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「雨模様の早朝散歩」23 09 18

   朝4時。外からは穏やかな雨音が聞こえていた。

    今日の早朝散歩は中止かな?

  そう思っていたら、いつの間にか雨がやんでいた。

     では、出かけることにしよう。

(5時28分)

    我が家から20メートルほど歩くと、
     こんな階段が待ち受けている。
   僕は、高台へと続く坂道の途中に住んでいるんだ。
     上り坂を歩くっていう手もあるんだけど、
     大腿筋を鍛えるために、階段を上ることにしている。
       全部で57段。ほど良い筋トレ効果が得られる。

    階段を昇り詰めると、見晴らしの良い場所に出る。

(5時31分)

    天気の良い日は桜島が望めるんだけど、
      今日は、街の灯りだけが目立つ。
    ぼやけた空と、浮かび上がる街並みが幻想的だ。

(5時35分)

          雨上がりの坂道。
        街灯に照らされて輝いている。


(5時36分)

     Y字路に挟まれて児童公園が見える。
      僕は、ここを2番目の桜島ビュースポットにしている。

(5時37分)

     今日はこのとおり、曇り空しか見えない。

    薄明かりに浮かび上がる竹林の風情を楽しむことにしよう。

      (5時38分)

       さらに坂道は続く。
    ここは、昭和40年代に、山を開いて造成された町なんだ。

     街灯の明かりを跳ね返すマンホールの蓋。
   どういう訳だか、僕はそれを画面に入れるのが好きだ。
    手前にそれが写り込むと、写真全体に親しみが漂う。
     試しに、マンホールを手で隠して見ると、
         ずいぶん感じが変わるのがわかると思うよ。

(5時42分)

  雲が空全体を覆っているので、街灯を背にした自分の影が、
    こんなにくっきり見える。

    このゆるやか坂を上り詰めると、
      この辺りで最高のビューポイントが待っている。
    今日は、桜島は見えないだろうけど、
      どんな写真が撮れるだろう?

   そんなことを考えていたら、
     そこまで行き着かないうちに、ポツリぽつりと、
       上空から雨粒が落ちてきた。
   少しぐらいだったら、濡れたって平気だ。

      と思っていたら、この雨はどうもせっかちなようで、
      どんどん雨脚が強くなる感じだ。

    今日はここであきらめて引き返すことにしようか・・・

      坂道を下っていると、このいたずらな雨は、
    僕を全身ずぶ濡れにしてしまった。

    見るも無残な姿で家にたどり着き、
          すぐにバスルームに飛び込んだよ。

      そんなわけで、なんだか笑える楽しい朝となりました。

        まあ、こんな日もあるさ!

      と・・・、
    マジシャンめどうはつぶやくのであった(笑)



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