友澤美江子/mdesign

SDGsビジネスコンサルタント・ブランドマネージャー・デザイナー・時々野菜ソムリエ目線…

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SDGsビジネスコンサルタント・ブランドマネージャー・デザイナー・時々野菜ソムリエ目線で発信を行っていきます。

最近の記事

農産物・特産物 の ブランド化 と 地域の活性化

このイベントは、野菜ソムリエとしてもブランド・マネージャーとしてもとても興味深い企画でした。 審査は食味はもちろん、商品背景・パッケージ・価格・購入意思など総合的に評価されます。味だけではなく、商品にまつわるストーリーやデザインも重要というわけです。 最高金賞に輝いたのは、 『糸島野菜を食べる生ドレッシングあまおう』株式会社Hisheri(福岡県) 「糸島正キ」は2019年に九州福岡おみやげグランプリも受賞している大変人気のブランドで、”糸島の食材”と”食への想い”にこだ

    • 政治家(選挙) の ブランディング

      第20回統一地方選挙が2023年(令和5年)4月9日と23日の2回に分けて執行されます。 政治家になるためには、選挙に立候補して、有権者から選ばれなければなりません。「人の役に立ちたい」「世の中を良くしたい」という強い気持ちや覚悟、推進力、決断力、さらには多くの人からの信頼や支持も必要となります。 政治家にとって理念・哲学・信念が最重要ですが、残念ながら、それだけでは選挙には勝てません。選挙戦に勝つためには「戦略と技術」が必要となります。 誰に対して何を伝え、どのような

      • すべては 個人理念 から

        年初め、改めて【理念】について深く考える機会があったのですが、 ビジネスで使われる「理念」は「物事に対して理想とする概念」のことで、「こうあるべき」というベースの考え方を指しています。 企業理念が「なぜ、その企業が存在しているのか」という目的であるなら、個人理念は「なぜ、その人が存在しているのか」という目的です。自身が「どんなふうに生きたいのか」という考えです。 企業理念を掲げる前に、先ずは、個人理念なんですよね。 私は個人事業主なので「個人理念 = 企業理念」としてい

        • どんな 名刺 を使ってますか?

          お仕事始めのご挨拶まわりにも欠かせないのが「紙名刺」。 謹賀新年と印を押した紙名刺は、この時期にしか見ることのできない風物詩ですね。 コロナ禍で増えてきたオンライン名刺であれ、紙名刺であれ、名刺の役割をきちんと理解して作らないと、ただの電話帳(名刺ホルダー)の1ページになってしまい、お客様の記憶には残りません。 いわゆる会社名、肩書き、名前、連絡先が書いてあるだけの名刺です。 逆に、意図して作成することで “ 最強のコミュニケーション販促ツール ” となります。 名刺の

        農産物・特産物 の ブランド化 と 地域の活性化

          「 ポイ捨てのないまち 」 どう 行動 する?

          サッカーのカタール・ワールドカップで日本人サポーターが行って話題となった「ゴミ拾い」は記憶に新しいと思います。 先日(20221218)地元のボランティア団体のお手伝いで、街清掃に参加してきました。6名で2時間ほどの作業でしたが・・・なかなかのゴミの量です。ゴミ掃除をして世界から称賛される「マナーのいい国民」は何処に…。植え込みやコンビニ周辺は特にひどい。 以前は、コンビニの「入口付近」に必ずといっていい程ゴミ箱を目にしましたが “家庭ごみの持ち込みを防ぐため” に、今は

          「 ポイ捨てのないまち 」 どう 行動 する?

          コミュニケーション の 色々

          広辞苑によると、コミュニケーション(英: communication)とは、「社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。」と記されています。 そして、コミュニケーションには言葉を用いたやり取りの「言語コミュニケーション」と、表情・視線・姿勢・ジェスチャーや距離感など言葉に頼らない「非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)」があります。 こう文字にすると何か小難しく感じますが、日常会話

          コミュニケーション の 色々

          企業イメージ と コーポレートカラー

          コーポレートカラーは、企業や団体などの組織を象徴する色のことを言います。 企業や団体などの個性や目標の統一化を図り、社内外に印象付けるという大切な枠割りを持っていて、ブランディングにも深く関わる大事なブランド要素の一つでもあります。 会社やブランドを立ち上げたとき、ロゴの色はどのように決めているでしょうか? 普段街中で何気なく見ているロゴなども、色の組み合わせが違うと大きく印象が変わりますよね。企業のイメージを表現しているコーポレートカラーを決める上で一番重要なことは、そ

          企業イメージ と コーポレートカラー

          社会人基礎力

          『社会人基礎力』ってご存知ですか?私はお恥ずかしながら最近知りました。。。 『社会人基礎力』は、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されていて、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱しました。 『社会人基礎力』は2018年に再定義され、人生100年時代の働き手は【アプリ(業界等の特性に応じた能力)】と【OS(社会人としての基盤能力)】を常に“アップデート”

          コミュニケーション を スムーズにする 共通言語

          ブランディングに取り組むにあたり、まず何をするのかというと、ブランディングの基礎知識を学んで頂くことからスタートします。そして、どのような課題をなぜ解決したいのかという問いを立てて、ブランディングの目的を明確にしてゆきます。ここでは企業理念やビジョンも明確化してゆくのですが、同時に、社内での「共通言語」を獲得するのが目的となります。 この「共通言語」は組織で物事を進めるうえで必要不可欠なのです。 複数人で何かに取り組む際に連携がうまくいかない原因の1つとして「お互いのイメ

          コミュニケーション を スムーズにする 共通言語

          地域ブランディング と SDGs

          「地域ブランディング」は、地域の名産品や地域独自のサービスを、その地域のイメージと結び付けてブランド化する取り組みです。地方創生や地域活性化を目指して各都市で進められている「地域ブランディング」ですが、「地方創生SDGs」ととても相性が良いと知られています。 「地方創生」は、2014年に政府が地方の活性化を目指して立ち上げた政策で、少子高齢化の進展に的確に対応し人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将

          地域ブランディング と SDGs

          地域ブランディング と シティプロモーション

          シティセールスやシティプロモーションと言う言葉を聞いたことがありますか?私が住む街にもシティプロモーションがあって、興味を持って調べてみました。 和製英語で、言葉通りであれば「都市を売りだす」や「都市を宣伝する」と言う意味ですが、シティプロモーション自治体等連絡協議会では以下のように定義づけされています。 思ったのは。。。めちゃくちゃ定義が広い!! 調べてみると、地域ごとにその設定は異なるようです。成功事例がまとめられているサイトがありましたので下にご紹介しておきます。 と

          地域ブランディング と シティプロモーション

          情報 は 「読む 」から 「見る 」へ

          「読む」と「見る」の違いとはなんでしょうか。解りやすい解釈があったので引用します。 昨今、若年層の間でLINE離れが話題となりましたが、若年層がよく使うSNSのトレンドは、写真や動画アプリを使ったビジュアル中心のコミュニケーションへシフトしています。それは、総務省の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書でも見て取れます。 読み取れるのは、言葉でさえもコミュニケーションコストの高い「面倒なもの」になってきていているということ。 そして、ビジュアルによるコミュ

          情報 は 「読む 」から 「見る 」へ

          SDGs の オリジナルロゴ を 作ってみよう

          ブランディングにおいて大切な要素であるロゴマーク。SDGs(持続可能な開発目標)にも、もちろんロゴマークはあります。このマーク、殆どの方が目にしたことがあると思います。 「SDGsロゴ」の使用方法については、公式のガイドラインにて詳細が定められています。ロゴのダウンロードはサイトから誰でも自由にできます。ただし、「商業用途」「資金調達目的」として使用する場合は許可が必要です。 国際連合広報センター ロゴダウンロードページ 「SDGsロゴ」の使用方法を解りやすくまとめてら

          SDGs の オリジナルロゴ を 作ってみよう

          パーパス・ブランディング の 大きなメリット

          前回コラムの「チームブランディング」はインターナルブランディングの一環でした。 そして、数あるブランディング施策の中でも、注目を集めているのが「パーパス・ブランディング」です。パーパス・ブランディングとはなんでしょうか? パーパスとはなんでしょうか? 【ヨミ】パーパス(Purpose) 〔望む〕目的、目標、狙い 〔存在などの〕理由、意義、意味 〔目標に向かう〕決意、決心 などと訳されますが、ビジネスにおけるパーパスとは、組織や企業の存在理由や存在意義。「何のためにこの

          パーパス・ブランディング の 大きなメリット

          幸せなチームづくり と ブランディング

          「働き方改革」という言葉が聞かれるようになってからずいぶん時間がたち、組織運営に「幸せ」という観点を取り入れる試みが多くの企業で進んでいます。なぜかというと、従業員を幸せにした方が、確実に業績も上がるということが証明されたからです。 「人が幸せな状態にあると生産性が高まる」という研究結果が出ています。 米イリノイ大学のエド・ディーナー教授らの論文によると、主観的幸福度の高い人はそうでない人と比べ、生産性は31%、創造性は3倍、売上は37%高い傾向にあることが解りました。 A

          幸せなチームづくり と ブランディング

          シニア世代 と SDGs

          SDGsの認知度はシニア世代で8割超、20代よりも意欲的! 興味深いタイトルを見つけました。 そして、SDGsに関する取り組みとしては、60代以上のシニア世代の方が行っている割合が高いことがわかり、特に70代の方は、既存のものを活かす意識が高い傾向にあるそうです。この記事を見て、なるほど、確かに!!と思った訳です。 日本人は、古来より「もったいない」精神で様々な工夫をしながらモノを大切に長く使用してきました。しかしながら、大量生産、大量消費の社会が続いた現代の日本にあって

          シニア世代 と SDGs