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【読書】伊藤亜紗(著)『記憶する体』〜『感性で読む西洋美術』に寄り道〜

伊藤亜紗(著)『記憶する体』を、読んでいるところです。この本とは、東京都大田区にある「葉々社」という本屋さんで出会いました。いつもは著者紹介のところも確認して本は購入するのですが、この本は何故かあまり気にしなかったのです。読み進めていくうちに少し気になり、著者紹介を見てみると、前に読んだことのある『どもる体』の著者であることが分かりました。

この『どもる体』も、非常に興味深い内容でした。表紙のデザインに書かれている「しゃべれるほうが、変。」という言葉が印象的です。考えてみれば、人間のやっていることは、他の動物から見れば変なことばかりです。車を運転したりゴルフをやったり、こうやって文章をキーボードで打っていること自体が、とても変なことです。

さらにネットで伊藤亜紗さんを調べてみると、『感性で読む西洋美術』という書籍も出版されていました。『記憶する体』や『どもる体』とは全くジャンルが違うので、別の人物かと思ったのですが、伊藤亜紗さんの専門は美学、現代アートとなっていたので納得です。

『感性で読む西洋美術』は、Kindleで249円(期間限定)で販売されていたので、即購入しました。少し読んでみたのですが、最初の方のページには代表的な西洋画がカラーで掲載されており、西洋美術の基本を学ぶには、非常に分かりやすい内容になっています。


こんなことをして寄り道をしていると、読書がなかなか進みません。
しかし、寄り道ほど楽しいことはありません。小学生の頃、学校から家に帰るまでの寄り道が大好きでした。それは大人になっても変わらず、旅行に行っても、ついつい寄り道をしたくなります。この癖が読書でも出てしまうようで、寄り道から本命の本に戻れなくなることが度々あります。時には、1年以上戻れなくなることもあります。それくらい、読書は自由でいいのではないかと思うのです。


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