっています。

知らぬは、ボス1人だけ。

(もう、何時までも、裸の王様でいろ!)

コンサルチームのおじさん従業員が、皮肉混じりに言いました。

「実務チームは、なかなか足抜けできない女郎の置屋」

後輩の退職まで、まだ一波乱ありそうな気配なのでした…。

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