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第3回 「僕の好きな映画④-鈴木裕之編-」

前回の「僕の好きな映画③ -ヨシカワショウゴ編-」に続き、今回は「僕の好きな映画④-鈴木裕之編-」をお送りします。

前回放送「僕の好きな映画③ -ヨシカワショウゴ編-」はこちらから!↓

今回もお相手は、DJのMIGHTY MARS、イラストレーターの鈴木裕之、デザイナーでベーシストのヨシカワショウゴ、大工の中村信彦の4人です。
今回で第3回目のテーマ「僕の好きな映画」は最終話。
ロビンソンの庭」、「ターミネーター2」、「闇・光・闇」に続き、最後はどんな作品が飛び出すのか!?鈴木裕之がフェイバリットな映画作品を紹介してくれます。
それでは「めっちゃエイリや〜ん」スタート!


アンビエントとしての映画

MIGHTY : はい!めっちゃエイリや〜ん「僕の好きな映画」、最後は鈴木裕之さんの一本でございます。

鈴木 : 今回、順番最後やけど、これはどういう感じで?

MIGHTY : いや、今までと逆にしてみようと思って。色々試してみようと。

ショウゴ : うんうん。

鈴木 : はい、僕の好きな映画は、人生に置いて一番繰り返し見てる映画で、「男はつらいよ」シリーズです。

MIGHTY : 「男はつらいよ」。寅さんシリーズですね。

鈴木 : うん。映画の内容がどうとかそういうのじゃなくて、自分にとってのアンビエントみたいな。

MIGHTY : 癒し?

鈴木 : も、あるし。なんか作業中とかに付けながら絵を描く。

一同 : へー。

MIGHTY環境音楽(笑)。

鈴木 : 環境音楽。そう(笑)。内容とか云々じゃなくてアンビエント。
あと、女房と結婚する前からも明日仕事休みの時とかに合い言葉みたいなので「とらみよか」っていうのがある(笑)。
休みの前の日とかに「とらみよか」(笑)。

MIGHTY : 笑

鈴木 : なんかそういうワクワク感がある。内容はまぁ置いといて。なんか始まり的な。

MIGHTY : なんなんやろ?それは映画全体に流れる空気的な感じなん?

鈴木 : なんやろね?別にそんな「ブルースブラザーズ」みたいなワクワク感でもないけど・・・なんなんやろ?

MIGHTY : 俺自体は寅さん見た事無いねん。最後まで。

ショウゴ : ちなみに僕もないで。

中村 : 俺も何作かしかないなぁ。

鈴木 : 僕もそうやってん。親とかが見る感じでさ。ずっと嫌いやってん。

一同 : うん。

鈴木 : けど、専門学校出て、無職で、自律神経もやられてる様な時期に。

一同 : 笑

中村 : 歩きまくってたときやんな?(笑)

鈴木 : そう。なんとなしに、寅さんを見てみたんよ。
1作目は1969年の作品やねんけど。見てみたらすごいフィットして。
そっからなんかハマったかんじなんかな。荒んだ精神のカンフル剤っていうのかな?

MIGHTYヒーリング的な感じなんかな?

鈴木 : そう。ほんまにヒーリング・・・ゆっくりするパーティー(笑)。

ショウゴ : めちゃくちゃ出てるよね。何作でてるん?

鈴木 : 49作かな。

MIGHTY : すごいね。

ショウゴ : それ映画?2時間を49作?

鈴木 : 正月とかに毎年やってた感じ。

一同 : あー、そうかー。

鈴木 : けど、作品的に面白いのっていうたら1作目とかぐらいになってるけど。

MIGHTY : 第1作目って妹が結婚するやつじゃないの?

鈴木 : そう。さくらが博(ひろし)と結婚するやつ。あとはもう惰性というか、人気出たから毎年続けてる様な感じやと思うねんけど。

MIGHTY山田洋次監督やね。

鈴木 : そう。

MIGHTY : 俺好きやけどな。「釣りバカ日誌」とか見てたな。「学校」とか。

鈴木 : 「学校」は、ばりばり左翼テイストの。

ショウゴ : 笑

MIGHTYヒューマニズム。完全なるヒューマニズムを描いた(笑)。

鈴木 : けど、山田洋次っていう映画監督に対しての知識も無いし。映画自体そんなに面白いとは思わへんねんけど。寅さん以降の「家族はつらいよ」とかさ。
けど、渥美清っていう俳優のモンスター性と第1作目やったらおいちゃんとかも森川信っていう俳優がやってて。

MIGHTY : あ、違うんや?

鈴木 : 三回変わってるねん。森川信の良さもあるしそれ以降変わっていく2代目、3代目の良さもあるねんけど。やっぱり最初のおいちゃん(森川信)の破壊力とかの方が良いかなって思う。渥美清に匹敵するようなモンスター感がある。

鈴木 : けど、まぁそれ観て自分が変わったとかは無い(笑)。

一同 : 笑

鈴木 : 無いねんけど。アンビエントとしての「ながら映画」。なんかしながら、作業しながら、ファックしながら。

一同 : 笑

MIGHTY : ファックしながら見るの(笑)?

鈴木 : (笑)酒飲みながらとか、そういう「ながら映画」。

MIGHTY : 安心する感じやな。

鈴木 : だから、ずっと未だに明日仕事休みやっていう時に「とらみよか」。

一同 : 笑

鈴木 : 「お・も・て・な・し」っていうのがあるように「と・ら・み・よ・か」ってのがある感じかな。

ショウゴ : 笑

鈴木 : 細かく拾っていったら色々あるねんけどさ。色んな回があってさ。発言とかも面白かったりして。

中村 : 時代とかもその時々によって特徴があるん?

鈴木 : うん。やっぱりさ、90年代とか、シリーズ後半とかになってきたらさ、吉岡・・・何やったっけ?あの俳優・・・「北の国から」の。ネチャネチャした。

一同 : あー(笑)

中村 : じゅん?

鈴木 : あいつ。陰気な男。あいつがメインになってくるねん。

MIGHTY : そうなんや!へー。

鈴木 : 寅さんが、ネチャ(吉岡秀隆)の恋路のサポートする役割になってくる。

一同 : 笑

MIGHTY : 渥美清も、もう元気が無くなってきた感じやな。

ショウゴ : しんどい。

鈴木 : そうそうそう。病でさ。
寅さんて、もうテンプレートみたいなんがあってさ。
旅して、恋して、ふられるみたいな(笑)。

MIGHTY : 定番の(笑)。水戸黄門みたいな感じやな。

一同 : 笑

鈴木 : そうそう。それに従って進んでいく感じ。ほんで、後期はネチャ(吉岡秀隆)が覆い被さってくる感じ。

MIGHTY : 笑

鈴木 : けど、面白い回とかもあってさ。武田鉄也木の実ナナが出てくる回があって、武田鉄矢が田舎のめっちゃ顔でっかい青年みたいなんで出てくるねん。年がら年中恋してて。

鈴木 : で、武田鉄矢が寅さんにシンパシー感じて付いていくっていう話があって。
なんか知らんけど、武田鉄矢が現れる度に尺八と口琴の音が流れるねん。

一同 : 爆笑

MIGHTY : テーマソング(笑)。

鈴木 : そう(笑)。出る度にさ、「ブォー」って尺八と口琴の音が流れるとかさ、ちょいちょい拾っていったら面白い事があるねんけど。
でも僕にとって人生において寅さんの言葉がどうとか、そんなものは何も無い。

中村 : 笑

MIGHTY : 教訓的なものは無いと(笑)。

鈴木 : ただ、専門学校でて、無職で精神がちょっとヤバい時とかに助けてくれた感じとか、今も絵を描いてる時とかにずっと横で鳴ってる感じ?

一同 : うんうん。


繰り返しの安定と安心感+狂気の魅惑

MIGHTY : けど、鈴ちゃんの今描いてる絵の世界観に近いよね。

鈴木 : あー、牧歌的な感じ。

ショウゴ : あー、ホワッとしてるね。

MIGHTY : うん。朗らかというか、ほんわかしてる感じ。

鈴木 : そういうゴテゴテした時期を経て、それはあるかもしれんね。

MIGHTY : 出会った当時からよく言うてたもんね。「男はつらいよ」のことは。

ショウゴ : 笑

鈴木 : なんかああいう大衆的なものに向かっていくんかな?表現とかも。

ショウゴ : 最終ね。

MIGHTY : けど、寅さんもめちゃくちゃアウトサイダーやん。

鈴木 : あれヤクザやもんね。いうたら。

MIGHTY : ね。設定としては瘋癲やしさ。アウトサイダーやね。

ショウゴ : 謎やろ。

MIGHTY : うん。謎の男。

鈴木ミスフィッツであり。

MIGHTY : 完全にドロップアウトしてる男やからね。

鈴木 : そうやんな。現代の日本では絶対に生きられへん人物ではあるよね。

MIGHTY : けど、すごい楽しく生きてるし、違う価値観で、違う世界を生きてるって感じなんかな。

鈴木 : うん。年がら年中恋して。

ショウゴ : ドロップアウトして。変な奴やね。

一同 : 笑

鈴木 : 中村君は、この4人の中では一番寅さんに近い感じなんちゃうかな?

中村 : そうかな?俺一番まともちゃう?

MIGHTY : 笑

鈴木 : あーそう?社会的に(笑)?

中村 : うん。まともはまともやと思うで。

ショウゴ : えー!?

一同 : 笑

中村 : けど、じいさん、ばあさんってみんな寅さん好きやん?なんでやろな?

ショウゴ : なんでやろ?

鈴木 : やっぱり繰り返されるからちゃう?水戸黄門みたいに同じ事が。時代劇とかも変わらへんやん?変われへんものに持つ安心感。

MIGHTY : 日本人がよく持つ。なんやったっけ・・・?
変化を望まないバイアス(現状維持バイアス)。

鈴木 : 一番良くない風潮。「サザエさん」とかも。

MIGHTY : 「ドラえもん」も毎週やもんな。

中村 : 落ち着くんやろね。

MIGHTY : うん。安心してみれる。

鈴木 : それに似た感じで、僕は「ツインピークス」も好きやねん。

一同 : あー。

鈴木 : 「ツインピークス」も「サザエさん」とかに近い感じする。

MIGHTY : まったりやもんな。確かに。

中村 : ずーっと一緒やもんな。

鈴木 : けど狂気やんか。寅さんにも同じ様な匂いを感じてるんかもしれへん。

MIGHTY : アウトサイドの要素がある感じ。

中村 : 「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」とか?あれもずーっと一緒やん。

MIGHTY : 「こち亀」もそうやな。よう考えたらヤバいよなあれ。両津寛吉の狂気(笑)。

中村 : おかしいあれ(笑)。

鈴木 : だから作品に関して語れるようなあれではないけど、見てる回数もすごい多いし、寅さんに関しては。

MIGHTY : 休みの前の日観るんやったらだいぶ多いよな(笑)。

鈴木 : だってディアゴスティーニ的なやつでさ、寅さんのPART1から最後までDVDマガジンで出てて。

中村 : 全部持ってんの?

鈴木 : 持ってて。

一同 : えー(笑)!

鈴木 : だから1から次出るまで間、1をずーっと観て。

一同 : 笑

中村 : ファイルも全部持ってるん?

鈴木 : 全部ある。けど、俳優の名前がどうとか詳しくは知らへん。

中村 : ああいうディアゴスティーニとか何冊目くらいから惰性で買い始めるん(笑)?
49話って、、、10話くらいまでは楽しくて買うけどさ。

鈴木 : 最初とかは安いねん。だんだん高なる(笑)。

一同 : 笑

中村 : そんな商売!

鈴木 : けど、普通にDVD買うよりは安いと思う。

中村 : あー、1000円前後か。

MIGHTY : ああいうの買った事ないわ。ディアゴスティーニ。

中村 : 俺も無いな。

ショウゴ : 僕は「マーダーケースブック」。

一同: あー!

MIGHTY : あれはちょっと惹かれたな。確かに。

ショウゴ : あれ何冊か持ってた。

中村 : そういう商売ヤバいよな。面白い。

MIGHTY : うん。面白いね。最後コアなファンには高いもん売りつけるっていう(笑)。

鈴木 : けど、ああいう組み立てロボットとか最後まで作れた人おるんかな?

中村 : あれ、人気無かったら途中で終わるっていう話聴いた事ある。

MIGHTY : そうなん!?

ショウゴ : 最悪やん。

中村 : そう。だから途中の人とかもおるんちゃう。

ショウゴ : えーどうすんの、嫌やそんなん。

鈴木 : 寅さんも全部買ったけどさ、Netflixとかamazonとかで今観れてまうねん。

一同 : あ〜。

ショウゴ : でもいつ無くなるかわからんしな。所有物として。

MIGHTY : うん。モノで持ってたらね。

中村 : あれも、資料とか付いてるやん?それも見れるから良いよね。

鈴木 : まぁでもあんまり、どうでも良い資料や(笑)。

一同 : 笑


ノットシリアス 寅さんの隠れた影響

鈴木 : なんなんやろなぁー、寅さんはずっと付きまとってる感じやねん。

MIGHTY : 笑

中村 : 例えば描く絵の中でさ。寅さんのワンフレーズが入るとかさ?

鈴木 : 無いねん。

中村 : 無いんや(笑)。

MIGHTY : けど、鈴ちゃんの絵との共通点は、何となくわかるけどなー。なんかこうシリアスになりきれへん感じというか。

鈴木 : あー。

MIGHTY : シリアスな問題でもシリアスになれへんねんな。すごい状況的には厳しいねんけど普通から見たらさ。

鈴木 : そういう戦争とか起こりそうな不安感を拭ってくれるモノかもしれんね。

MIGHTY : そうかもね。

鈴木 : 世の中ドンドン悪い方向に行ってるけど、寅さんを再生する事によって平和が訪れる(笑)。

一同 : 笑

鈴木 : その時だけの(笑)。

MIGHTY : そういう作品やんな。

鈴木 : なんか蚊とかハエみたいな感じでずーっと上の方で付きまとってる(笑)。
そんな感じの作品や。

MIGHTY : くるくる回ってる(笑)

鈴木 : だから繰り返し見る作品ていうたら「男はつらいよ」。

中村 : 特に何話を観てるの?第1話やっぱり?

鈴木 : 1作目に全てが集約されてるねんけど、その時々で良いのが変わるというか。ビールでもアサヒがよかったりサッポロが良かったりする様な感じで後期が良かったり、中期が良かったり。

MIGHTY : その時々によってハマる話が変わるんや。

鈴木 : うん。フィーリングがあって。

中村 : 寅さんの1作目って白黒?

鈴木 : ちゃうちゃう。ドラマ版は白黒なんかな?

中村 : ヘー、ドラマもあるねや。

鈴木 : 最初テレビドラマで始まって、沖縄で寅さんがハブに噛まれて死ぬねん。最終。

MIGHTY : へー!

鈴木 : ほんで、すごいクレームが入って、そっから映画がスタートしたみたいな。

一同 : へー。

中村 : 寅さん死んでんねや!

鈴木 : 映画も1作目で終わるつもりやったけど、人気が出てダラダラと。
何でも惰性じゃないかもしらんけどさ、続ける事も大事やけど継続と持続とは違うというか。
安定というので続いてしまうと意味合いが変わってくるというか。

MIGHTY : うんうん。まぁね。

中村 : 寅さんってあれ?時系列的に49作あるけど、49作分、時間が動いてるの?作品の中で。

鈴木 : だって満男(吉岡秀隆)っていう博の子どもが大きくなるし。

中村 : 「北の国から」みたいに子どもから成長していくみたいなそういう感じやねんな。

鈴木 : 最後それがメインみたいになってくるからね。ネチャ(吉岡秀隆)が。

一同 : 笑

鈴木 : けど、繰り返し観る映画ってあるよね?

ショウゴ : あるある。

鈴木 : 「シャイニング」とか観るよね。

一同 : ・・・

MIGHTY : 「シャイニング」は観いへんな。疲れるわ。

中村 : 何回かしか観てない。

鈴木 : あと「悪魔のいけにえ」とかさ。テキサス・チェーン・ソーマサカー。あれ観るよね?

一同 : ・・・

ショウゴ : 観いへん(笑)。

鈴木 : あれ(笑)!?

ショウゴ : 僕はドラマやね。

中村 : え?「101回目のプロポーズ」?

ショウゴ : いやいや「ブレイキングバッド」。

一同 : あー!

中村 : あれは、かけっぱなしやろ。

ショウゴ : 6周観てる。

中村 : 「ウォーキング・デッド」とかもそうやもんな。

MIGHTY : 子どもの頃とかは何回も観たけどな「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか。

ショウゴ : あー、子どものときはな。

鈴木 : それこそシュワルとかね。

MIGHTY : うん。何回も観る。大人になってからは無いかなぁ。

鈴木 : アツミも観るもんね?

ショウゴ : 笑

鈴木 : 顔面と発言のニュアンスとかに面白みがあるよね渥美清は。

MIGHTY : うん。キャラクターやね。

中村 : 渥美清ってあれ以外に出てるの?全然知らんねん。

鈴木 : 「八墓村」。

中村 : あ!そや!金田一(金田一耕助)や。

MIGHTY : けど寅さんのイメージが強すぎる。何やっても寅さん。

中村 : 強すぎるな。

鈴木 : 本人も嫌やったと思うけどな。

ショウゴ : 何やっても無理やろね。あれしたら。

MIGHTY : あれだけやってたらな。大ヒット作やもんな。
元々は浅草の芸人さんやんな?

鈴木 : そうそう。

中村 : 「裸の大将」とかさ。誰やったっけ?

鈴木芦屋 雁之助

中村 : あの人とかもそれしか知らんし。

鈴木 : 寅さんにも出てるねん。

中村 : 出てんねや!

鈴木 : でてるでてる。大阪編でてるねん。

中村山下清の役で?

鈴木 : 宿のおっさんとして。マザコンのおっさん役で。

中村 : あの喋り方じゃないんや(笑)。

鈴木 : 寅さんてお寺の御前様の役に笠智衆とか、小津安次郎作品の俳優とかが出てたり、ラインナップが名立たる俳優がそろってる。

鈴木 : けど、まぁ作品がどうとかはわからない。

一同 : 笑

鈴木 : 僕にはわからない笑

ショウゴ : 「ターミネーター」と一緒。

一同 : 笑

鈴木 : 雑な扱いでいうと(笑)。

中村 : 括りは一緒(笑)。

鈴木 : 僕にはわからない(笑)。
ターミネーター」もわからないし、「男はつらいよ」もわからないけど、「ターミネーター」のセックスシーンも印象に残ってるし、寅さんもずっと横に居る感じ。

中村 : 寅さんのセックスシーンはないん?

鈴木 : ないねん。

MIGHTY : そんなん無いでしょ。

中村 : 子ども作るとかも無いの?40作以上あって。

鈴木 : 誘われるのはある。いしだあゆみに。

ショウゴ : 誘われる(笑)。

鈴木 : 全然ふられてばっかりではない。

MIGHTY : そういう時は寅さんは断るの?

鈴木 : そう。逃げてまう。

MIGHTY : 逃げてまうんや。来られたら。

鈴木八千草薫が「結婚してもいい。」っていうのをさ。腰が引けてもうて。

MIGHTY : ビビってまうんや。

中村 : あかんねや(笑)。

鈴木 : 「馬鹿いうんじゃないよ!」って。

一同 : 笑

MIGHTY : そこがええとこやな。

ショウゴ : ええな。

中村 : もてたらあかんわな。最終回だけやなそんなんできるんわ。

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MIGHTY : はい!第3回「僕の好きな映画」終わりましたが、どうでしたか(笑)?

中村 : どうでしたか?鈴木さん。

鈴木 : 私は、よくわからない。

一同 : 笑

鈴木 : 全てにおいてよくわからない(笑)。

MIGHTY : はい(笑)。次回4回目は、ゲストを呼んでやりますので、乞うご期待という事で。
そんな感じですかね?今日は。

中村 : うん。映画はやっぱり難しいな。批評する人が多いから。

鈴木 : いや、我々は批評じゃない。

MIGHTY : うん。この番組は批評じゃないよ。

鈴木 : どんだけ好きか。

MIGHTY : うん。どれだけ好きかという事を言う番組ですから。
カルチャーラジオですからね。そこの所よろしくお願いしますよ。

中村 : はい。。。

一同 : 笑


ー 「めっちゃエイリや〜ん」第3回目は、「僕の好きな映画」をそれぞれ好き放題語ってみました。いかがだったでしょうか?
皆さんからのご意見やご感想、メッセージも随時募集しております!
是非メッセージをください。励みになります!

eiliyanradio@gmail.com

次回、第4回めっちゃエイリや〜んのテーマは「ライブ」!
初のゲストを迎えての放送になります。乞うご期待!

Mixcloudでは、めっちゃエイリやーん第3回「 僕の好きな映画-鈴木裕之編-」のラジオ音源をお聴きいただけます。
併せてどうぞ!↓