転職を考える
仕事楽しい?という質問への、silentの主人公、青羽紬のセリフが刺さる。
社会人になってから、仕事どう?と聞かれることが嫌だった。
理由はたぶん色々あって、第一希望の会社じゃないからとか、純粋に仕事のことで話せるほどのことがないからとか。
前にテレビを見ていて、仕事選びの軸に、「できる・できない」「やりたい・やりたくない」の4つの軸があげられていた。そしてこの中では、できるけどやりたくないことを仕事にするのが良いのだそうだ。
今の仕事は、わたしにとって、「できなくて、やりたくない」ことだと思う。
周りの人から見てできないと思われているかはわからないけど、自分の感覚としてできない。そして意欲も湧いてこない。
決して上手くはいっていない就職活動のなかでもきちんと選んで入った会社だし、周囲の人にはずっと恵まれている。それに、何か特別嫌なことがあるわけでもない。
けど、どうしても「できなくて、やりたくない」の枠を超えられない。
最近同級生で新卒入社した会社を辞めたり転職をしたりする人が増えてきた。
ある人は、私と同じくやりたくなくてできない仕事をとにかく辞めることを選んだ。
またある人は、仕事以外の明確なやりたいことのために退職を決めていた。
また別の人は、行きたい業界があってそこに転職した。
どの決断もそれをできるのは強さだと思った。
転職を決めた人と会うたびに、自分はこのままでいいのかなと悩む。
冒頭のセリフのように、仕事だから、お金をもらっているから、楽しくなくていいと割り切れるならそれで良い。
でもどこか仕事に充実感を求めてしまう節もある。
仕事というのはどうしてこうも難しいんだろう。
でも最近、上司の言葉ですこし心が楽になってきた。
「朝起きて今日は70%くらいだと思ったら70%なりの頑張り方をすれば良い」
もちろん毎日70%ではダメだろうけど、これまで毎日ちゃんと頑張らなきゃと思って過ごしてきていたんだと気づいた。
その日はその日の頑張り方で、もう少しやってみようと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?