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読書感想 努力は今、報われている

今日は、暑くて真夏日を超えたところが多かったように思う。それにも関わらず、家族を巻き込んでランニングに出かけた。1時間半程度走ったので、疲労度は非常に大きい。トレイルランのような坂が多くあった場所で走ったので、大腿部の筋肉疲労もあるし、久しぶりに息も上がるようなランニングだったので、背中も痛い。暑さも厳しく、エネルギーは持っていかれた、、、

そんな文句タラタラの書き振りであるが、長い時間走れて、良い練習になった。それも家族が付き合ってくれたので、感謝感謝である。

今日も読書感想をまとめたい。
「もしあと1年で人生が終わるとしたら 小澤竹俊著」である。


note?だったかな?、ロザンの菅さんがお薦めしていたので、早速ポチり。
1、2日でさらっと読める、読みやすい本だった。読書初心者の私には有難い。

この本を読んで、思ったことは、「努力」についてである。
ひろゆき著の「1%の努力」は有名である。(本当?)笑

もしあと1年で人生が終わるとしたら?と考えると、
「努力してきた意味がないじゃないか」と考えがちである。

本書で、とある女性患者が、不妊治療などの大変な努力を重ねた結果、二人のお子さんに恵まれ、お子さんがそれぞれ小学校と幼稚園に上がって間もないころ、胆管がんに患っていることが分かる。そして、最期のお迎えが来ることが告げられる。

その女性患者は、
「どうして私が、こんな目に遭わなければならないの?」
「努力すれば必ず報われると思って、今まで頑張って生きてきたのに」
「こんなことになるなら、不妊治療も病気の治療もしなければ良かった。そうすれば、あんな辛い思いをせずにすんだのに」
と毎日話していたそうだ。

私も今、余命宣告されたら、同じようなことを思うだろう。きっと。
その状況になったことがないので、「なったことがないから、そんなことが言えるんだ」と言われても、ごもっともだと思う。
私が思う、努力の一部(努力はとても広い概念なので)をまとめてみたい。

結論から言うと、「努力は、未来で回収するのではなく、今回収する」ということ。
努力は今、報われているのだ。

どういうこと?

努力は、「結果」として報われるとする側面もあるが、「過程自体が楽しい」ということで報われるという側面もある。

過程自体を楽しむ。「努力は今、報われている」

そんなことができたら、人生イージーモードである。
「結果」が求められるときがあったり、求める自分が顔を出すときがきたりするだろう。

人生をよく、点ではなく、線や面で捉えることで、網羅的に見つめることができると言われる。
確かにそれもあるが、「点で捉える」良さがあると思っている。
「いま、ここ」である。ここに集中するのである。

先日、久しぶりに「霧島、部活やめるってよ」を見た。
映画のメッセージの一つに、「報われない努力」がある(勝手に私が思っている)

本書と上記の映画が重なる部分がある。

努力が報われるのは、自分が何を求めるかによって変わる。

今のところ、私は、「いま、ここ」で努力していること自体が心地良いと感じている。だから、努力は今、報われている。と言えるのかな。

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