自分の環境以外の環境を想像できるか

今日は早起きをした。それはどうしてか。
昨日子どもと約束したからだ。

私「最近、遅起きなんだよね。。。夜型変えたいな。」
子「じゃあ、明日早起きしよ!私起こしてあげるから!」
私「オッケー!頼むわ!」
(おいおい、子どもに助けてもらってんじゃん、情けない)

午前5時。ピピピ。子どもの目覚ましが鳴る。
子「ほら、朝だよ。起きて。」
私「ん、、、、(二度寝)」

午前5時半。ようやく起きる。体が明らかにだるい。
でも約束した手前、どうにか起きなきゃという気持ちで重たい体を起こした。
子どもは、タブレットを見るなど自由にしている。
パートナー「どうしたん。今日は早いね。」
私「まあね。」
(私だってやるときゃやるんだ。いや30分寝坊してるけど)

今日は私は休み。子どもたちが登校した瞬間に爆睡。7時から9時半まで寝てしまいました。そうしたら、体はスッキリ。ロングスリーパーな私は、やはり寝ないとダメだね。

生活習慣はなかなか変化させられない。(睡眠時間は自分に合った時間、やはり必要)
子どもとの約束を何とか果たせた?私を褒めてやりたい。(すぐに自分を褒めるクセがある)

さて、今日は読書感想ではなく、最近のニューストピックスに関して自分の考えを語られていた方(モンテッソーリ教師あきえさん)voicyを聞いて、私も自分の意見をまとめておきたいなと思ったので、いつもとはちょっと違った形で言語化トレーニングをしていきたい。

ニューストピックスは何かというと、「2025年からの多子世帯の大学無償化について」
我が家は子ども3人いるので、いわゆる「多子世帯」
なので、このニュースを聞いたときは、「マジで?いいの?」
と思った。
だって大学の教育費は、進む道(理系・文系・医歯薬系)によって大きく異なるが、国立4年制で250万円、私立4年制で500万円。
これらが無償化されるとなれば、とても大きな話。
3人いれば、私立4年制に3人とも行けば、1500万円分を国が出してくれるということになる。「マジで?いいの?」

ここで思考を止めてしまったら、ただのラッキーな人になってしまう。
施策の背景は?
財源はどうなるの。
子ども3人じゃなくて、1人、2人はどうなの?
などを考えることが、世の中を知っていく上で必要なことだ。
なぜかというと、自分は世の中の一部であるから。
自分の環境しか知らなくてもいい、ではなく、自分の環境以外の環境を知ろうとする。
そこには「想像力」が必要となる。

この施策に関して賛否両論ある。
私みたいに「マジで、いいの?」と喜ぶ人や
「愚策だ」税金の使われ道として納得できない。本当にやめてほしいと怒る人もいる。

私の考えをまとめる。
「私は多子世帯の大学無償化の施策について賛成である。異次元の少子化対策として打ち出す施策は基本的には前向きに捉えたい。少子化問題は国力に関わる超重要案件だ。そして、一刻の猶予もない。施策はメリットデメリットがある。時間がない中ではメリットを信じて進むことが問題を解決するためにも必要だと考える。」

要するに、「施策に関してはポジティブに考えていきたい」という考えである。

いやいや、それはあなたが多子世帯にあたっているからでしょうよという反論もあると思います。

ちなみに似た(私が勝手に似ていると思っている)打ち出しとして、「コロナ禍の小中高の臨時休校」が挙げる。私はこの施策もやって良かったと思う。
理由は、上記と同じである。時間がない中で決断したことは、前向きに捉えたい考えの人だから。実際は超大変でしたよ。子どもは学校に行けないわけなので、仕事している間誰が面倒見るんだと。でも、あの時の安倍首相の決断は、前向きに捉えたい。

時間がない、時間がないと言っているが、本当に時間がないのか。

2023年に発足したこども家庭庁が出している「こども未来戦略方針」では、2030年がラストチャンスだと書かれている。

何がラストチャンスなのか。

若年人口が急激に減少する状況を反転させることができるかどうかの分岐点が2030年であるそうだ。この2030年までに少子化トレンドを反転させられなければ、人口減少を食い止められなくなる、と書かれている。
これは人口ピラミッドの構成から、統計学的に予測できることなのだろう。

2030年まであと6年しかない。
その6年間でできることをやらないと何も変わらず、そのまま人口減少が止まらない未来が待っている。

でも、この立場はポジショントークなのかもしれないと自問自答してしまう。
自分が「多子世帯」だから。

考えていきたいのは、自分の環境以外の環境の人たち。
具体的には、「結婚していて子どもが1人や2人の世帯」「結婚していて子どもがいない世帯」「結婚していない人」「多子世帯で、2024年で我が子が大学を卒業予定する世帯」のことである。

絶対ふざけるなと思っていると思う。
割を食っている、恩恵を受けられない、不平等だ。

平等って難しい。みんなに同じだけの手助けをすることって難しい。
でも、「子どものいる家庭を応援しよう」なら、「オッケー!」は納得できるように思う。
ということは、1番は「結婚していて子どもが1人や2人の世帯」のことを考えたい。

ちなみに3人以上の子どもを持つ家庭の割合は、12.7%。
写真のように右肩下りに多子世帯は減っていっている。


nipppn.com

「2人」が38.0%、「1人」が49.3%。
大学無償化に該当する子どもの期待値は、12.7×3=38.1(よりも多くなる)
大学無償化に該当しない子どもの期待値は、38.0×2+49.3×1=125.3

38.1の子どもたちは国からお金を出せてもらえて、125.1の子どもたちは国からお金を出してもらえない。
財源の関係で、この「38.1」なら出せそうだという算出がされたのではないかと推測する。
「125.1」の人たちには、割を食ってもらおう。仕方がない。
こんな考えなのだろうか。

でもこれは納得できないですよね。「制限なく大学無償化」としたときに、100倍くらいお金がかかるのであれば、制限を設けるのも分かるけど、4倍ほどじゃ、、ね。

そう考えると、不平等感を強く感じてしまうのも無理はないように思う。
「どうにかしてよ」
とも言いたい。

やばい、熱くなりすぎて書きすぎてしまった。

能力がある人は短い文でまとめられ、能力がない人ほど書きすぎてしまう。
はい、私は偏差値40程度の能力のない人です。

でも抗って、どうにか論理的思考を高めたいと思って、noteを始めた。
1年半で100記事を超えた。頑張ったな。

黙って、ライティングする力は高まってきたように思う。
しかし、この前飲み会で人と話をして、「お前はどう思っているの?」と言われた時に、言葉が出てこなかった。
話し言葉に難ありです。

これからやっていきたいのは、10分程度1人喋りをしていきたい。
具体的には、録音機能を使って、1人voicyをやってみようかなと思う。
話すスキルも人並みになるといいなと思う。

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