マジシャン めどう

メンタルマジシャンです。 ステージ上で、あなたの心に語りかけます。 元ミュージシャン。…

マジシャン めどう

メンタルマジシャンです。 ステージ上で、あなたの心に語りかけます。 元ミュージシャン。音大出たあと長野県で音楽制作などをしておりました。 そして、今では謎のメンタリスト。 ①メンタルマジック、②文章作品、③音楽、 「マジシャンめどう」は、この3点セットで成り立っております。

マガジン

  • シンクロニシティ&夢日記、そして単なる面白い偶然

    シンクロニシティ&夢日記など 単なる面白い偶然も含む

  • ショートエッセイ集

    短いのばかりをまとめてみました。お気軽にどうぞ!

  • 音楽に寄せて

    ジャンルフリーで好き勝手に色々と・・・

  • 笑ってみたいときのために

    笑ってみたいときのために

  • めどうの体験小説

    2歳の頃からの様々な体験を記したものです。

最近の記事

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「自己紹介」

   「めどう」っていう名は、いわゆる芸名なんだけど、    マジシャンとして活動するとき以外でも、    普通に通名として使ってる。    リアル空間で自己紹介するときは、こんなふうに言ってる。   「めどうです。戸籍には別な名前が記載されてるんですけど、    そっちが偽名で、   『めどう』が本名です。   戸籍名は、今では病院と役所でしか使っていません。   知り合いもみんな『めどうさん』って呼んでくれてます。     よろしくお願いします。」  名前の由来な

    • 「掴みどころのない夢」

       荒れ果てた上り勾配の山道。30歳前後の自分が、鬱蒼と下森の中、草木をかき分け進んで行く。  少年時代を過ごした鹿児島市常盤から原良に向かう50年前のままの山道のようだ。  当時実際に目にした光景とは別世界のように荒れ果てている。崩壊による極端な段差、倒れた竹や繁茂した雑草、蛇のように伸びた蔓などが覆いかぶさり、一歩進むのにも足場に迷いしながら遅々として進まない。  道なき原生林の奥に、家族と共に住む新居がある。そこには最近引っ越してきたばかりだ。亡くなったはずの母がまだ存

      • 「4月13日の日記より」

         ラジオをつけっぱなしにしながら本を読んでいたら、突然「恐喝爺さん」という商品の宣伝が聞こえてきた。 「なんじゃこりゃ??」  そう思ってよく聞くと、クレアチニン値がどうとかと言っていたので、どうやら腎臓の薬らしいことがわかった。  よくよく聞くと「キョウカツジンサン」と言っている。日本生薬漢方「強活腎散」の宣伝だということが判明したが、その後アナウンサーが商品名連呼するたびに、どうしても「恐喝爺さん」と聞こえて笑ってしまった。

        • 「ある雨の日のひととき」

           年金振込日。食材買い出しのため、雨の中傘を差しつつ郵便局経由で天文館まで歩いた。4.5キロメートル約1時間。イワシやサバなどの生魚は、この辺りだと、あけぼの天文館店が最も品揃え豊富で安価なので・・・  買い物を済ませ、帰りは路線バスに乗ろうと思い、天文館バス停に行き時刻表を確認すると、次の便までの待ち時間が約1時間。徒歩で帰るのに要する時間と変わらない。いっそのこと歩いて帰ろうかとも思ったが、買った荷物で重くなったリュックを背負っての城山越えは、楽ではない。しばらく迷った

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        • シンクロニシティ&夢日記、そして単なる面白い偶然
          14本
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        • めどうの体験小説
          63本
        • 早朝ウォーキング ~ 日の出・桜島・空・雲
          34本

        記事

          「近況」

           先週の土曜日、現在住んでいる明和5丁目の公民館(親和会館)でお花見会が開催された。  内容は、マジシャンめどうのトークバラエティショー。マジックあり、クイズあり、歌あり、ゲームありの1時間半(1時間の予定がついつい長引いてしまった)。  この2年ほどで、人前でお話する楽しさを覚えてしまい、またの機会が待ち遠しいよ。

          「天文館雨景 ~ 光の中で」

                  光る路面              傘を片手に          行き交う人々・・・        それそれの胸に・・・        様々な想いを抱いて・・・

          「天文館雨景 ~ 光の中で」

          「3月になったね」

           町内会の寄り合いに参加して、ひな人形の折り紙を楽しんできました。  折り紙なんて、いつぶりだろう?  折り紙の角と角を合わせて折りたたんでいると、こどもだった頃に戻ったような気分になったよ。  童心に返るって、なんだか心地良い!  そう思えたひとときでした。  ※本日制作の2作品    ⇩

          「3月になったね」

          「私の好きな小路」

           好きな町、好きな店、好きな絵、好きな音楽・・・  好きなものがたくさんある。  そんな中に「好きな道」っていうのもある。  今住んでる町は、鹿児島の中心街まで車で15分、歩くと1時間。  甲突川沿いを逆方向に歩くと、30分ほどでのどかな風景が目に映る。  なかでも好きなのが、この小路。  

          「私の好きな小路」

          「春よ来い!」

           2月の桜並木は、寒々として見えるけど…  枝先をよく見ると…      新芽が出てる         春よ来い!           早く来い!

          「近況」

          「誕生日前祝」 同い年のご近所さんが、1か月早い誕生祝をしてくれました。 店のほうでも素敵なキャンドルを準備してくれたよ。 プレートの中に「68」という数字が見えるけど、それが僕の新年齢です。   アラ古希って、ホントにホントかよ??

          「自己紹介」を改編しました。

           最初の自己紹介を投稿してから5か月近くが経過し、当初「書く予定」だったものを次々と投稿し、事情がかなり変化したため、一部書き直すことにしました。  その後、発表した作品へのリンクも貼ってあります。  よろしかったらお目通しくださいませ。

          「自己紹介」を改編しました。

          「自己紹介(その3)鹿児島弁で喋ってみました」

           3年前にfacebookにアップロードした動画です。  僕は関東での生活が長かったため、いつもは標準語で喋っているのですが、このときは、意識して鹿児島弁のイントネーションで話しています。  ただし、単語は「鹿児島弁」ではなく、イントネーションのみの「鹿児島訛り」、地元で言うところの「からいも標準語」です。 https://www.facebook.com/yoshifumi.maeda.566/videos/2783515785233194

          「自己紹介(その3)鹿児島弁で喋ってみました」

          「アトムの人形 ~ 4年前の日記より」

           令和2年 2月24日 月曜日 振替休日  ほんのさっきまで、今日は普通の月曜日だと思っていた。TVで「連休最終日」と言っていたので確認してみたところ、昨日が天皇誕生日だったことを知った。  今上天皇とは、歳が近い。  僕が幼かったころ、徳仁天皇も幼かった。  その昔、浩宮様のことを心底羨ましく思ったことがある。  TV番組で、東京タワーにて開催された鉄腕アトムに関するイベントのことが報じられていた。その催しを宮様が観に行かれ、終了後、使用されたアトムの人形をプレゼントさ

          「アトムの人形 ~ 4年前の日記より」

          「ト音記号 ~ 4年前の日記より」

           2020年1月8日  今日は、よく歩いた。合計2時間48分。  バイク故障のため仕方ない。  書類を受け取るために立ち寄った医療センターで、新聞読もうと思ったら、テーブルに輪ゴムが落ちていた。  ト音記号みたいで可愛かったよ。          **  **  **  **  パソコンのデータの中から、この日記が出てきて、内容もそうだけど、添付されていた縦長の画質の粗い写真が、懐かしかったなぁ~!  この頃は、ガラケーとスマホの中間タイプで「ガラホ」と呼ばれる2つ折り

          「ト音記号 ~ 4年前の日記より」

          「レッスンの想い出 ~ 結婚式に招かれて*その2」

           長野市のレッスン室に、社会人の女性がピアノを習いに来ていた。  どんな仕事をしてたかは覚えてないけど、草食動物のような、優しい丸い目をした20代そこそこの小柄な女の子。  講師資格を取りたいとかの具体的な目標はなく、趣味目的で、いつもポピュラー曲を1曲練習してきて、楽しそうに弾いていた。  仕事やプライベートなどには一切触れなかったので、具体的にどんな日常を送っていたかは知らないけれど、ファッションやメイクはナチュラルでシンプル。派手さはないんだけど、地味という感じもなく、

          「レッスンの想い出 ~ 結婚式に招かれて*その2」

          「レッスンの想い出 ~ 結婚式に招かれて」

           放送大学「心理学概論」を見ていたときに思った。講師の森津太子さんの目元が、誰かに似ている。  しばらく考えていて、思い当たった。  長野県上田市に住んでいたころのこと。某音楽教室の音楽教室講師を目指すコースにピアノを習いに来ていた短大生。  その後、講師資格を習得し、無事に講師として採用された。  数年後、そんな彼女が、自分の結婚式に僕を恩師として招待したいと言ってきた。  「え? 僕よりも、誰か別な方がいいんじゃない? 短大の先生とか」             

          「レッスンの想い出 ~ 結婚式に招かれて」