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お店には、店主の気持ちが反映される

ある県のアンテナショップに行きました。

お店に入った途端、職員の方が、悲しそうに話しているのが聞こえてきました。「俺たちの県は、本当に魅力がないよなぁ・・・」顔が歪んでいます。

どうやら、比較相手は、北海道のようなのでした。

「地味なんだよなぁ・・・。目立たないしさぁ~」

ちなみに、私はこの県に住んでいたことがありました。

私は、決してこの県が魅力が無いなどとは思っていませんでした。

「何で、魅力が無いことが前提でお店をやっているんだ?」

「もっと、自信を持とうぜ!」そう、思いました。

なんか、暗いオーラが充満していました。

どうせ売るなら、楽しく売りましょうよ!

案外、よそ者の方が、その土地の魅力が分かったりするのかも知れません。

その県に住んでいた頃、地元の人達に観光案内をしていたのは私でした。

魅力が無いなどと決めつけていては、関心も薄れてしまいます。

関心が無い事は、見えてきません。

当時、その県のアンテナショップには、こそっと言い訳程度の商品が並べられていました。お店の人達の気持ちが現れていたのでしょう。

お客さんは、私一人だけ。お店も入りにくい雰囲気でした。

結局、何も買わずに、すぐにお店を後にした私。

本当は、もっと素敵な商品が沢山あるのになぁ~。

お店開いて、お客さんを追い出している・・・。

そんな矛盾した感じのお店なのでした(笑)。


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